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ゲームボーイアドバンス発売記念
同時発売ソフトカタログ

ゲームボーイアドバンスの購入を考えている皆さんに

 3月21日に任天堂よりいよいよ発売される「ゲームボーイアドバンス」(以下、GBA)。本体と同時に発売されるタイトルの数は、これまで発売されたハードの中で最も多い25本を数える。購入を考えているユーザーにとって、“選ぶ楽しみ”が味わえるぜいたくな状況といえるだろう。

 そこでGAME Watchでは購入の手助けになればと、同日発売全25タイトルをジャンルごとにカテゴリ分けして、それぞれセールスポイント、画面写真をまとめてみた。1カートリッジで複数対戦が可能かどうかなど、GBAならではの部分に注目してみた。

 また、別ページにGAME Watchのジャンル別オススメの1本を、ソフトを遊んだ上で選出、掲載しているので、ソフト購入の一助に、ぜひ参考にしていただきたい。



ゲームボーイアドバンス~その性能

 ソフト紹介に移る前に、改めてGBAのスペックを確認し、実際に遊んだ感触を元に、気になるゲームボーイとの違いを紹介する。

 まず外見の大きな特徴として、縦型から横型の携帯ゲーム機になったという点がある。縦型であることは、ゲームボーイの優れたアイデンティティだったが、家庭用ハードのコントローラのように、横から支えるには幅がなく安定しずらかった。
 しかし、GBAで横型になってからは、両手にしっかりフィットし安定感が増した。追加されたL・Rのボタンの配置もうまく人差し指に収まっており、押した感触もA・Bボタンとは異なり軽いタッチになっている。

 本体の厚みはゲームボーイカラーよりも若干薄くなっており、重さはほぼ変わらない(GBAのほうが約2g重い)。また、画面が大画面に変更され、描画は非常に綺麗かつスムーズ。残像も皆無といえる。データ的に言えば、ゲームボーイカラーの画面の約1.5倍の大きさである2.9インチ反射型TFTカラー液晶、32,000色の同時発色を実現したハイスペックなものを採用している。蛍光燈の下よりは、太陽光の下で見たほうが見えやすいのはゲームボーイカラーの液晶と似た印象。

 ゲーム性に大きく関わる部分では、1カートリッジで4人までの通信プレイを実現したことが挙げられる。ゲームボーイでの2人以上の対戦には、通信ケーブルの他、対戦人数分のソフトと通信ケーブルを複数人に繋ぐためのアダプタが必要だったが、GBAでは通信ケーブルに差込口が標準で装備されており、複数対戦の敷居が低くなった。1カートリッジ対戦に対応したゲームでは、この通信ケーブルからソフトを起動することもでき、将来的にはニンテンドーゲームキューブとの連携も構想に入っている。新しい遊びが提供できる環境はすでに整っているといえよう。

名称 GAMEBOY ADVANCE(ゲームボーイ アドバンス)
液晶画面 反射型TFTカラー液晶
画面サイズ 40.8mm×61.2mm
解像度 240×160ドット
表示能力 32,000色
CPU 32bit RISC-CPU+8bit CISC-CPU
メモリ 32KB WRAM+96KB VRAM(CPU内臓) 256KB WRAM(CPU外部)
サウンド スピーカー、ヘッドホン端子付
通信機能 ゲームボーイアドバンス専用通信ケーブルによる4人までのマルチプレイが可能
使用電源 単3形アルカリ乾電池2本、専用バッテリーパック、専用ACアダプタセット
電池寿命 単3形アルカリ乾電池:約15時間/ 専用バッテリーパック:約10時間
寸法 144.5×82×24.5mm(幅×高さ×奥行き)
本体重量 約140g(乾電池含まず)

見た!触った!編集部オススメソフトはコレ!!

ALL TEXT by 山内智和

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