【特別企画】
ロックバスター装着! 「ロックマンVR 狙われたバーチャルワールド!!」体験レポート
VR世界に入り込んだDr.ワイリーの野望を阻止せよ!
2020年7月17日 19:30
- 7月18日 稼働開始
- 場所:プラサカプコン 池袋店内「VR-X」
- プレイ料金:1,500円
- ※公式サイトにて事前予約可
カプコンは、プラサカプコン 池袋店内のVR施設「VR-X」にて、VRアトラクション「ロックマンVR 狙われたバーチャルワールド!!」の稼働を7月18日にスタートする。本作は同社の「ロックマン11 運命の歯車!!」をベースに、VR世界をハッキングしたDr.ワイリーとの戦いを体験するVRコンテンツだ。その正式稼働を前に、同施設にてメディア向けの体験会が行なわれた。その体験レポートをお届けしていこう。
平和なVR世界にハッキングを仕掛けてきたDr.ワイリーに対抗するため、ライト博士が開発したVRゴーグルを装着したロックマンがVR世界へと突入していくというストーリーのもと、プレーヤーはロックマンとなり、Dr.ワイリーのメカを倒していく。ゲームは1人プレイのみで、体験時間は約25分だ。
ゲームは主観視点で展開されるシューティングゲームで、コントローラーを持った手にはロックマンの標準武器である「ロックバスター」が装着され、自身がロックマンになった気分になれるはず。ショットはコントローラーを向けた方向にトリガーを引くことで3連射の弾が発射される。またトリガーをしばらく引き続けて放すことで、強力なチャージショットを撃つことも可能だ。
もうひとつ大きなプレイ要素として、「ロックマン11 運命の歯車!!」で導入された「スピードギア」が使える。使用すると周囲の動きが一定時間スローになり、回避などがしやすくなるというものだ。コントローラーを下に向けてトリガーを引くと使用可能で、一度使うと次に使うまでしばらく時間がかかるというルールとなっている。
VR世界を支配したDr.ワイリーのメカ達はあらゆる場所に現われ、プレーヤーに攻撃を仕掛けてくる。プレイフィールドはそれほど広くないが、自身も動くことが可能だ。現われる敵のいくつかは物陰に隠れていることもあるので、自分が動いて攻撃したり、逆に敵からの攻撃を避けたりすることもできる。
またメインビジュアルにも登場している「ブロックマン」もボスとして登場。左右に置かれたブロックに移動しながら、ブロックの塊をこちらにぶつけてくる。ブロックはチャージショットでないと壊せないということも頭に入れて戦っていくと、「ロックマン11 運命の歯車!!」と同様、巨大化して襲いかかってくる。その大きさは見上げるほどで、VRならではの迫力を味わうことができるだろう。
これを倒すと、ロックマンは特殊武器「ブロックドロッパー」を獲得。胸の前に手を構えることでロックバスターの形が変わり、敵のいる場所にブロックを落とす攻撃が可能となる。これを備えて、いよいよ最後にはDr.ワイリーとの対決が待っている。どんなシーンが展開されるかはぜひ、実際に体験してみてほしい。
現地で対応してくれた開発陣の解説によると、本作のポイントは「こちらから攻撃するだけでなく、回避することも重要」だということ。敵の弾は立体視によってこちらに向かってくるのがわかるので、当たる前に体を傾けたり左右に移動したりして回避する。またブロックマンなどの多彩な攻撃は、かがむことで回避できるものなどもある。攻撃は必ず回避する方法があるので、VR空間の中をよく見て対応するといいだろう。
なおプレーヤーであるロックマンにはエネルギーがあり、これが0になるとエディが1度だけE缶を持ってきて回復してくれる。よほどたくさんのダメージを食らわなければ大丈夫だとは思うが、状況によってはゲームオーバーになってしまうこともあるので、特に回避は確実にしておきたい。
このVRアトラクションのオープンを記念し、プレイした人には先着でオリジナルホログラムシールがプレゼントされる。数量限定なので、欲しい人は早めに体験することをオススメする。
なお施設では、新型コロナウイルス感染拡大予防の対策を行なっている。施設や機材や消毒と、プレイ時のVR用フェイスマスク&ビニール手袋の着用を徹底し、安心して楽しめるように配慮している。また、遊びに行くときは万全の体調で臨むようにしたい。