使って試してみました! ゲームグッズ研究所

連載第354回

HORIのNew3DS LL用「バリカタ」「やわカタ」カバーをチェック!!

ライセンス製品の画面保護フィルターも試してみた

 当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。

 今回は、品薄が続き残念ながらチェックできていなかったHORIのNew3DS LL用カバー「バリカタ」と、発売予定が変更されていたNew3DS LL用カバー「やわカタ」を試してみた。カバー製品はフィット感の厳しいものが多かっただけに、どちらも期待の製品だ。

 また、画面保護フィルターでは、任天堂公式ライセンスを取得している、三英貿易、キーズファクトリー、マックスゲームズ(旧モリゲームズ)の製品を試してみた。今回も最後にはオススメのフィルターをまとめているので、そちらもぜひご覧頂きたい。

HORIのNew3DS LL用カバー「バリカタ(ポリカーボネート)」、「やわカタ(TPU)」をチェック

メーカー:
HORI
価格:
1,080円
任天堂公式ライセンス商品
品薄が続いていたNew3DS LL用のポリカーボネートカバー

 本体と同時発売ながら品切れが続出し、残念ながら当研究所も確保できず、試せていなかったHORIのNew3DS LL用ポリカーボネートカバーだ。今回ようやく入手できたので、使用感をお伝えしていこう。

 カバーの厚みは約1.9mm、重量は約52gとなる。カバーのフチにはうっすら水色がかったツヤがあり、見た目にも透明感の高さや清涼さを感じさせる仕上がりだ。カバーを着けたままでも、各部の開口からタッチペンホルダーや3DSゲームカードスロットなど、全ての箇所に触れるようになっている。

 本体とのフィット感はカバーがきつすぎることも大きすぎることなく良好だ。若干、下画面側カバーの背面付近だけはNew3DS LLの構造上、固定させるのに使いやすい凹みがないこともあって、カバーがわずかに動くところはあるのだが、ほぼ気にならないレベルだ。

 カバーのフチや開口部、切り離し跡も角がしっかりと落としてあり、トゲトゲしい箇所もない。フィット感や各部の処理まで、ほぼ不満なしと言っていい。New3DS(LLではなくノーマル)用の同バリカタカバーはフィット感の緩さが気になるところがあったが、こちらのLL用はそのあたりも問題ない。オススメのカバーだ。

フィット感は良好。固定するフックが構造上足りないところは感じさせるものの、気にならないレベルに仕上がっている

メーカー:
HORI
価格:
1,382円
任天堂公式ライセンス商品
ポリウレタン素材を使ったNew3DS LL用のカバー

 こちらは10月下旬に発売予定が変更されていた、New3DS LL用のTPU素材カバー「やわカタ」。ポリウレタン樹脂なので、弾力があり、ほどよい硬さもある。

 カバーの厚みは約1.6mmで、重量は約65g。ポリカーボネート素材のものより厚みがあり、素材的にも厚ぼったさを少し感じるところだろうか。そのぶん、保護性能もしっかり感じられる。

 カバーは少し白っぽく色がついた半透明色で、少し青みがかったようなツヤ感がある。カバーを着けたままでも、各部の開口からタッチペンホルダーや3DSゲームカードスロットなど、全ての箇所にアクセス可能だ。

 実際に本体に被せてみると、基本的に装着感は良好なものの、上下カバーともにわずかに緩めだろうか。上画面用カバーだと、本体を閉じている状態の手前側の中央付近や、背面あたり。下画面用カバーだと背面が少し開き気味だった。特に上画面用カバーの手前は、本体を開く時に指をかけることが多いのでカバーだけがズレ上がる感触は、少し気になるかもしれない。

 このあたりはTPUが素材的に柔らかいので難しいところなのだろう。気になる人は、見た目は少し不格好になるが両面テープなどを使って固定してしまうのもありかもしれない。とはいえ、使っていく上で困るようなほどのものはなく、欲を言えばもう一歩のフィット感・密着感が欲しかったかな、ぐらいのものだ。

 このほか、カバーのフチや開口、切り離し跡もキレイに処理されていて、手触りも良好。「バリカタ」と比べるとフィット感は一段劣るものの、問題なく使っていけるカバーだ。

ポリカーボネートの「バリカタ」と比べると素材的にも、わずかに緩さは感じられる。特に背面側はもう一歩というところ。ただ、実用ではほぼ問題ないと言っていいだろう

任天堂ライセンス取得のNew3DS LL/New3DS用画面保護フィルターをチェック

メーカー:
三英貿易
価格:
648円
任天堂公式ライセンス商品

メーカー:
三英貿易
価格:
648円
任天堂公式ライセンス商品
パッケージには、上画面用フィルム、下画面用フィルムが入っている

 上画面側のフィルターに防汚、防指紋効果を持たせた、New3DS用、New3DS LL用のフィルターだ。貼り付けは密着面を台紙から剥がして、画面に貼り付けていく従来の方式となっている。

 まずは「LL用」から見ていくが、フィルターのサイズは画面より約1〜2mmほど画面枠より小さめとなっており、少し隅に隙間が目立つところがあった。ちなみに、密着力が強く、フィルターの表面も防汚・防指紋加工があるので、剥がす時にテープがくっつきにくい。少し苦労するところがあった。

 タッチペンの滑りは、何も貼っていない元の画面とほとんど同じぐらいに、近い感触。わずかに、ザラ付き感がフィルターの方は強いだろうか。

 なお、ちょっと気になったところとして、特徴である防汚・防指紋は、上画面用フィルターにのみ搭載されている。下画面用フィルターの方がそれらの効果が欲しいようにも思えるのだが、タッチペンの自然な書き心地を重視した結果ということだろう。

全体にフィルター(上)画面の右半分にフィルター(下)
上下ともにストレートな色が出ていて、透明度も充分に高い。フラットに映像を楽しめるフィルターと感じた
パッケージには、上画面用フィルム、下画面用フィルム、抗菌クリーニングクロスが入っている

 続いて「New3DS」用。基本的にはサイズが異なるだけで、基本的な作りや貼り付け方は、LL用と共通している。上画面用のフィルターのみ、防汚・防指紋層があるところも共通だ。

 フィルターのサイズは上下用ともに画面枠よりも0.5〜1mmほど小さめのほど良いバランス。ちなみにこのサイズや画面枠に対するマージンの取り方は、他の「任天堂公式ライセンス」取得のフィルター製品とほぼ同じ。

 タッチペンの感触もLL用と同様で、何も貼っていない元の画面に非常に近い。自然な書き心地だった。ただ、画面映りに関して下の写真ところに記述しているが、少しLL用よりも映りに影響が見られたところがある。そちらは写真を見つつ参照頂きたい。

全体にフィルター(上)画面の右半分にフィルター(下)
基本的にはLL用と同じくストレートな色なのだが、液晶画面の違いからか、こちらは上画面が少し輝度が落ちて見える。コントラストが少し上がって引き締まった画面になった

メーカー:
キーズファクトリー
価格:
864円
任天堂公式ライセンス商品
パッケージには、上画面用フィルム、下画面用フィルム、クリーニングクロスが入っている

 キーズファクトリーより発売されているNew3DS用の防指紋フィルター。貼り付けは、上画面用フィルターは密着面の台紙が3分割、下画面用フィルターは2分割されており、部分的に剥がして画面に貼り、位置を調整してから残りの全体を貼るという手順で貼れる。貼りやすいフィルターだ。ただし、密着力が強く、表面の防指紋加工によってテープが貼り付きにくいところもあり、剥がすのには少々苦労するところがあった。

 フィルターのサイズは、他の任天堂公式ライセンス商品と同様で、画面枠よりも0.5〜1mmほど小さめ。ほど良いバランスになっている。

 タッチペンの滑りはというと、わずかに滑らかさが強いようにも思えたが、何も貼っていない元の画面に近い。自然な書き心地だ。

全体にフィルター(上)画面の右半分にフィルター(下)
上下ともに少し輝度が落ち、色味が濃くみえるところがあった

メーカー:
マックスゲームズ
価格:
648円
任天堂公式ライセンス商品
パッケージには、上画面用フィルム、下画面用フィルム、抗菌クリーニングクロスが入っている

 マックスゲームズ(旧社名モリゲームズ)から発売されているNew3DS用の防指紋効果がある画面保護フィルター。貼り付けは、密着面の台紙が上下ともに2分割されており、半分ずつ画面に貼っていけるようになっている。台紙が残っている半分を持ちやすいので、扱いやすい方式だ。

 フィルターのサイズは、他の任天堂公式ライセンス商品とほぼ同じで、画面枠よりも0.5〜1mmほど小さめ。タッチペンの滑りは、何も貼っていない画面に非常に近い。少しサラサラとした紙の上のような感触があるところも似ている。

全体にフィルター(上)画面の右半分にフィルター(下)
上画面用フィルターのみ、少し輝度が落ちて色が濃くみえるところがあった

これまで試してみた中でオススメの画面保護フィルターは?

 今回は主に任天堂公式ライセンスを取得している画面保護フィルターを試したが、ライセンス商品のサイズは任天堂の採寸データ準拠のためかいずれも共通しており、マージンをほど良く取った大きさになっている。そのため、もう少し画面枠サイズに近くて画面端に溝ができないものが欲しいと言う場合は、非ライセンス製品を見ていくことになる。

 ライセンス製品の中では、やはり貼りやすさに優れるHORIの「ピタ貼り」系が強いが、今回試したキーズファクトリーの製品も、密着面の台紙を分割していて貼りやすい。透明度や色味においては、HORIも含め、ライセンス製品はわずかに輝度が落ち、色味にも変化のある製品が多い。画面の美しさでは、これまでと変わらずデイテルジャパンの「液晶画面フィルム 極」と、サイバーガジェットの「CYBER・液晶保護フィルム Premium (New 3DS用)」が優れている印象だ。

 なお、透明度の高さや色味の美しさに定評のあるミヤビックスが、New3DS LL用にサイズを調整したフィルターの発売をアナウンスしており、そちらも期待されるところ。当研究所でも発売次第、試して行く予定だ。

【「New3DS」各フィルターのサイズ一覧】
  上画面(サイズは横×縦mm) 下画面(サイズは横×縦mm)
New3DS本体の画面サイズ 91.6×57.0 69.1×52.3
HORI「空気ゼロピタ貼り for NEW ニンテンドー3DS」 90.2×56.2 68.6×51.4
サイバーガジェット「CYBER・保護フィルム Premium」 91.0×56.4 68.5×51.7
サイバーガジェット「CYBER・液晶保護フィルム[キズ修復タイプ]」 90.7×56.7 68.7×51.8
サイバーガジェット「CYBER・液晶保護フィルム[指紋防止タイプ]」 90.8×56.8 68.7×51.7
ゲームテック「new目にラクシート3D」 90.3×56.5 68.6×51.7
ゲームテック「new キズも入らなシート3D」 90.2×56.5 68.6×51.7
アンサー「new 3DS用 液晶画面保護フィルム 自己吸着」 90.1×56.2 68.2×51.4
アンサー「new 3DS用 液晶画面保護フィルム 自己吸着」 90.0×56.2 68.2×51.4
デイテルジャパン「液晶画面フィルム 極」 90.1×56.2 68.2×51.0
アクラス「New3DS用抗菌液晶画面フィルター(気泡吸収タイプ)」 90.0×55.9 68.1×50.9
アクラス「New3DS用 すべる液晶画面フィルター(気泡吸収タイプ)」 90.0×55.9 68.2×50.9
ナカバヤシ「Digio2 for 3DS液晶保護フィルム 光沢指紋防止」 90.0×56.1 68.3×51.3
ナカバヤシ「Digio2 for 3DS液晶保護フィルム 反射防止」 90.0×56.1 68.3×51.3
三英貿易「Newニンテンドー3DS専用 液晶スクリーン保護フィルター」 90.0×56.1 68.3×51.4
キーズファクトリー「Newニンテンドー3DS専用 液晶保護フィルム 防汚コートタイプ」  90.1×56.2 68.3×51.4
マックスゲームズ「Newニンテンドー3DS専用 液晶保護フィルム 防指紋タイプ」 90.0×56.2 68.2×51.4
【「New3DS LL」下画面の各フィルターサイズ一覧】
  下画面(サイズは横×縦mm)
New 3DS LL本体の下画面サイズ 87.8mm×65.6
サイバーガジェット「CYBER・超硬度液晶保護フィルム・激硬 -大-(3DS LL用)」 86.2×64.8
サイバーガジェット「CYBER・耐衝撃液晶保護フィルム(3DS LL用)」 86.2×64.8
サイバーガジェット「CYBER・液晶保護フィルム[指紋防止タイプ](3DS LL用)」 86.2×64.7
ゲームテック「new キズも入らなシート3DLL」 86.3×65.0
アンサー「new3DSLL用液晶画面保護フィルム キズ修復&空気ゼロ」 86.0×64.7
三英貿易「Newニンテンドー3DS専用 液晶保護フィルム 防汚コートタイプ」 85.8×64.7

(ゲーム環境向上委員会)