使って試してみました! ゲームグッズ研究所

連載第332回

「プレミアムフィルム艶」のPS Vita 2000用発売! 3DS LL用のかわいいタッチペンやポーチを試してみた

 当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。

 これまで使って試してきた中で、画面映りのキレイさでトップを競ってきた画面保護フィルター「プレミアムフィルム艶」。そのPS Vita (PCH-2000)用がついに登場した。またこの他にも、3DS LL用のグッズからは、ねこの足裏デザインがかわいいタッチペンや、ミリタリー柄&パリ風柄のポーチを試してみた。


トップクラスの高品質を誇る「プレミアムフィルム艶」のPS Vita 2000用がいよいよ発売!

メーカー:
アイレックス(製造元:サンクレスト)
価格:
924円
プレイステーションオフィシャルライセンス製品
品質に定評のある「プレミアムフィルム艶」のPS Vita 2000用がついに登場! 待ちわびていた人も多いのでは?

 これまで試してきた他機種用でトップクラスの画面の美しさを誇ってきた「プレミアムフィルム艶」のPS Vita 2000(PCH-2000)用がいよいよ発売された。PS Vita 2000用の発売を心待ちにしていた人もおられるのではないだろうか。

 これまでの製品同様、パナソニック製の反射防止フィルム素材「ファインティアラ」を使用。透明度が高く、光の反射を押さえて画面の色味を引き締めてくれるのが特徴だ。

 パッケージにはPS Vita 2000の画面枠サイズの画面保護フィルターが1枚封入されている。クリーニングクロスは付属されていない。

 フィルターの構造は、AR(反射防止)・汚れ防止層、ハードコート層、PET層、シリコン層の4層構造で、従来シリーズ同様となっている。

 フィルターのサイズは、121.23mm×80.03mm(横×縦)と、PS Vita 2000のディスプレイグラス(画面枠)のサイズである121.63mm×81.17mmと比べると、横は約0.4mm、縦は約1.1mm小さめとなっている。

 実際に貼り付けてみた。貼り付け方法は台紙から剥がしつつ画面に貼っていくスタンダードな方式。画面への吸い付きはいいが、気泡ができやすいところがあるので、中央から外側へと密着させるようにするのがオススメ。

 貼り付け後の画面を見てみると、その美しさはさすがのひとこと。透明度が非常に高く、光の反射が抑えられ、色も引き締まっている。画面のギラツキ感もなくなり、画面が柔らかな印象になる。反射防止層によって反射光が青く見えるところは少し特徴的だが、それほど目立たず、気にならない。

 タッチ操作の感触を試してみると、何も貼っていない状態と比べると少し滑らかで柔らかい感触がある。感触は少し異なってくるが、滑りと抵抗感は適度にあり、操作はしやすかった。ちょっと気になったのは、指紋跡が若干、着きやすいところがあり、そのキレイな状態の透明度が高いぶんもあってか、指紋が着いたところが目立った。跡は拭き取りやすく、軽く拭くだけでキレイになる。

左の写真は画面全体に保護フィルターを貼ったところ、右は画面の上半分にだけ保護フィルターを貼っている写真だ

 ハイグレードな画面保護フィルターのトップを競ってきた「プレミアムフィルム艶」だが、その美しさはPS Vita 2000用でも健在。透明度が高く、反射低減効果によって色味が引き締められ、滑らかな艶が画面を美しくみせる。PS Vita 2000用の高品質フィルターとして1、2を争う存在と言っていいだろう。画面映りの美しさを重視したい人に、ぜひ試してみてもらいたいフィルターだ。


タッチペンにねこにゃんのアクセントがプラス!

メーカー:
サイバーガジェット
価格:
オープン(購入価格:458円)
カラーバリエーション:
黒 / 白
収納するとペン頭の肉球マークが見えるようになっている

 タッチペンの頭にネコの足裏の柄がついたかわいらしいタッチペンだ。3DS LL用で、カラーバリエーションは黒と白の2種類がある。パッケージには2本がセットになっているので、1本を予備にしたり、ポーチに入れたり。または友人・知人とわけあったりできる。

 このタッチペンは3DS LL付属の純正タッチペンと、ペン頭の丸い飾り以外は作りはほぼ同様で、長さや太さ、重量もほぼ変わらない。ペン軸やペン先の素材も、純正タッチペンと同じものだ。

 もちろん、3DS LL本体のタッチペンホルダーに収納可能で、収納するとペン頭の飾りが外に出てかわいらしいアクセントになってくれる。使用感の方も純正タッチペンと同様で、純正の使い心地を変えたくはないという人にぴったりで、飾りの分、取り出しやすい。

 ただ、この飾りのおかげで、収納したままプレイしてみると、これが手に当たってしまう、ということも起こる。また、別売の任天堂純正の充電台にセットするのが難しくなってしまう点には注意したい。この点は純正品と完全に同等とは言いづらい。

基本的な作りは純正タッチペンと同様。純正タッチペンの使い心地そのままに、かわいいアクセントが加えられている


ミリタリー&パリ! 凝ったデザインの3DS LL用ポーチ

メーカー:
サイバーガジェット
価格:
オープン(購入価格:1,315円)
カラーバリエーション:
ACUカモ / ブラック / タン / オリーブドラブ
メーカー:
サイバーガジェット
価格:
オープン(購入価格:1,219円)
カラーバリエーション:
パリ / エッフェルタワー / マップ
ミリタリー柄の「アサルトポーチ」と、パリをモチーフにした柄の「デザインポーチ」

 3DS LL本体や3DS/DSゲームカードを収納できるポーチ。「アサルトポーチ」は軍用アイテムをイメージしたミリタリー柄で、「デザインポーチ」はフランスをモチーフにした柄となっている。「アサルトポーチ」は4つの柄がある中からACUカモを、「デザインポーチ」は3つの柄がある中からパリを使ってみた。

 この2種類のポーチは、基本的なサイズや作りはほぼ同じ作りになっていて、細部に違いが数点あるというもの。まずファスナーは、「アサルトポーチ」が紐付きのダブルファスナーになっているのに対して、「デザインポーチ」はエッフェル塔をモチーフにした金属製チャーム付のシングルファスナーだ。3DS LL本体にファスナーが当たらないよう、ファスナーの内側にはガードがどちらにも付いている。

 ポーチの外側の素材はどちらもコットンで内部には衝撃から守るためのウレタンが仕込まれている。ポーチの内側は「アサルトポーチ」はナイロン地なのに対して、「デザインポーチ」では起毛素材の柔らかな布地が使われている。

 内部収納は、3DS LL本体の収納スペースには少し余裕がつけてあるので、保護カバーを着けた状態でも入れられるようになっている。内部の片側は仕切りがついていて、クリーニングクロスなどの薄型な小物を入れられるマルチポケットになっている。薄手の小物用のポケットだが、ここにはイヤフォンもなんとか入れることができた。

 マルチポケットの表側には、ゲームカードを収納できるポケットが3枚分ついている。ゲームカードを出し入れしやすくて扱いやすいが、3DS LL本体とゲームカード収納部が当たる向きになっているので、3DS LLに傷がついてしまわないか気になるところ。もう1枚仕切りを付けるか、マルチポケットの内側にゲームカード収納があっても良かったかもしれない。

「アサルトポーチ」はダブルファスナーで、裏面にはベルトループ風なバンドが3本ついている
「デザインポーチ」はシングルファスナーで、ファスナーはエッフェル塔をモチーフにした金属製チャーム付き
内部は「アサルトポーチ」はナイロン地、「デザインポーチ」は起毛素材の布地になっている。中のポケットなど基本的な作りは共通している

 携帯ゲーム機用のポーチというと以前は、どうしてもパソコン・OA機器用品のような無機質なものが多かったが、このアサルトポーチとデザインポーチのように、パッと見ではゲーム機用とはわからないようなものが増えたのは嬉しい限り。この2つのポーチについては、収納したゲームカードが3DS LL本体とあたるのはちょっと気になるが、保護カバーを着けた本体を入れるのなら問題ないだろう。それ以外のところはしっかりとした作りで扱いやすいので、見栄えのいいポーチをお探しの方はぜひチェックしてみてもらたい。

(ゲーム環境向上委員会)