Windows 10 ゲームマラソン
「機動戦士ガンダムオンライン」 連邦とジオン、100機以上のMSによる対戦アクション
両軍入り乱れるハイスピードバトル。修理担当や指揮官にもなれる!
(2015/8/20 12:00)
「機動戦士ガンダムオンライン」は、バンダイナムコオンラインが2012年12月に正式サービスを開始した対戦型ロボットアクション。アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場したモビルスーツを操り、プレーヤーが地球連邦軍とジオン公国軍の2勢力に分かれて戦う。1つの戦場に各軍パイロット51人と指揮官1人が参戦し、合計104人による大規模な戦闘が楽しめる。本日の「Windows 10ゲームマラソン」では「機動戦士ガンダムオンライン」をご紹介しよう。
Windows 10への対応状況(8月13日現在) | |
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動作状況 | ★★★(普通に動く) |
メーカー対応 | 大きな問題はなし、動作検証中(7月22日) |
Windows 10独自機能 | 特になし |
不具合報告 | 特になし |
サポート情報 | 「Microsoft Windows 10」対応について |
多彩な機体を操り、仲間とともに勝利を目指せ!
「機動戦士ガンダム」は、プレーヤーが地球連邦軍とジオン公国軍に分かれて戦うロボットアクションゲーム。プレーヤーは連邦とジオン双方のキャラクターを作成し、自由に切り替えて遊べるので、どちらに所属するかで悩む必要はない。
登場する機体(モビルスーツ、モビルアーマー)は、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するものをベースにしている。現在は「U.C.0083」まで実装されており、「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」や「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」のモビルスーツやキャラクターも登場する。
ゲームのメインコンテンツとなる大規模戦では、51人のパイロットと指揮官を加えた最大52人が1チームとなり、敵軍と戦う。目的は敵本拠点の破壊で、互いに複数ある中立拠点を確保しながら、敵本拠点への攻撃を目指す。その途中で敵と遭遇し、バトルが発生する。
アクションはTPSタイプで、ライフルやサーベル、バズーカなどの武器を切り替えて戦う。ブースターを使った高速移動や、高低差を使った上下方向の動きもあるため、きちんと狙って撃たないと当たらない。ただし本作にはロックオン機能があり、特定の敵を視点の中心に捉え続けられる。このためFPSでの照準合わせが苦手な人でも、ある程度は攻撃が当てやすい。
また総勢100人以上のプレーヤーが1つの戦場に参加するため、バトルも多対多になるのが基本だ。敵がいたからと言って1人で突撃すれば、他の敵から集中砲火を浴びてしまう。敵と接近戦をしている味方が居れば、その隙を突いて射撃でサポートしてやるなど、味方との連携を考えながら自分の役割を果たしていく。
使用する機体に関しては、有料で購入できるものもあるが、チュートリアルや大規模戦などで獲得できるゲーム内通貨で入手できるものもある。また機体ごとに武器やパーツの強化、練度といった成長要素もある。RPG的に、またコレクション的にと楽しめる要素も多い。
僕はアムロじゃない……だけどいつかはエースになれる!
本作はチュートリアルも充実していて、遊び方をきちんと学んでから戦場に出られる。ただ大規模戦に参加し始めた頃は、多数の敵味方があちこちで入り乱れて高速に動きまわる中で、何もできずに倒されることも多い。まずは周囲に気を配りながら、戦場の雰囲気に慣れるつもりで遊んでいただきたい。敵に攻撃が当たれば味方をサポートしたという評価が付くなど、様々な方面で評価されるようになっている。少しずつ上達していくのが感じられるのも本作のいいところだ。
機体は「ガンダム」や「ザク」など多彩にあるが、その中でも射撃や格闘、砲撃など得意分野により大きく5つのタイプに分かれる。その中には支援タイプというものがあり、バトルでダメージを受けた味方を修理できる装備を持っている。これなら敵と戦わなくても味方に貢献できるので、慣れるまでは積極的に運用するといい。
また機体をレンタルするというシステムもある。使用回数は限られるが、ある程度強化された機体を使える。未強化だと近接攻撃や狙撃などで1発でやられることも多いゲームなので、まずはレンタル機体を使ってバトルに参加し、その間に機体の開発や強化を進めていくのがいいだろう。チュートリアルを進めていくとレンタル機体がいくつか入手できるので、うまく活用していただきたい。
初心者講座のような話になったのは、本作は最初のハードルが高いためだ。「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイのように、初めて動かしたガンダムで敵を倒せればいいが、本作では最初使えるのがガンダムではないし、プレーヤーも残念ながらアムロではない(笑)。ただ、プレイを重ねてゲームを理解し、機体を開発していけば、敵を何機も撃墜するエースにもなれるはずだ。本作の面白さはゲームを理解した先にある。根気よく遊んでみて欲しい。
もう1つ本作について付け加えたいのが、指揮官の存在だ。51人のプレーヤー以外に、マップを見ながら指示を出す、指揮専門のプレーヤーが参加できる。各プレーヤーに拠点攻撃や防衛の指示を出せるほか、アムロやシャアなど原作のエースが駆るNPC機体を呼び出したりもできる。NPCのエース機は戦局を変えるほど強力で、出現中は原作にちなんだセリフも聞ける。「もしアムロと一緒に戦えたら」という変わった視点で「ガンダム」の世界を楽しめるのも、本作の魅力だ。
Windows 10の対応状況は、7月22日時点で評価版Windows 10で大きな問題を確認していないと発表されている。現在は正式版にて改めて動作確認が進められている。筆者の環境でも特に問題なく動作しているので、ほぼ安心してもいいだろう。
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