【特別企画】
コラボイベント開催中! 最強の魔女が「D×2 真・女神転生リベレーション」の世界に殴り込み!!
原作リスペクトがハンパじゃない! 「ベヨネッタ」感全開のイベントをプレイ!!
2019年2月18日 14:53
2月14日、セガのアプリゲーム「D×2 真・女神転生リベレーション」内で、待望の「ベヨネッタ」コラボイベントが開催された。“絶頂感がぶっ続く”のキャッチコピーでお馴染みの痛快アクションゲーム「ベヨネッタ」。この作品が「D×2メガテン」とどのように絡み合うのか、両作品のファンとしては発表時から気になっていたところだ。
コラボイベントを数時間プレイして、結論から言ってしまうと、「D×2メガテン」の世界に驚くほど違和感なく「ベヨネッタ」のキャラクターや世界観をうまく落とし込んでいた。「メガテン」ファンと「ベヨネッタ」ファンのどちらも納得できる、こだわり抜かれた本コラボの魅力をお届けしたいと思う。
3Dモデリングからモーションまで、原作のスタイリッシュさを完全再現!!
「ベヨネッタ」という作品の魅力はその世界観もさることながら、やはりキャラクターのカッコよさだろう。メガネが似合うセクシー美女が格闘術や拷問器具、おどろおどろしい大魔獣を使って天使たちを完膚なきまでグシャグシャに蹴散らしていく姿は、初めて見たときは衝撃が走った。かつて見たことがない、全く新しいキャラクター像に1発で惚れ込んでしまった。
今回登場するコラボレーションキャラクターは、原作のメインキャラクターである魔女のベヨネッタとジャンヌ、そして敵キャラクターの能天使ビラブドの計3体。3Dモデリングは、どれも原作を忠実に再現したクオリティの高さ。その中でも1番感動したのがやはりベヨネッタだ。見た目だけではなく立ち姿から攻撃モーション、戦いの中で見せる独特なポージングまで、動きの1つ1つが原作で見たそのままなのだ。天使たちを喰らいまくった大魔獣のゴモラも固有スキルで登場。もちろん、召喚時のきわどい姿も拝むことができた。
コラボレーション専用クエストでは原作BGMがふんだんに使われているのも注目のポイントだ。戦闘曲やボス戦の曲がすべて「ベヨネッタ」のBGMに差し変わっているという、テンションの上がるニクイ仕様となっている。戦闘では日本語ボイスもしっかり入っており、ファンが欲しているツボをとことん押さえていることに称賛を送りたい。
コラボレーションキャラクター3体を使ってみたが、召喚で手に入る★5の「ベヨネッタ☆」と「ジャンヌ☆」は強力な固有スキルを持っており、かなりの強さを誇っている。ベヨネッタ☆の持つ固有スキルの1つ「マダムストンプ」は、自身がクリティカルを発生させたとき、もう1発万能属性の追撃を仕掛ける。「ベヨネッタ」のゲーム性を活かした痛快なコンボが決まるのだ。
ジャンヌ☆にも同様に固有スキル「マダムアッパー」がある。こちらは、敵が魅了状態になったときに追撃が発動する。先ほどのベヨネッタ☆のマダムストンプには一定確率で敵を魅了状態にする効果もあり、ベヨネッタ☆の追撃からさらにジャンヌ☆の追撃へと繋げることもできる。パーティにこの2人を入れておけばベヨネッタ☆の1アクションで最大3発の大技を叩き込むことができ、一気にダメージを奪える。ボス戦で開幕から最大コンボが決まって、1アクションで勝負が決したときはさすがに驚いた。
ベヨネッタとジャンヌが持つもう1つの固有スキル「魔獣ゴモラ召喚」。使える回数は1回で、3ターン経過後から使えるようになる大技だ。ベヨネッタの「魔獣ゴモラ召喚B」は敵単体に物理属性攻撃5回+敵全体に基礎確率50%で魅了で、ジャンヌの「魔獣ゴモラ召喚J」は敵全体にクリティカル率50%の物理属性ダメージ+敵全体に基礎確率50%で緊縛となっている。それぞれ効果は違うが、どちらもボス戦でかなり活躍する。
事前登録特典として全ユーザーがもらえる★4ベヨネッタ(素体)と、専用クエストクリアで手に入る★4ジャンヌ(素体)には残念ながらこれらの固有スキルは無いので、彼女たちの真の強さを堪能したいなら★5の2人を召喚で引き当てるしかない。
原作では、序盤ステージでゴモラに丸飲みにされたのが印象深く、さほど強いイメージのなかったビラブドだが「D×2メガテン」では意外にも(失礼)高性能な悪魔だった。固有スキルの「ビラブド斬り」が全体に2回物理ダメージを与えるという強力な性能。回数制限もないので惜しみなくガンガン使うことができてかなり役に立つ。力と体のパラメーターも高いのでタンクとアタッカーの両方の面で活躍できる。交換所で手に入れることができるので確実に手に入れておこう。
限定オリジナルストーリーをはじめ、遊び応え満載のイベント!!
これまでのイベントでもアイテム収集の合間にちょっとしたショートストーリーが挟まれていたが、今回のコラボイベントはそのクオリティを遥かに超えていた。本編と遜色のないしっかりとしたストーリー構成となっている。
イベントの内容は、コラボ限定クエスト「アンブラの魔女」を進めながら、報酬交換用のアイテム「ヘイロウ」を集めていくというもの。ちなみにヘイロウとは「ベヨネッタ」シリーズ本編ではキャラクターの強化やショップで使えるポイントである。普段ベヨネッタが利用しているバー「ゲイツ・オブ・ヘル」が交換所になっているのもファンならニヤリとできる。
ネタバレになってしまうのであまりストーリーの中身は語れないが、一言だけ言いたいことは「D×2メガテン」の世界観との馴染み方がすごい。東京が舞台の本作とは全く相反する世界観を持っている「ベヨネッタ」という作品が、ここまで違和感なく溶け込んでいるのに驚かされた。
「D×2メガテン」の世界にただゲスト登場するだけではなく、リベレイターズ(主人公たち)のメンバーとの絡みがしっかりあるのも嬉しいポイント。個人的にはミートバルーンがベヨネッタに調教されているシーンは絶対に見てもらいたい。コラボイベントというのはこういうことだと言わんばかりの、制作側の強いこだわりを感じた。
今回のイベントで初めての個人ランキングイベントも開催。コラボクエストのクリア報酬でもらえるヘイロウの累計獲得数を全プレーヤーと競い合うというもの。ランキングによって豪華報酬ももらえるので、かなり熱くなれるイベントとなっている。
収集アイテムのヘイロウを効率良く集めるのにはコラボキャラクターが活躍する。★4のキャラには「特効A」が付いており、ヘイロウの獲得数が20%プラスされる。効果は加算されるので3キャラクターをパーティに入れれば60%もプラスされることになる。さらに、召喚で手に入る★5のキャラには「特効B」という効果が付いており、こちらはなんと1体につきヘイロウ獲得数が50%もプラスされるのだ。コラボキャラクターをうまく使うのがランキング上位に入るカギになる。中毒性の高いこのランキングイベント、イベント期間中は1日中かじりついてプレイすることになりそうだ。
今回、「ベヨネッタ」コラボイベントをプレイしてみて、両作品の持ち味をうまく引き出している“コラボイベントのお手本”のような高いクオリティを目の当たりにした。近年のアプリゲームのコラボイベントに多く見られる、“ただコラボキャラが登場するだけ”という甘えた作りに一石を投じる仕上がりといえよう。
執筆している時点でプレイ可能なVERSE3(VERSE4~6は2月21日より解禁となる)までの全てのクエストをクリアしたが、クエストの難易度はそれほど高くはなく、今から始める人でも難なくクリアできるバランスになっていた。コラボ期間中の2月28日までに始めれば★4のベヨネッタ(素体)がもらえ、さらに専用クエストをクリアすれば★4ジャンヌ(素体)も手に入るので、本作をまだプレイしたことがない「ベヨネッタ」ファンは是非今すぐプレイしてもらいたい。
原作を徹底的にリスペクトした今回のコラボ内容に個人的には大満足であった。このクオリティを味わったら次に予定されているというコラボイベント第2弾にも期待が高まるところだ。
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