使って試してみました! ゲームグッズ研究所

連載第341回

これであなたも土星人!?セガサターンiPhoneカバーついに発売!

WiiUGamePadの簡単充電グッズや、3DS LL用レトロゲームポーチを試した

 当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。

 これまで、「メガドライブ」の「本体」と「コントローラー」などが発売されてきた、セガハードデザインのTommoのiPhoneカバー。ついに「セガサターン」が発売された。特徴的なロゴから各種のボタンなど、今回もこだわりの造形に注目し、実際の製品を調べてみることにした。

 またこの他にも、いよいよ「マリオカート8」が5月29日に発売されるWii U用グッズでは、Wii U GamePadをUSB端子やACアダプターを使わずに充電できるゲームテック「USBもACもいりま線U」を、3DS LL用グッズでは、デイテルジャパンのレトロハードデザインのポーチ「レトロシリコンポーチ(3DS LL用)」を試してみた。


iPhoneカバーセガハードシリーズ「セガサターン」がついに発売!

メーカー:
Tommo
価格:
3,067円
待ちに待ったセガサターンカバーが登場。シリコン製のカバーと画面保護フィルターがセットになっている

 「メガドライブ」「メガドラコントローラー」と続いてきたiPhone 5/5s用のセガハードシリコンカバーの最新作は「セガサターン」。このカバーは1度発売が延期された後、発売時期が未定となっていたが、この5月中旬に突如として発売された。これで残るは「ゲームギア」カバーのみとなるが、Amazon.co.jpでは7月31日発売予定となっている。

 さて、待望の「セガサターン」カバーだが、「メガドラ」シリーズと同様に今回も「JP Ver.」となっている。海外版のセガサターンは日本版に比べて投入時期が遅く、Genesis風の真っ黒な筐体にPOWERボタン、RESETボタンも丸型で、いわゆる日本版後期の「白サターン」の黒バージョン。TommoのiPhoneカバーも海外版でそれを忠実に再現しており、「JP Ver.」ではグレーに青い楕円形ボタンの初期型スタイルが再現されている。

 シリコンの手触りはサラサラで感触が良く、側面にはカバー越しに押す電源ボタン、音量の+/−ボタンを備えている。サウンドオン/オフスイッチの箇所や、外側のiSightカメラの箇所、底面は開口されている。

 外観を見ると、これまでの「メガドラ」シリーズはどちらもメガドライブの再現のために厚みがかなりあったが、今回の「セガサターン」は元々の筐体がディスクカバーの膨らみ以外はかなり扁平だったこともあり、かなり薄手のスマートな作りになっている。「メガドラ」シリーズよりも、スタンド等と併用しやすいカバーだ。重量も約30gと、「メガドラ」シリーズの約46gより軽い。

 カバーの造形の方はというと、今回もまた丁寧に細かく再現されている。iPhoneに合わせて縦長にこそなっているが、ディスクカバーの形状や膨らみ、カバー手前に3点付いた突起、SEGAロゴのレリーフにセガサターンのロゴプリントと、いずれも忠実に再現されている。

 手前に並んでいるPOWERボタン、OPENボタン、RESETボタンもしっかり形作られている。そればかりか、POWERボタンとRESETボタンのボタン枠の手前にある、指を入れやすくしてあるわずかな凹みも、ちゃんと付けられていた。本当に細かいところだが、こういうこだわりが嬉しい。

 なお、今回はセガサターンの実機も用意して比較してみた。用意したセガサターンは汚れによる変色が激しかったので色の比較には役立たなかったものの、ボタン周りの作りやフォントはまったく同じもので、きっちり再現されているのが確認できた。

縦長ながらセガサターンの特徴を上手く再現している。POWERボタン、OPENボタン、RESETボタン周りの作りも細かい。全体的に薄く平べったいが、ディスクカバーの部分は膨らんでいる
セガサターン実機と比較。汚れによる変色が激しかったので色は比べられないものの、細部の作りまでしっかりと再現されているのは確認できる。フォントもしっかりと同じものを使っているようだ

 パッケージには画面保護フィルターも付属しているのだが、こちらももちろん「セガサターン」デザイン。グレーの下地に白いラインで、セガサターン本体、バーチャスティック、バーチャガン、アナログミッションスティック、コントロールパッドが描かれている。ちょっとわかりにくいのだが、ホームボタンの開口周辺に描かれているのはシャトルマウスだろうか。思わず「あったなーこれ」と声が出てしまう、カバー以上にこだわりの感じられるデザインになっていた(セガサターンの周辺機器についてはこちらでご確認頂きたい)

画面保護フィルターの上下に描かれているのがセガサターン本体や周辺機器たち。カバーもさることながら、このフィルターのこだわりも嬉しい

 iPhoneカバーのセガハードウェアシリーズ第3弾の「セガサターン」の待ちに待った発売となったが、待った甲斐のある仕上がりだ。カバーの細部までこだわられた作りもさることながら、画面保護フィルターの上下に描かれた周辺機器たちの姿も感動もの。前面、背面ともにセガサターンに包まれたiPhoneは、手に持つと妙に頭がとがったおじさん達や、夢中でセガサターンを遊ぶチンパンジーの勇姿が浮かんでくる。往年のセガサターンファンはぜひ手にしてもらいたい一品だ。

カバーと画面保護フィルターを着けて、表も裏もセガサターンなiPhone完成!これまでに発売されたメガドライブ本体、メガドライブコントローラーのカバーとも並べてみた。こうして並べておくというのもいい感じだ

【5月26日記事修正】見出しと本文中の表現が初期型デザインのケースに合わないという声を頂き、合わせたものに変更いたしました。お詫び致します。


USBもACアダプターも使わずにWii U GamePadを充電!

メーカー:
ゲームテック
価格:
オープン価格(購入価格:1,296円
Wii U本体とACアダプターの間に取り付けてWii U GamePadも一緒に充電してしまおうというグッズ

 5月29日、いよいよ「マリオカート8」が発売となるWii U。快適に長時間楽しむために、Wii U GamePadを手軽に充電したいというわけで、ゲームテックから発売された「USBもACもいりま線U」を試してみた。

 こちらは商品名のとおり、Wii U GamePadをUSBでもACアダプターでもなく、別の方法で充電するというグッズ。「じゃあ、どうやって充電するの?」と気を引く上手いネーミングだが、その正体は“Wii U本体のACアダプターから充電する”というものだ。Wii U本体とACアダプターのコネクタの間に、このグッズのアダプターを挟ませることで、Wii U本体とWii U GamePadの両方に給電する。

 アダプターのサイズは横から見たときに約4.6×2.3×1.3cm(横×縦×奥行き)となっており、ちょっと奥側がでっぱることになるが、作りはコンパクト。Wii U GamePadに繋ぐケーブルは、Wii U縦置き時にはアダプターの下側から、横置き時には右側から出る。ケーブル長は約3mあり、充電しながらでも快適にプレイできる。

 本体用のACアダプターから給電しているので、Wii U本体の電源がオフでも充電ができるし、USBポートを使わないところもありがたい。Wii U GamePad用のカバーや充電スタンドとの併用も可能だ。

 このアダプター経由での充電時間を測定してみた。バッテリー残量が0の状態から充電を開始し、標準バッテリーでは約2時間32分、「Wii U GamePadバッテリーパック(2550mAh)」では4時間26分で充電が完了した。Wii U GamePad用のACアダプターで充電した時とほぼ同等という結果になった。

 Wii U GamePadを充電しながらのゲームプレイも試してみたが、動作に問題は見られなかった。シンプルなグッズではあるが、Wii U GamePadの充電用にACアダプターを使ったり、USB端子を使ったりが、ちょっとすっきりしないという人にとって「そうそう、こういうのが欲しかった」となるグッズではないだろうか。

Wii Uは縦置き、横置きどちらでも使用可能。アダプターの分だけ奥行きが増すのが少々ネックだが、Wii U GamePadをACアダプターやUSB端子を使わずに充電できるのは便利だ


某家庭用ゲーム機と携帯ゲーム機のデザインで3DS LLを包むシリコンポーチ

メーカー:
デイテルジャパン
価格:
1,944円
カラーバリエーション:FCホワイト、GBホワイト
某家庭用ゲーム機と、某携帯ゲーム機をモチーフにしたシリコン製の3DS LL用ポーチ

 デイテルジャパンが力を入れているレトロゲーム機風デザインの最新グッズ、「レトロシリコンポーチ(3DS LL用)」が発売された。一目瞭然、こちらは某家庭用ゲーム機と、某携帯ゲーム機のデザインをあしらった、3DS LL用のシリコンポーチだ。

 ポーチというと、ポリエステル素材や、EVA素材を使ったものが主となっているが、こちらのポーチはシリコン製。約1.4mmのシリコンで3DS LL本体を包んでくれる。側面にシングルスライダータイプのファスナーがあり、そこから3DS LL本体を出し入れする作り。ファスナーの内側には布地が縫い付けられていて、収納した3DS LL本体を傷つけてしまわないように配慮されている。

 この製品の1番のポイントはなんといってもその外観。ゲーム機デザインは表面にプリントされたものではなく、色の異なるシリコンパーツを組み合わせて作られている。控えめではあるが凹凸があり、組み合わせの隙間によってボタンの枠などにはそれらしい凹モールド(スジ)もできている。

 ただ、再現度というかデザインへの印象については“デフォルメされたそれらしきもの止まり”というのが率直な感想。もう少し再現度を高めつつ、何かパロディ的なロゴなり文字なりで飾るなりして、「あえて、かわいく or かっこよくデフォルメしているんだな!」と納得できるデザインまで求めたかったところだ。この段階だと残念ながらチープさのみが残ってしまう。

 ポーチとしての観点では、素材がシリコンであることを除けば、特にポケットなどもなくシンプルな作りのポーチだ。ただ、素材が素材だけに重量は約96gと、シンプルさからすると少々重めになっている。保護性能の方は、傷こそつきそうもないが、衝撃の吸収力はあまりないかもしれない。内部に起毛素材の布地を仕込むなど、もう一声欲しかったところがある。

 シリコンで作ったレトロゲームデザインのポーチというアイデアは面白いのだが、もう少しデザインにこだわった面白みを求めたくなるところがあった。某家庭用ゲーム機風の方はまだしも、某携帯ゲーム機風の方はちょっとシンプルすぎるのが残念。これはこれで、そのチープさが逆にかわいらしいところもあるにはあるのだが……。

シングルファスナータイプのシンプルなポーチ。デザインはそれらしさはあるものの、もう少し手を加えて欲しかったところがある。特に携帯ゲーム機側はすっきりとしすぎていて寂しい

(ゲーム環境向上委員会)