【特別企画】
「ドラクエウォーク」、もみじこぞうがいよいよ関東地方にやってきたぞ!
「秋の行楽イベント」は“においぶくろ”で狩るのが吉!? こころやアクセは僧侶向き
2019年11月8日 20:30
- 【秋の行楽イベント】
- イベント期間:11月1日~12月6日
- (関東地方は11月8日15:00~11月22日14:59)
- 基本料金:無料(アイテム課金制)
もみじこぞうがついに関東地方にやってきた! スクウェア・エニックスのAndroid/iOS用位置情報RPG「ドラゴンクエストウォーク」では、11月1日から12月6日まで「秋の行楽イベント」を開催している。こちらのイベントでは、イベント限定のモンスターとして「もみじこぞう」が出現する。倒した数に応じてイベント限定の家具やアクセサリーが手に入る。
とは聞いていたものの、普通に「ドラクエウォーク」をプレイしていても、この1週間、筆者は1度ももみじこぞうを目にする機会がなかった。「なんか特別な場所でしか発生しないイベントなのかもなぁ」くらいの軽い気持ちで放置していた。
ところが、よくよくイベント情報を見てみると、もみじこぞうは期間によって出現場所が変わり、11月1日からの最初の1週間は「北海道、東北ブロック」でしか発生しないとのこと。そりゃ会えないわけだ。
そして筆者が住んでいる神奈川県を含む「関東・中部ブロック」は本日11月8日15時から出現するという。これは近所に狩りにいけるなら是非参加してみたい! ということで早速、もみじこぞうの発生をこの目で確かめるべく、出現ポイントに直行する事にした。
関東地方は各県4~11カ所に出現ポイントが存在
早速公式ページの情報をチェックしてみたところ、地域によって出現エリアの数に差があり、関東圏内の場合、栃木県が最小で4か所、千葉県は最多の11か所も出現するようだ。東京は7か所で、筆者が住む神奈川県をチェックしてみると8か所ものエリアで出現する事がわかった。
その中でも「横浜ランドマークタワー」なら電車でものの数十分で行くことができる。これは是非とも顔を出すしかあるまい、ということで早速横浜ランドマークタワーに向かってみたのだ。
シンボル周辺なら割と多く出没。くれぐれも無断侵入には気を付けて!
横浜ランドマークタワーは神奈川県横浜市の横浜みなとみらいにある高層ビルだ。「ドラクエウォーク」では、神奈川県のおみやげが手に入るご当地クエストの場所にもなっており、ここでクエストを解放してから目的地まで移動する事で、おみやげが購入できる。
最寄り駅はJR東日本の場合、横浜駅の1つ隣の桜木町駅、みなとみらい線ならみなとみらい駅からアクセス可能だが、みなとみらい線は地下鉄で駅も地下にあるため、位置情報ゲームには向かない。今回は桜木町駅から横浜ランドマークタワーに向かってみた。
なお、横浜ランドマークタワー周辺エリアは一般に公開されている場所なので、特に入場規制などはないが、場所によっては入場が有料の場所などもある。ルールを守って正しくイベント参加するよう心がけよう。
横浜ランドマークタワーへは駅を出てすぐに見つかる陸橋を使うことで簡単にアクセスできる。駅到着後に早速周囲の様子を探ってみたが、残念ながら駅前近辺ではもみじこぞうは確認できず。
ところが陸橋を上り、動く歩道を使って横浜ランドマークタワーに近づいていくと、まだランドマークタワーまではほど遠い場所にも関わらず、比較的早い段階でもみじこぞうが出現した! なお、「ドラクエウォーク」の特徴でもある、操作することなく自動で戦闘や回復の壺を割ってくれる「Walkモード」だと周囲の無関係なモンスターとの戦闘が始まってしまい、なかなか目当てのもみじこぞうとのバトルが開始できないので注意が必要だ。
動く歩道の上なら立ち止まってスマートフォンを見ながらでも移動できるので、こちらを使って移動しながら、ついにもみじこぞうとのバトルを開始!
もみじこぞうの強さ自体は大した事がなく、レベル20の戦士の強さがあれば比較的苦労することなく、退治することができた。もみじこぞうのHPは50未満と低く、筆者のメインレベルは52まで上がっているので、正直言って瞬殺だ。
無事退治すると、通常のモンスターと同様、モンスター図鑑173番にもみじこぞうが登録される。モンスター図鑑内の倒した数の設定値は1匹、25匹、55匹、90匹となっている。
イベントミッションのクリアに必要な退治数は最小10からで、10匹退治する事で、自宅に飾れる「もみじのかべ」が手に入る。その後は20匹退治で、「もみじのゆか」、30匹で「もみじのじゅうたん」が手に入り、40匹倒すことで限定アクセサリーの「もみじのピアス」が手に入る。なお、他のモンスターと同様、こころもドロップするので、こころコレクターの人は是非ゲットしておきたいところだ。
退治後は早速、モンスターをARで表示させる「モンスターAR」を使って記念撮影してみた。平らな場所でないとAR表示させられないため、横浜ランドマークタワーを見上げるような形でもみじこぞうを写りこませるような写真は撮れず、ランドマークタワーに向かう途中の陸橋にもみじこぞうを立たせる形での写真を撮った。
カメラからの映像情報を元に実際にその場にいるかのようなリアルな位置に表示させる、ARの仕組み上仕方ないことかもしれないが、もう少し柔軟にモンスターの位置が変更出来たらもっとユニークな写真が撮れると思うので、今後は技術側に寄せるのではなく、もっと遊び心のある位置設定ができるようにしてもらいたいところだ。
イベント限定モンスターは大歓迎! もっと多くの場所に出現を!
今回は横浜ランドマークタワーまでもみじこぞうに会いにやって来たが、神奈川県全体で8か所というのは、ちょっと少ないように感じる。もちろん秋の行楽イベントということで、出現ポイントが行楽地ばかりなのは仕方ないとしても、もう少し多くのポイントに出現してほしかったところだ。
「ドラクエウォーク」のイベントはメガモンスターの出現もそうだが、イベント自体のアイデアは素晴らしいのだが、全体的にイベントで出現するモンスターやオブジェクトが少なすぎる傾向なのが気になっているところだ。現在開催中の「試練の扉」イベントについても、扉ごとにポイント獲得条件が異なるため、より高ポイントを稼ぐには、シンプルに全滅させるのではなく、戦い方に戦略性を持たせる必要があって大変すばらしいアイデアだと思うのだが、肝心の扉がかなりばらけてしまって、なかなか扉に巡り合えないため、扉に挑戦する事ができず、鍵を余らせる事になってしまう。
11月7日のアップデート以降は、扉からちょっと離れていてもアクセスできるようになっており、かなり扉にアクセスしやすくなった。こうした現状の問題点に対して、緊急対応してきた点については評価したいところだが、肝心の扉の数が少ないため、完璧な対応とは言いがたいのが現状だ。
新たなイベントの開催が割と頻繁に予定されているようなので、こうした気になる改善点を克服して、より多くのプレーヤーが継続して遊べる仕組みを提供し続けてほしいところだ。
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