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【連載第29回】 気になる海外ゲームをピックアップ


西尾ゆきの海外ゲームレポート

エピックスケールで展開する特大スペースMMORPG
商売人や冒険者となって自由に宇宙を旅しよう
「Earth and Beyond」βテストレポート

 「Command&Conquer」シリーズなどで知られるWestwoodが現在開発中の宇宙を舞台にしたMMORPG「Earth and Beyond」。「Star Wars Galaxies」などの陰に隠れて、日本ではあまり話題になっていないが、全体的に遊びやすく内容・質ともに期待できる作品だ。 今回は、現在米国で行なわれているクローズドβテストの模様をご紹介しよう。

宇宙を舞台にした巨大MMORPG

 「Earth&Beyond」は、宇宙船による激しいバトル、豊富なクエストなどを経ながら広い宇宙を冒険するMMORPGだ。スキル傾向がはっきり分かれたキャラクタやバラエティにとんだスキルなどMMORPGとしての定番要素はしっかりと押さえつつ、宇宙という舞台を生かした冒険ができるのが最大のポイントだ。

 舞台となっているのは24世紀の中頃、宇宙で発見された古代ゲートによって、星間のポイントからポイントへと瞬間的に移動することができるようになっている時代だ。この時代の3つの勢力であるProgen、Jenquai、Terransの各種族は、古代ゲートを研究して開発されたスペースゲートを行き来しながら、広大な宇宙でそれぞれの特徴を生かした生活を送っている。

 Terransは、自分達こそが真にして唯一の人類だと自負しており、豊かな資源鉱脈などを探り当てる不思議な力によって勢力を保ち、多くの通商路を押さえている。Progenは高度に組織化された軍事国家であり、遺伝子操作によって強化された兵士達によって次々と新しいエリアを征服し続けている。そして、Jenquaiは科学と精神世界の両面での進歩を目指して、宇宙を探索する種族で、素晴らしい工芸技術も持ち合わせている。

 それぞれの種族の印象は、狡猾で商売に長けたTerrans、戦闘的なProgen、学者肌のJenquaiといった感じだろうか。ゲーム内のこの3つの種族はそれぞれキャラクタに特徴があり、対立しあってはいるが、「Dark Age of Camelot」のような極端な対抗勢力ではなく、異なる種族のプレーヤーともパーティが組めるようになっている。

 プレーヤーは6種類用意されたキャラクタの中からひとつを選んで宇宙に飛び出し、クエストや戦闘などをこなしながら成長していく。宇宙ではキャラクタ1人に1台だけ与えられる自前の宇宙船を操作して移動・戦闘をし、スターベースなどに入った時は船から降り、キャラクタを操作してNPCと会話したり、アイテムの売買などを行なうようになっている。宇宙では宇宙船、スターベースの中では人間キャラクタと思ってもらえばいい。宇宙船もキャラクタも、右クリック押しっぱなしと、行きたい方向へのドラッグによって動かせるため、非常に操作しやすい。

 経験値をためてキャラクタを育て、良い部品を買って宇宙船をアップグレードしていき、徐々に行動範囲を広げて新たな宙域を目指す。そういった、基本はいかにもMMORPGらしいゲームスタイルながら、その一方で「Earth and Beyond」ならではという部分もある。それはキャラクタの成長が戦闘によるものだけでないということ。このゲームでは、宇宙で新しいロケーションを発見したり、物の売買で儲けたりすることでも経験値が入るのだ。これによって、どちらかというと戦闘偏重だった既存のゲームシステムから脱却しており、それぞれの個性に合わせたキャラクタ育成が可能となっている。

宇宙では自分の宇宙船で移動。マウス右ボタン押しっぱなしで前方向に進んでいく スターベースの中ではキャラクタ視点に。買い物やNPCとの会話などができる 宇宙船とスターベースとのドッキングは自動。この後、キャラクタ視点に切り替わる

敵との戦闘やクエストなどを経てキャラクタが成長し、お金も貯まっていくのは従来のMMORPGと同じ もちろんプレーヤー間の交流もOK。NPCは青字で、プレーヤーキャラは緑字で名前が表示される 船の武器やエンジンは良いものに載せかえられる

特徴ある6つのキャラクタクラス

クラスによって顔や背格好もかなり違ってくる
キャラクタによって船の装備可能品や積載量が異なる
 プレーヤーは6種類のキャラクタクラス(プロフェッション)の中から好きなものを選び、クラスごとに持っているスキルを上手く活用しながら冒険を進めていく。6種類ではあるが、TerranやJenquaiなどの3勢力から2種ずつという感じで、戦闘系キャラが3種類、探索・商売系キャラが3種類となっている。ただし、同じ戦闘系でも持っているスキルアビリティは大幅に異なるので、よく注意して選ぶ必要がある。また、キャラクタによって宇宙船の荷物積載量や装備できる武器の種類なども異なる。

 キャラクタは戦闘だけでなく、新しいロケーションを発見したり、異なるスターベース間でアイテムを売買して儲けたりすることでも経験値を得られる。どんなことを経験をしたかによって、戦闘、探索、交易の3種類のレベルのどれかの経験値があがり、バーが満タンになるとレベルアップする。レベルアップすることでスキルポイントがもらえ、それぞれの系統に対応するスキルをアップグレードすることができる。

 たとえば、戦闘で経験値が増えてレベルアップすると戦闘に関係したミサイルやシールドなどのスキルをアップグレードできるし、宙域の探索で経験値が増えてレベルアップすると、探索に関係したリアクターやエンジンスキルをアップグレードできる。そして、キャラクタの総合的なレベルは、戦闘、探索、交易レベルを合計した数になる。この3種のスキルは、エンジンスキルがレベル2になるとLV2クラスのエンジンが積めるなど、キャラクタの能力ステータスであり、すべてパッシブスキルとなっている。

 また、各種族共通のスキルとは別に、種族別のスキルが用意されている。例えば戦闘的なProgenのWarriorであれば、クリティカル・ターゲッティングや装備品のリペア、武器作成などのスキルを持っている。これらのスキルアビリティは、宇宙船の装備画面にアイコン上に表示され、これをショートカットにドラッグすることで、いつでもすぐに使用できる。共通スキルがキャラクタの能力ステータス風であるのに対して、種族別のスキルはアクティブスキルも多い。

Tradesman(Terran Trader)
Terranに属する商売人であるTradesman。商人らしく、Build Weapons、Build Items、Build Componentsといった生産スキルに恵まれており、ワープ能力を上げるNavigateスキルなどもある
Enforcer(Terran Warrior)
Terranの戦士であるEnfoecerは戦闘向きなスキルを持ったキャラクタだ。平均的な能力の持ち主だが、スピードと防御にはやや優れている
Explorer(Jenquai Explorer)
Jenquaiの探検者であるExplorerは姿を隠すCloakingスキルなどを持っている。また、グループメンバー全員が一瞬のうちに移動できるCreate Wormholeなどもあり、さながら宇宙の魔法使いのようだ
Defender(Jenquai Warrior)
Jenquaiに属する戦士キャラクタ。他の勢力の戦士キャラクタは直接攻撃的スキルが目立っている中で、SummonやFold Space(テレポート)などのちょっと変わった戦闘スキルを持っている
Warrior(Progen Warrior)
Progenに属する戦士キャラクタ。相手の動きを遅くするGravity Linkや、大きなダメージを与えるCritical Targetingなどを持つほか、武器を作成するBuild Weaponといったスキルも持っている
Sentinel(Progen Explorer)
Progenに属する探検者キャラクタ。スキャニング能力にすぐれるが、戦闘的なProgenらしくディフェンスやオフェンスの潜在能力も高い

キャラクタや宇宙船の見た目を演出

異なるクラスのキャラクタが並んだ画面で、そのバリエーションの豊かさがわかってもらえるだろう
 プレーヤーはプロフェッションごとのスキルのほか、見た目でも個性を演出できる。ゲーム開始時のキャラクタメイキングでは実に様々な容姿のキャラクタが作成できた。ベータテストのためあまり数は多くなかったが、顔のタイプ、目鼻口のセット、洋服上下、耳、髪型、背丈と横幅などにいくつかの種類が用意されており、それぞれの色も変更できた。

 目にはサングラスやSFものらしい埋め込み型のレンズのアクセサリがあれば、耳は受信機やイヤリングが選択できるといった具合。洋服の上下それぞれは2種類の色が設定でき、洋服の見た目と色、そして顔や髪、肌の色などの変化のおかげで、個性的なプレーヤーキャラクタが作れるようになっている。

顔には好きな位置にシャドーが入れられ、痣や刺青風マーク、バーコード、年寄り風の皺などを自由な大きさで貼り付けられる。背の高さや横幅も自由自在

プレーヤーキャラクタはもちろんのこと、ゲーム開始時には自分が宇宙で操作する船も見た目をカスタマイズ。船の船体と尾翼でそれぞれ何パターンか用意されており、8箇所の色設定が行なえる。金属風のテクスチャもあり、翼にマークを入れたり、船名を記載したりできるのも嬉しい

序盤のゲーム進行を紹介

 ゲームを始めるとまずは前述のキャラクタメイキングを行ない、自分だけのキャラクタを作成する。そしてサーバーにログインすると、もうそこは宇宙だ。早速新人向けのレクチャーが始まる。このチュートリアルモードで船の動かし方や攻撃の仕方、各種メニューなどについて説明を受ける。そして一通り動けるようになったところで、いよいよ最初のクエストが始まる。

 最初は今いるエリアの中心にあるスターベースに赴いて、そこに船を泊め、中にいるトレーニング担当者にクエストをもらうことになる。そこで各キャラクタクラスごとの特性にあった仕事やトレーニングを課題として出されるのだ。例えばTradesmanなら隣のエリアのスターベースとアイテムの売買をして1,000クレジット儲けろとか、Warriorであればどこそこのトレーニングエリアの模擬敵船を何個破壊してこいといった具合だ。これらのミッションをクリアしていくことでゲームに慣れ、徐々に自分のキャラクタクラスの目指す方向がわかるようになっている。

チュートリアルが終わったら近くのスターベースに停泊。宇宙船をマウス右ボタン押しっぱなしで操作してスターベースのそばまで行き、Dockアイコンを押すだけだ。中に入るとキャラクタ視点に。トレーニングの担当NPCにカーソルをあわせるとふきだしのアイコンに変わるのでクリック

会話が始まるとキャラクタに自動的にズームインする。会話は選択式。ここで新人研修を受けることにする。会話内で任務内容を説明されるが、後でも、ミッションアイコンを押せばログで次にやることを確認できる。最初の課題であるスターベース内のお店の店員に話を聞いたら、自動的にミッションログも更新された

ここで仕入れたアイテムを隣のエリアのスターベースで高値で売りさばくクエスト。ドックに向かい自分の船に乗りこんでスターベースの外に出る(これもワンクリック)。マップを開いて隣のエリアに通じるゲートにワープする。マップ上に“?”マークで記されているのがまだ行ったことがない部分。カーソルを合わせると名前が表示される。“?”を明らかにすると探索スキルの経験値が増えるし、そこから新たな“?”ポイントを見つけたりもする

マップ、もしくは実際の視界から目的ポイントをクリックし、画面下中央のワープボタンを押すと高速移動してくれる。セクターゲートに着いたら、隣のエリアにゲートワープ

隣のエリアの中央にあるスターベースに到着。ここで先ほど仕入れておいたManufacturing Robotsを10クレジット分高値で売る。するとTradeスキルの経験値が30ポイント入った。ここで店員のお勧めアイテムを購入してまた元のスターベースに戻って売ることに。何回か繰り返して、ミッションクリア条件である1,000クレジットを稼げた。トレーニング担当のNPCに報告してミッション終了だ

戦闘はシューティングではない!

 戦闘は、見た目の印象とは大違いだ。だが、決して悪い意味ではない。従来のシューティングゲームとは全く異なる、いかにもRPGらしいシステムになっているのだ。画面で見ると、リアルタイムに撃ってよけるスペースコンバット風の戦闘を想像するかもしれないが、実際には、ファンタジーMMORPGと同様な戦闘を思い浮かべればいい。

 敵の船をクリックして選択したら、宇宙船に搭載しているビーム、プロジェクタイル、ミサイル武器のいずれかのボタンを押して攻撃開始。合間にスキルポイントを消費して攻撃スキルを繰り出すといった感じだ。シューティングゲームのような物理的な当たり判定ではなくて、射程距離内の攻撃は当たったものとみなして処理される。また、武器ごとに射程距離や攻撃スピードが設定されており、強い武器を宇宙船に装備するには、それに対応したスキルをレベルアップしないといけない。

 戦闘中は、画面右下に選択した相手の船の情報やヒットポイント(というかシールドと耐久度)が表示され、自分の船と比較したときの強さがEven、Challenging、Hardといったように表される。この辺はどこか「Ever Quest」風だ。

 戦闘システムそのものはファンタジーMMORPGと同じ操作や感覚だが、360度動ける宇宙での戦いということと、目の前を飛び交うビーム砲やビリビリとしびれてしまいそうな閃光などによって、リアルな宇宙船同士の戦闘の雰囲気が味わえる。アクションやシューティングが苦手な人でも宇宙船同士の戦闘を思う存分楽しめるのは好印象だ。

自分のシールドを相手にぶつけて攻撃する荒っぽいスキル。合間にビーム砲も撃って駄目押し 敵機も様々な攻撃を仕掛けてくる。自分の宇宙船が壊れると救助要請を出してスターベースに収容される 戦闘での経験値を増やしてレベルアップすれば、戦闘に関係したスキルをグレードアップできる

敵機の残骸からアイテムルート。この辺はファンタジーRPG風でちょっと愉快 クラスによってはSummonやGravity Linkといった特殊な戦闘スキルを習得できる ダメージはスターベースで無償修理してもらえる。序盤レベルだからなのか? 製品版での仕様はいかに

ソロでもグループでも大いに楽しめる

ランダムミッションを検索できるミッションターミナル。やはりミッションを自動生成できる「Anarchy Online」を思い出させる
 「Earth and Beyond」では、最大6人パーティが組め、仲間集めには直接的な勧誘のほか、「Dark Age of Camelot」などでも採用されている、お仲間募集の自動掲載リストも活用できる。パーティでは、フォーメーションを組んで宇宙船を飛行でき、製品版ではパーティでの行動にさらにバリエーションが加えられるとのこと。楽しみだ。

 また、豊富なクエスト類もポイントのひとつだ。「Earth and Beyond」には2種類のミッションタイプが用意されている。ひとつは、あちこちにいるNPCキャラクタから請け負うもの。もうひとつはミッションターミナルと呼ばれるコンピュータ端末に表示されるランダムミッションを、自分で選んで完遂するものだ。

・クラフテッドミッション 各地域にいるNPCキャラクタから請け負うクエストで、ものによっては何段階かの過程を必要とするものもある。単なるお使いクエストではなく、ストーリー性を持ったものが多い

・ランダムミッション ミッションターミナルと呼ばれる機械を操作すると、情報画面に様々なミッションが表示され、これらの仕事依頼の中から好きなものを選んでこなす

 プレイした時点でのベータテストではランダムミッションはまだ実装されていなかったが、製品版ではミッションターミナルが、キャラクタの出入りするスターベースの中に設置されるとのことだ。また、各地のNPCから受けるクエストは、自分のキャラクタのプロフェッションによって異なり、新人研修的なものから始まって、段々と本格的な戦闘や冒険を伴うクエストへと移行していく。

公式サイトに公開されているランダムミッション例の画面。スキルと同様に戦闘、探索、交易の3系統に仕事内容が分かれている。得られる経験値は当然それぞれの系統の成長にカウントされるだろう。また、ミッションをクリアすると報酬ももらえる

 現在はベータテストということで、未実装な部分も多かったのだが、典型的なMMORPGとしてのゲームシステムを持ちながらも、単なるRPGで終わらなそうな自由度の高い印象を受ける。序盤からパーティ行動を強制されないのも遊びやすかった。今年の5月に行なわれたゲームトレードショウのElectronic Entertainment Expo(E3)では、政府要人が乗る宇宙船を襲ったり、暗礁宙域を調査したりといったデモンストレーションも行なわれている。

 製品版では、星間を行き来する商売人になることもできるし、商船を襲って荷物を奪い、その鉱石から武器をつくる宇宙海賊になる、なんてこともできるだろう。戦闘系のゲームシステムだけでなく、生産系スキルも用意されており、物の売買や星域探査でもキャラクタのレベルが上がっていくのは魅力的だ。

 また公式サイトのFAQにはこんな回答も記載されている。

Q:Will there be a casino?
問:ゲーム内にカジノとかはできるの?
A:We're located in Las Vegas! Do you really think we'd be able to resist the temptation?
答:うちの会社はラスベガスにあるんだよ! その誘惑に勝てただなんて思う?

 単なるキャラクタ育成戦闘ゲーには終わらない、遊び心もボリュームもたっぷりのゲームになることを期待したい。

ゲームが始まる時のローディング画面。もしかしたら、これだけのエリアが用意される!? スターベースは勢力エリアによってデザインがかなり異なる 初めての人には懇切丁寧なチュートリアルモードが。案内役がしゃべりまくりで指導

スターベース内のドックでは自分の宇宙船を間近で見られる 鉱石を含んだステロイドからマイニング。アイテム生産の材料になるのか? クラフテッドクエストは、レベルが進むほど何段階もログのできる長いものになる

(c)2001 Electronic Arts Inc. All rights reserved.

【Earth and Beyond】
  • ジャンル:ジャンル:アクション
  • 開発元:Westwood Studios
  • 発売元:Electronic Arts
  • 価格:未定(現在クローズドβテスト中)


□「Earth and Beyond」公式ホームページ
http://ebweb.westwood.ea.com/preview/index.shtml
□関連記事
【5月24日】Westwood Studioブース ~あの「コマンド&コンカー」がフル3Dに!
オンライン・スペースオペラ「Earth and Beyond」がこの夏にも登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020524/ww.htm


今週の気になる直輸入ソフト番外編

 今週は注目のビッグタイトルが入荷している。発売が長らく待たれていた「Neverwinter Nights」だ。D&Dの世界観を元にしたファンタジー3DアクションRPGで、ボリュームのあるシングルプレイのほか、ユーザー側でシナリオ作成できるのが特徴になっている。この他には、救急車の運転手となって患者を病院へと運びこむドライビングゲーム「Ambulance Driver(3,880円)」、EA SPORTSブランドから発売されたばかりのF1ドライビングゲーム「F1 2002(6,500円)」、男性キャラと女性キャラを上手く操作してパズルを解くアドベンチャーゲーム「The Watchmaker(5,310円)」といったものも並んでいた。

Neverwinter Night
実売価格:7,800円 ジャンル:ファンタジーRPG

 テーブルトークRPG「Dungeons & Dragons」Third Editionをベースにした3DアクションRPG。剣と魔法の中世ファンタジー世界の中で、モンスターと戦いキャラクタのスキルを伸ばしながら強くなっていくRPGだ。シングルプレイの本編とともに、自分だけのオリジナルシナリオや、最大64人までプレイ可能なマルチプレイシナリオも制作できるのもポイントだ。

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Return to castle Wolfenstein GOTY
実売価格:7,560円 ジャンル:アクションシューティング

 FPSの秀作「Return to Castle Wolfenstein」の新パッケージ。マルチプレイ用の新マップ7つや「Castle Wolfenstein 3D」などを含んだボーナスパッケージで、従来パッケージのユーザーは「Return to Castle Wolfenstein Game of the Year Map Pack」をダウンロードすることで、新パッケージのユーザーと対戦できる。

(c)2001 id Software, Inc. All Rights Reserved. Return to Castle Wolfenstein, Wolfenstein 3D, Quake, Quake III Arena, the id Software name, and the id logo are either registered trademarks or trademarks of id Software, Inc. in the United States and/or other countries. Activision is a registered trademark of Activision, Inc. All other trademarks and trade names are properties of their respective owners.

Age of Wonder 2: The Wizards Throne
実売価格:5,250円 ジャンル:アクション Demo版

 「Heroes of Might & Magic」に代表される米国産ターンベースストラテジーの秀作。自分の部隊で資源などを確保しながら敵と戦い、城を建設してユニットを作成し、同じマップ内にいる敵勢力を滅ぼしていく。

(c)2001 Triumph Studios. All Rights Reserved.

Mech Warrior 4 Inner Sphere
実売価格:2,630円 ジャンル:アクション

 メックと呼ばれるロボットを操って戦闘を行なうロボットシムアクション「Mechwarrior 4: Vengeance」の拡張パック。Zeus、Highlander、Hunchback、Dradonといった4つの新メックと、新しいマルチプレーヤーマップ、武器などが含まれている。

(c)2002 Microsoft Copyright. All rights reserved.

WW2: Desert Rats
実売価格:3,880円 ジャンル:アクション

 第二次大戦下のアフリカで特殊任務を帯びた兵士として、ナチと戦いながらコンバットジープで砂漠を激走していくアクションンゲームだ。ミッションクリア型でゲームレベルは12個用意されている。バリュータイトルなのでグラフィックはそれなりだが軽快に楽しめそうだ。

(c)2001-2002 ValuSoft, Inc., Headquarters: 711 S. Pine Street, Waconia, MN 55387

(2002年6月26日)

[Reported by 西尾ゆき]


ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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