使って試してみました! ゲームグッズ研究所

連載第333回

ぷよぷよフィギュア付き3DS/3DS LL用TPUカバーやPS Vita 2000用のガラスプレート、グリップを試してみた

 当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。

 今回は、3DS用グッズからは「ぷよぷよテトリス」と同時に発売された「ぷよぷよフィギュア付き3DS LLカバーセット」を試してみた。ぷよぷよパターンがプリントされたTPUカバーと、ぷよぷよキャラクターのフィギュアがセットになったグッズだ。

 また、PS Vita用のグッズでは、ミヤビックスより新たに発売されたのガラス製の画面保護プレート「OverLay Glass」や、アンサー、サイバーガジェット、アクラスより続々と登場してきたグリップアタッチメントのグッズを試してみた。


ぷよぷよフィギュアがセットになった3DS/3DS LL用のTPUカバー

メーカー:
セガ
価格:
4,480円
ぷよパターンがプリントされたTPUカバーと、ぷよキャラのフィギュアがセットになっている

 異色の組み合わせで楽しめるパズルゲーム「ぷよぷよテトリス」に発売に合わせ、セガより発売された、ぷよぷよキャラクターのフィギュア付きカバーセット。3DS用と3DS LL用があるが、今回は3DS LL用を試してみた。

 パッケージには、TPU素材の本体用保護カバーと、「アルル」、「アミティ」、「りんご」、「カーバンクル」の着色済みキャラクターフィギュア。さらに、フィギュアスタンド4個とフィギュアを立たせるためのポールが3個付属している(カーバンクルはスタンドに直接挿せるようになっているのでポールが必要ない)。

 TPUのカバーは天面、底面の2パーツになっていて、どちらにもクリアカバーに金色のぷよぷよパターンがあしらわれたデザイン。カバーは厚さが約1.6mmと少し厚手のもので、重量は約61g。天面側にはフィギュア用のポールを差し込める穴が4カ所あるのがポイントで、3DS LL本体を台座にしてフィギュアをセットできるようになっている。

 フィギュアは合成樹脂(ATBC-PVC)で作られていて柔らかい感触。いわゆる食玩トイのようなものに近い。着色も丁寧になされていて、小物も細かく作られている。ポールで胴の部分を挟んで立たせるようになっていて、円形のスタンドに差すか、カバーの穴に差して飾るようになっている。

TPUカバーはクリアカラーにゴールドのぷよぷよがプリントされている。天面に4箇所ある穴にはフィギュアを立たせるポールを差し込める
アルル、アミティ、りんご、カーバンクルのフィギュア。ポールで胴の部分を挟み、スタンドにセットできるようになっている

 カバーの方は、装着したままで各所のスロットやスイッチに全て触れるようになっていて、基本的な使い勝手はしっかりとしている。本体とのフィット感はわずかに固定が緩く感じられるところがあり、特に天面側はたわみがわずかに出るのが少し気になるところ。とはいえ、一般的なTPUカバーとして充分に使えるものになっている。フィギュア用の穴がL/Rボタンにそえた指に少し当たるのが、ちょっと気になるところ。

 フィギュアを保護カバーの方に着けてみたのだが、カバーがTPUということもあって穴が少し緩く、着けたままゲームをプレイすると簡単に外れてしまう。天面奥に2個と側面に2個着けられるようになっているが、飾っておく用途としてはどちらか2個しか角度的にはしっくりこないので、4個を天面に着けられる作りになっていた方がよかったかもしれない。天面カバーをステージ代わりにして飾るなら、2個は穴を使って奥に、手前にはスタンドを使って2個置くのが良さそうだ。

写真のように、TPUカバーにフィギュアをセットできるが、固定力があまりなく、このままゲームプレイを楽しむというのは厳しい。もう少し置いて飾る方向性に特化した作りでも良かったかもしれない

 3DS LL用の保護カバーとぷよぷよキャラのフィギュアがセットになったコレクターズアイテム的な側面のある製品。TPUカバーは基本をしっかり抑えた作りで実用的だが、フィギュアを立てられるという仕組みは穴の緩さもあって、ちょっと企画意図通りとはいかなそうだ。飾り用のステージとしてより特化させるか、逆にTPUカバーとして完全にフィギュアとは切り離したものでも良かったのかもしれない。とはいえ、フィギュアの出来、カバーのデザインそれぞれ仕上がりは悪くない。


極薄ガラスで画面を保護! 自然で美しい映りを楽しめるPS Vita 2000用のガラスプレート

メーカー:
ミヤビックス
価格:
3,150円
硬質な薄型ガラスで画面を保護する保護パネル。クリーニングクロスやアルコールシートがセットになっている
貼り付け前に画面を拭くのに重宝するアルコールシート。揮発性が高くてすぐ乾くし、静電気でホコリを吸い寄せるのも防止してくれる

 PS Vita 2000の画面を硬質ガラスで保護する「OverLay Glass」が登場した。約93%という高い透過率と、ガラスによる9Hという高い硬度。さらに指紋防止コーティングを備えている。パッケージにはガラスプレートのほかに、布製のクリーニングクロスと揮発性の高いアルコールシートが付属。アルコールシートは貼り付け前の拭き取りに使いやすく、嬉しい付属品だ。

 使われているのはドイツSCHOTT AG社製のガラスで、約0.2mmという極薄のプレートを使用。そこに、表面に指紋防止のコーティングと、裏面にシリコン粘着層が加わえられているが、全体でも0.323mmという薄さになっている。

 フィルターのサイズは、約120.62×80.00mm(横×縦)と、PS Vita 2000のディスプレイグラス(画面枠)のサイズである121.63mm×81.17mmと比べると、縦横ともに約1mmほど小さめになっている。

 貼り付けは、表裏に貼られているはく離フィルムを剥がして画面に貼っていくスタンダードなもの。非常に硬い1枚のプレートなので、従来フィルターのようにフィルムを剥がしつつ反らせながら貼っていくのではなく、そのまま画面の上に置くような貼り方になる。硬さのおかげで持ちやすく、位置合わせもしやすい。また、付属のアルコールシートで拭く事でホコリがキレイに取れるし、アルコール分が残っているうちは静電気でホコリを吸い寄せるのも抑えてくれる。これのおかげもあって、とても貼り付けしやすかった。

 貼り付け後の画面は、パッと見ただけでは貼られているかがわからないほどに自然な仕上がり。プレートのフチはラウンドエッジ加工という角を落とす処理が成されているということで段差も目立たない。透明度も非常に高く、ガラスの艶感や光の反射具合もPS Vita 2000のディスプレイグラス(画面枠)にかなり近い。反射防止などのコーティングはないが、それだけに自然な映りが際立っているパネルだ。

 タッチ操作の感触も、PS Vita 2000のディスプレイグラス(画面枠)と同じと言っていいぐらいに近い。指紋のつきやすさについては、指紋防止のコーティングが施されているということだが、こちらもディスプレイグラス(画面枠)同様に付着する。ただ、拭き取りやすく、クリーニングクロスで軽く拭くだけでキレイに落とせるのがありがたい。

 傷のつきにくさを調べてみるため、10円玉のフチでぐりぐりと擦ってみたのだが、さすがは硬度9Hのガラスだけあり、全く傷がつかなかった。指紋跡などを拭き取る時にも、擦り傷などを気にせずラフに扱える良さがある。

左の写真は画面全体に保護フィルターを貼ったところ、右は画面の上半分にだけ保護フィルターを貼っている写真

 硬度9Hの極薄ガラスで画面を守る保護パネルだが、透明度の高さや艶など、全てにおいてとても自然で、何も貼っていない状態のディスプレイグラス(画面枠)の質感に非常に近い。プレートのフチも、エッジを落とす処理がされているのでとてもキレイで、高級感のある仕上がりだ。価格が高めではあるが、自然な発色の画面でゲームを楽しみたい人にオススメしたい。


充電しながらゲームプレイ!保護回路やオン/オフスイッチを搭載したバッテリー内蔵グリップ

メーカー:
アンサー
価格:
オープン価格(購入価格:3,969円)
PS Vita 2000用のバッテリー内蔵グリップがアンサーからも登場!

 バッテリーを内蔵したPS Vita 2000用のグリップアタッチメント。バッテリーには容量3000mAh、出力5Vのリチウムイオンバッテリーを採用し、給電のオン/オフスイッチやショート、過充電、過放電を防止する保護回路を搭載している。基本的なコンセプトはNYKOの「Power grip for PS Vita」に近いが、保護回路や電源スイッチの搭載などに違いがある。

 グリップは真下に伸びているストレートタイプで、左右の外側は内向きに丸みがついている。全体にはラバーコーティングが施されていて手触りやフィット感は良好だ。その代わりに、ラバーコーティングというと経年劣化しやすいところがあるので、そこは好みが別れるところもあるだろうか。

 グリップ中央の下部には上下にスライドするマイクロUSBコネクタがあり、PS Vita 2000のマイクロUSB端子に差し込んで給電する。使用時にはスライドを上げロックを固定するという作り。その他に底面には給電のオン/オフスイッチとマイクロUSB端子があり、スイッチをオンの状態で充電するとグリップとPS Vita本体両方を充電し、オフの状態ならグリップだけが充電されるようになっている。

 グリップに装着した状態で、電源ボタンやボリュームボタンは触れるが、PS Vitaゲームカードのスロットとメモリーカードスロットは塞がってしまう。PS Vitaゲームカードを頻繁に入れ替えるスタイルの人には辛いところだ。

グリップはまっすぐ下へと伸びていて、内向きに丸みがついている。角の部分には全て丸みがつけてあって、ホールド感を高めているのが嬉しい。
装着時には下部のマイクロUSBコネクタの部分を上へスライドさせて固定する
全体的に角を丸くしてあるのでホールド感は良好。ただ、左右のグリップ部分が重く、重心バランスの悪さがちょっと気になった

 実際に使って試してみた。形状やコンセプトがNYKOの「Power grip for PS Vita」に近いグリップだが、そちらと比べると、角が全て丸くなっているところがポイント。手で持った時に指や手に刺激がなく持ちやすい。「Power grip for PS Vita」では角の部分がちょっと手に当たり気になるところがあったが、こちらにはそれがなく、フィット感は良好だ。

 握った状態で自然に指が各種ボタンの位置に伸びるので操作性も良好。ただ、グリップ全体は少々大きめなので、手の小さい人だと背面タッチに届きづらくなったりと、少し持てあまし気味になるかもしれない。

 気になったのは重量と重心バランスで、重量そのものは170gと、NYKOの「Power grip for PS Vita 2000」が約160gだったのに対して少し重くなっている。また、左右のグリップ部分がNYKOのものと比べると重く、重心が中心のバッテリー部分以外に左右にも感じられる。そのため、妙に手に凝縮感や重量感が伝わってきて、数値以上の重さに感じてしまうところがあった。

 着脱の手軽さについては、装着時はPS Vita 2000本体を枠に置いてからマイクロUSBのコネクタ部分をスライドさせロックするだけと手軽。コネクタの位置もちゃんと本体の端子部分に合っている。ただ、取り外す時はコネクタのスライドが少し持ちづらく、下げるのに少しコツというか慣れが必要だった。この点からも、頻繁にゲームカードを入れ替える人には辛いところがあった。

 内蔵バッテリーによる給電はというと、オン/オフスイッチが少し小さくて硬めなものの、やはりスイッチがあるというのは安心感がある。LEDランプはグリップを充電中は赤、充電が完了すると緑に光るのだが、ランプはかなり明るい。もう少し控えめでもいいのかなと思えた。PS Vita 2000に給電中はLEDランプは消灯状態になる。

 グリップのバッテリーによる連続プレイ時間を計測してみた。PS Vita 2000の内蔵バッテリーを空にし、そこからグリップのバッテリーだけで動作させ、PS Vita用ソフト「ソウル・サクリファイス」のタイトル画面(輝度最高、Wi-Fi通信オン)にて、アナログスティックを固定し省電力モードに入らないようにしつつ、自然にバッテリーが切れるまでを測定してみた。

 結果は、6時間4分でPS Vita 2000の動作が終了した。パッケージには連続プレイ時間を約2.3倍延長とあるが、この設定でPS Vitaのみではだいたい4時間前後でバッテリー残量が尽きるので、このテストだと約2.5倍ほど延長できる計算となる。PS Vita 2000本体のバッテリーと合わせれば約10時間プレイできるので、延長効果は充分なものがある。

 続いて、空になったグリップの内蔵バッテリーがフル充電されるまでの充電時間を計測。こちらは6時間13分でLEDランプが充電完了を示す緑点灯に変わった。なお、充電・給電中はバッテリー部分が結構熱くなるので、例えばバッグの中に入れて給電しておくというような使い方は避けたほうがいいだろう。

充電中と充電完了時には写真のようにLEDランプが点灯するのだが、他の製品と比べるとだいぶ明るくて目立つ

 バッテリー内蔵のPS Vita 2000用グリップとしては2つ目の製品となるが、大容量のバッテリーに保護回路もしっかりと搭載。オン/オフスイッチも備えているなど、より扱いやすい製品となっている。グリップの形状も角に丸みがつけてあってフィット感も良い。重心バランスと熱が気になるところではあるが、オススメのグリップだ。


シンプルな作りのPS Vita 2000用ラバーコーティンググリップ

メーカー:
サイバーガジェット
価格:
オープン価格(購入価格:2,079円)
カラーバリエーション:ブラック / ブルー / レッド
特殊なギミックのないシンプルなグリップ

 サイバーガジェットから発売されたPS Vita 2000用のグリップは、バッテリー等は内蔵せず、L/Rボタンもトリガー式ではなくそのまま触れるようになっているシンプルなもの。他社のグリップはいずれもバッテリー内蔵かL/Rボタンがトリガータイプになっていたので、シンプルなグリップも気になるところだ。

 グリップは真下に伸びているストレートタイプで、内向きに丸みのついた形状。ラバーコーティングが施されているのだが、グリップ前面の色がついた部分はプラスチック(ABS)素材になっているという、ちょっと独特な作りだ。重量は約83g。

 グリップを着けた状態ではPS Vitaゲームカードのスロットとメモリーカードスロットは塞がってしまうので、ゲームカードを頻繁に入れ替える人には辛い。他のスイッチや端子類にはそのまま触れるようになっていて、底面のマイクロUSB端子は固定用パーツにある開口越しにコネクタを差し込めるようになっている。また、背面には使うためのついたてがあって、引き出すと簡易のスタンドにもなる。

ラバーコーティングが施されたグリップだが、色のついた部分はプラスチック素材のままという独特な作り。装着時には下部の固定用パーツを上下にスライドさせるという仕組みになっているが、取り外しがしづらいのが難点
背面には可動式のついたてがあって、簡易スタンドにもなる

 実際に使って試してみた。まず着脱だが、下部の固定用パーツが上下にスライドするようになっており、PS Vita 2000本体を枠に入れたあと、固定用パーツを上にスライドさせて固定するという仕組みになっている。プレイ中にパーツが下がってPS Vita 2000が外れたりしないよう、しっかりと固定されるのだが、その分、取り外ししにくいところがあった。固定用パーツが形状的にも持ちづらく、力を込めにくいのもネックだ。

 手に持ってグリップを握ってみると、グリップ側面にあるくぼみや、背面側の傾斜のついた形状が独特で、握り方に少し悩むところがあった。手の位置というかポジションの収まりがしっくりくるところが掴みづらい。また、それに慣れてからも、グリップ裏側の山形になっている角が指の付け根あたりに刺激を与えてくるのが気になるところ。手の大きさによっては印象が変わってくるかもしれないが、ホールド感はもう1歩という印象になった。

グリップ周りの形状が独特で、しっくりくる握り方が掴みづらいところがあった。また、グリップ背面の山形になっている部分も手に刺激を与えてくる

 L/Rボタンもそのまま触れる、シンプルなグリップを望んでいる人にとって待望の製品かと思えたのだが、どうしても、独特な背面の形状がホールド感にクセを生んでしまっているのが残念。取り外しづらさも気になるところで、残念な点が目立ってしまった。


L/Rボタンがトリガー式になっているPS Vita 2000用ラバーコーティンググリップ

メーカー:
アクラス
価格:
オープン(購入価格:1,421円)
プレイステーションオフィシャルライセンス製品
L/Rボタンをトリガーパーツ越しに押し込むタイプのPS Vita 2000用グリップ

 アクラスから発売されたPS Vita 2000用のグリップは、本連載の第330回で試した、デイテルジャパンの「アシストトリガーグリップ(PS Vita 2000用)」と形状は全く同じものだ。唯一の違いとして、アクラスのものはラバーコーティングが全体に施されているという特徴がある。価格もほぼ同等なので、ラバーコーティングの有り無しで選べるという棲み分けになっている。

 L/Rボタンがトリガー式のパーツ越しに押せるようになっているという特徴もデイテルジャパンの製品と同様で、グリップを着けたままでPS Vita ゲームカードスロットを含め全てのスロットや端子に触れるところも同様。重量はラバーコーティングの分なのか、約59gと、デイテルジャパンのものより1gだけ重くなっている。

 ゲームプレイを試してみると、手へのフィット感がラバーコーティングによりサラサラで心地良いという違いはあるが、その他の印象はほぼ同様。特徴であるL/Rボタンのトリガーは、中に仕込まれているスプリングの違いか、ちょっと感触が異なっていて、ガタつきも少なく感じられたが、スプリングの反発の強さやストロークの浅いところでボタンが反応するところはほぼ同様だ。

デイテルジャパンの「アシストトリガーグリップ(PS Vita 2000用)」と基本的な作りは全て同じ。表面にラバーコーティングが施されているのが違いとなっている

 デイテルジャパンの「アシストトリガーグリップ(PS Vita 2000用)」とほぼ同じ製品でラバーコーティングの有り無しが違いとなっているが、ラバーコーティングは経年劣化で質感が変わるところも考慮すると、好みが別れるところ。グリップとしては小型でシンプル、カードの出し入れもしやすいタイプなので、そうしたグリップを求める人はチェックしてみてもらいたい。

(ゲーム環境向上委員会)