【特別企画】
マッチョな動物たちによる総合格闘技、ファイッ! 「Fight of Animals」先行体験レポート
「簡単な操作×可愛い動物達×熱闘! ! お好きな動物でバトル!超!エキサイティング!」
2019年12月19日 00:00
- 12月19日 発売予定
- 価格:未定
犬や狐、はては海棲生物のはずのシロイルカがキレキレの筋肉で覆われたムキムキボディで殴り合い、ゴリラとカラスが合体事故を起こしたかのような生物がバナナの皮とウ○コを投げる。リスはどこかで見たことのある波動やビーム的なものを飛ばして、猫は当然のように格闘に適した二足歩行となり、持ち前スピードを活かして戦う。生易しい動物などは1匹たりとも登場しない、それが12月19日に発売予定の格闘ゲーム「Fight of Animals」だ。
本作の操作はいたって簡単。難しいコマンド入力などは要求されず、十字キーとボタン4つで操作できる。従来の格闘ゲームの様にコンボやスーパースキルも用意されており、ピンチからの一発逆転も狙うことができる。キャラクターはタイトルからもわかる通りイヌやネコ、キツネやリスなどの動物が登場する。一貫して言えることはどのアニマルも「マッチョ」であるということを忘れてはならない。
今回は6匹の愛すべき動物たちについて語っていきたい。可愛いもの好きの筆者は柴犬がモチーフになっていると思われる「パワーフック犬」にぞっこん。このつぶらな瞳がたまらない。攻撃の際にちょっとのぞかせるお口もたまらん。
メインとなる格闘に関しては、攻撃がヒットした際に「ドコッ」という鈍い音と「POW」という文字が出る。これによりダメージを与えている感触が直に伝わりコンボを生み出すのが楽しくなる。最初はコンボを出すのが難しいが、そんな人のために「アシストモード」が用意されている。そのため、強攻撃や弱攻撃を連打するだけでコンボにつなげてくれるので、初めて一緒に友達などと遊ぶ場合も白熱した試合が楽しめる。
また、いろいろなところに小ネタが含まれている。動物によってはスーパースキルの際の決めポーズがとても凝った作りになっていたり、公園風のステージでは後ろで動物たちが観戦している中、さりげなく「筋肉狐」は1匹だけ砂場に埋まっているところを見ると思わず笑ってしまう。そのほかにも「カラスリラ」は、筋肉の立体感はしっかりと作られているにも関わらず、安っぽいグラフィックスの「バナナの皮」や「う○こ」を投げつける攻撃を見せる。
本作はコミカルな見た目の動物たちを、シンプルな操作で戦わせることのできる格ゲーに仕上がっている。ムキムキのボディからは繰り出される強力な攻撃は、よそ見をしている暇がない。しかしながら動物たちのかわいさに相まる筋肉のビジュアルなど、随所に製作者の愛が感じられる作品となっている。オンラインマッチも用意されているので、自分の好みの動物を見つけて二人三脚で世界中のプレーヤーとしのぎを削って欲しい。
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