使って試してみました! ゲームグッズ研究所

Wii U GamePadで長時間プレイを実現! メガバッテリーやクラコン用連射アダプタ−、カラオケマイクを試してみた

連載第311回

 当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。

 今回はWii U関連のグッズを3製品試してみた。まず1つ目は、Wii U GamePadのバッテリーをより大容量なものに交換して長時間のプレイを実現するゲームテック 「メガバッテリーパックU」。2つ目は、シンプルにクラシックコントローラー/PROに連射機能を追加できるゲームテック 「連打いらないん打ッ!」。3つ目は、感度が高めで家庭でも歌いやすいサイバーガジェット「CYBER・USBカラオケマイク」だ。


Wii U GamePadの動作時間をアップ! ホールド感を変えずに長時間プレイを実現するバッテリーグッズ

メーカー:
ゲームテック
購入価格:
オープン(購入価格:4,200円)
内蔵バッテリー容量:
3000mAh
Wii U GamePadのバッテリーと交換する大容量のメガバッテリー。フタを開けるための小型ドライバーも付属する

 Wii U GamePadの内蔵バッテリーをより大容量なものに入れ替えて、動作時間を2倍以上の6〜10時間にするというバッテリーグッズだ。純正バッテリーの動作時間は約3〜5時間なので、約2倍近くになる。バッテリーにはリチウムポリマーを使用し、約500回の繰り返し充電が可能となっている。

 メガバッテリーの容量は3,000mAhと、標準の内蔵バッテリー容量1,500mAhの2倍。重量はメガバッテリーが約72g、標準バッテリーは44gと、28g増している。

 パッケージには標準のものと交換するための「メガバッテリー」と、フタを開けるための「専用ドライバー」が付属。メガバッテリーは標準のバッテリーとサイズが同じで厚みも変わらないため、バッテリーを交換した後に元のフタがそのまま着けられる。こうしたバッテリー交換グッズの場合、バッテリーが大型化し、専用のフタを付属させていることが多いため、付属のフタの色を本体色と合わせることが必要になる場合があるが、この製品はフタの色を考慮せずとも大丈夫だ。

 取り付けは、Wii U GamePadの電源がオフの状態で、背面中央にあるフタを付属のドライバーで開け、純正バッテリーを取り外す。バッテリーはWii U GamePad本体とコネクタで繋がっているが、簡単に取り外しできた。そしてメガバッテリーのコネクタを差し込み、収納部に入れ、フタを閉めれば完了。

 純正バッテリーとメガバッテリーを比べると、純正バッテリーが収納スペースよりも小さい長方形型なのに対して、メガバッテリーは収納部分にぴったり収まる限界まで大きくしてあり、長方形に出っ張りがいくつか出ている。公式サイトの解説を見ると、形状をある程度自由に作れるリチウムポリマー電池だからこそ実現できた形状ということで、この出っ張りの部分にもバッテリーが入っているそうだ。

交換手順は、まず2カ所のネジを回してフタを開け、純正のバッテリーを取り外す。そして、メガバッテリーを入れてコネクタを繋ぐだけ。こうした作業に慣れている人なら5分程度で完了する

 実際にゲームプレイ等を試してみた。バッテリーを入れ替えてもフタも厚みも変わらないので、手に持った時の“形状からくる感触”というのは全く変わらない。重量については約28g増してはいるものの、ほとんど違いがわからないぐらいのわずかなものだ。全般的に標準バッテリーの状態と使用感は変わらないと言っていい。

 動作や給電の安定性に関しては、非常に安定していた。また、バッテリーというと使用中や充電中の熱も気になるところだが、こちらも純正と大きな違いはなく、充電中にほんのり暖まる程度だった。

 気になる連続駆動時間についてテストしてみた。Wii U GamePadの輝度を最高の5、省電力機能と焼き付き防止機能をオフ、振動機能はオンという状態で、カプコンの「モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.」のタイトル画面を延々と映し、音量は最大にした。この状態で、充電完了から電源が切れるまでを計測してみた。

 その結果、標準バッテリーは約2時間57分で電源が切れたが、メガバッテリーは5時間54分で電源が切れた。純正が約3時間、メガバッテリーでは約6時間動作したので、ちょうど2倍と言っていい。これだけ保つならば、1回のプレイ程度ならば、充電せずとも問題ないだろう。

 画面のバッテリー残量表示については、メガバッテリーだと5時間経過あたりまでは満タンのままで、そこから急激に減っていくという挙動を見せた。純正バッテリー基準に表示をしているためと思われるが、少し独特な表示だ。

 続いて、そのバッテリーが完全に尽きている状態からの充電時間を計測した。標準バッテリーは2時間26分で充電が完了したが、メガバッテリーは5時間40分で完了となった。容量が増した分だけ充電時間もやはり長時間になり、純正と比べて2倍超となっている。寝ている間に充電しておくようにすれば、翌日がっつり遊んでも問題ないというところだ。

 バッテリーを交換してWii U GamePadの動作時間を倍増してしまおうというグッズだが、バッテリー形状を工夫することでWii U GamePadそのもののフタや厚みは変えずにそのままで使えるのは嬉しい限り。使用感もわずかな重量差以外はほぼ変わらず、動作も安定していた。がっつり遊んでも途中に充電の心配をする必要がないというのは大きなメリット。より快適にWii U GamePadでのプレイを楽しみたいという人は、ぜひチェックして頂きたい。

【【ゲームテック公式の製品紹介ムービー】】


クラシックコントローラー/PROに連射機能をシンプルに追加!

メーカー:
ゲームテック
価格:
オープン価格(購入価格:1,890円)
丸いボタンと赤いLEDを備えたアダプター。非常にシンプルな作りだ

 Wiiリモコンとクラシックコントローラー/PROとの間に装着して、簡単に連射機能を追加できるアダプターだ。

 アダプター本体は非常にシンプルな作りで、Wiiリモコンに接続するコネクターから約9cmのケーブルが伸びていて、その先にアダプターがあり、アダプターには大きな丸い押しボタンの「ターボボタン」と、連射状態を示す赤色のインジケーターがある。このアダプターの側面にもコネクターがあるので、ここにクラシックコントローラー/PROを差し込んで使うというものだ。

 連射設定する時は、アダプターのターボボタンを押しながらクラシックコントローラー/PROの連射させたいボタンを押すという簡単な手順。1回設定するとボタンを押している間だけ連射に、もう1度設定するとボタンを押さなくても自動で連射し続ける連射ホールドに、もう1度設定操作をすると連射機能が解除される。連射設定が可能なボタンはa/b/x/y/L/R/ZL/ZRで、複数設定も可能。

 実際にゲームプレイに使用してみた。Wii Uの本体バージョンは3.0.0J、Wiiの本体バージョンはバージョン4.3Jと、2013年5月時点での最新バージョンで試した。こちらの製品はバージョンが変わることで使用できなくなる可能性もあることは念頭において頂きたい。

 試してみたところ、機能も使い方もシンプルな製品だけに、非常に手軽。Wiiリモコンとの間に着けるアダプターなので、使い慣れたクラシックコントローラー/PROに連射設定や連射ホールド機能を加えられるところが大きな魅力。

 ゲームプレイへの活用としては、シューティングで自動連射させたり、RPGでレベル上げ時のボタン連打に使うといったあたりが有用だろうか。ただし、オンラインRPGの場合は、自動レベル上げ等の不正な入力データを検知する仕組みを持っていることがほとんどで、連射(特に連射ホールド)はその機能として検知される可能性が高い。押している間のみ連射という設定で操作の負担をちょっと軽減する程度の使い方に留めよう。

Wiiリモコンとクラシックコントローラー/PROの間に、アダプターを装着すると連射設定が可能になる。連射設定する時は、アダプターのターボボタンを押しながら設定したいボタンを押すだけと簡単だ
今回テストしたWiiリモコン。左が1、中央の青色が2、右が今回のテスト用に購入した3だ
写真のWiiリモコンは、左の青色が2010年頃購入のRVL-036。右の黒色がWii U発売以降のRVL-036だ。どちらも同じ型番ではあるが、最新のものはSYNCボタンを電池フタからも押せるようになっている

 また、このグッズはWiiリモコンの型番によっては使用できない例があるようだ。研究所ではこれについて、以下の3つのWiiリモコンを用意して試してみた。

1.「Wiiリモコン(「Wiiリモコンジャケット」同梱)」型番:RVL-003
 Wii初期(2006年頃)に発売されたモデル

2.「Wiiリモコンプラス(「Wiiリモコンジャケット」同梱)」型番:RVL-036
 Wiiリモコンプラス内蔵版が発売された頃(2010年頃)のモデル

3.「Wiiリモコンプラス(「Wiiリモコンジャケット」同梱)」型番:RVL-036
 Wii U用パッケージの最新版で「Wiiリモコンプラス追加パック」のWiiリモコンもおそらく同じもの。今回のテスト用に5月上旬に購入した

 用意したのはこの3つ。このうち、テスト用に新たに購入した「RVL-036」の最新モデルのみ「連打いらないん打ッ!」が使用できなかった。クラシックコントローラー/PROを認識しなくなってしまう。

 型番としては「2」と「3」は同じ「RVL-036」だが、実はこの2つには外見的にも違いがあり、最新モデルでは電池フタにSYNCボタンが搭載されている(これ以前のモデルはフタを開けないとSYNCボタンを押せなかった)。おそらくWii U発売のタイミングでモデルチェンじされ、内部的にも違いがあるのだろう。

 「連打いらないん打ッ!」とWiiリモコンの組み合わせについてはその全てを検証できたわけではないが、初期のRVL-036以前のWiiリモコンであれば利用可能と考えて良さそうだ。この点にはご注意頂きたい。

 シンプルに連射機能を追加できるグッズで、特に使い慣れたクラシックコントローラー/PROを使えるのは非常に嬉しい。ただし、記述してきたようにWiiリモコンの型番によって使用できないものもあるようなので、この点にはご注意頂きたい。

今回テストしたWiiリモコン。写真左の白色が2006年頃購入の文中の「RVL-003」、中央の青色が2010年頃購入の「RVL-036」、右が今回のテスト用に購入したWii U発売以降の「RVL-036」だ。写真右はどちらも同じ型番の「RVL-036」ではあるが、最新のものはSYNCボタンを電池フタからも押せるようになっている。ただし、この最新の「RVL-036」だと今回の「連打いらないん打ッ!」は使用できなかった
【【ゲームテック公式の製品紹介ムービー】】


感度が高めで自宅で手軽に歌えるUSBカラオケマイク

メーカー:
サイバーガジェット
価格:
オープン価格(購入価格:1,600円)
Wii/Wii U/PS3/PCで使用できるUSBカラオケマイク
左が「CYBER・USBカラオケマイク」、右が任天堂の「Wii Uマイク」。比べるとかなり小型で重量も約100g軽い

 Wii Uでカラオケが楽しめる「Wii カラオケ U」を楽しむのに最適なUSBマイクで、Wiiの「カラオケJOYSOUND Wii」や、PS3の「JOYSOUND DIVE」にも利用可能。この他、Windows PCにも利用可能で、対応機種はWii/Wii U/PS3/PCと幅広く活用できる。

 「CYBER・USBカラオケマイク」は任天堂の「Wii Uマイク」と比較すると小型で、重量は「Wii Uマイク」が約292gなのに対して、「CYBER・USBカラオケマイク」は約200gとなっている。小型軽量ではあるが作りはしっかりとしていて、ウィンドスクリーン(マイクの先端)も金属パーツを使っている。ケーブル長は約3mと、任天堂「Wii Uマイク」の約4.8mよりは短いが、必要充分というところだろう。

 任天堂「Wii Uマイク」との大きな違いとして、「CYBER・USBカラオケマイク」にはオン/オフのスイッチがない。常にオン状態になるので、テーブルに置く時などにぶつけて大きな音が出ないようにするなど、取扱いに多少注意する必要がある。ここはできれば、オンオフスイッチを搭載して欲しかったところだ。

 実際に任天堂「Wii Uマイク」と比較しつつ、Wii UやPS3で試してみた。まずはWii Uの「Wii カラオケ U」で使ってみたが、この「CYBER・USBカラオケマイク」は基本の感度が「Wii Uマイク」よりも高い。1.5〜2倍程度はあるだろうか。小さめの声でもしっかり拾ってくれるので、家庭で楽しむという面ではこれぐらい感度があったほうが扱いやすいと思えた。

 ただし、「CYBER・USBカラオケマイク」は先端の中心部のみに指向性が向けられているのか、ウィンドスクリーンの側面部分では音がほとんど入らない。周囲の音を拾いにくいというメリットがあるが、口に対して角度をまっすぐに持つというコツが必要だ。これについては「Wii Uマイク」もほぼ同じことが言えるので、両者に差は感じられない。

 音質に関しては、両者とも大きな差は感じられないものの、感度が高いぶん「CYBER・USBカラオケマイク」では大きな声や濁音に対して音割れが多少気になるところがあった。そうしたところからも、控えめの声で、スピーカーからのエコーの聞いた歌声を聴くというバランスになっており、本気の声で歌うわけにはいかない家庭向けなチューニングに感じられる。このあたりも嬉しい配慮と感じる人は多いように思える。対する「Wii Uマイク」は本気の声量で歌う環境のある人向けと言える。

 なお、任天堂「Wii Uマイク」はWiiでは利用できないが、こちらの「CYBER・USBカラオケマイク」は使用可能。Wiiの「カラオケJOYSOUND Wii」に使いたいという人にもオススメだ。

 続いてはPS3「JOYSOUND DIVE」で試してみたが、こちらも特に問題はなく感度高めのマイクとして利用できた。なお、遅延については「Wii Uマイク」と同程度でほんのわずかなもので、問題なく歌えた。歌声の遅延については、「公式のこちら」にもあるように接続環境によっても発生するのだが、研究所では、HDMI接続ではRegza 37ZP3のゲームダイレクトモードで確認したほか、光デジタル出力での音声でも確認した。

小型だが作りはしっかりしている。感度が高めで、抑えめな歌声でもしっかりと拾ってくれるので、家庭用カラオケ向けなバランスと思えた

 安価に手に入るゲーム機向けUSBカラオケマイクだが、感度が高めで抑えめな歌声でも充分に楽しめるという、家庭で扱いやすいバランスとなっていた。オン/オフスイッチがないのが残念だが、手軽に自宅カラオケを楽しむのであれば必要充分という印象で、Wii/Wii U/PS3/PCと他機種に使えるのも嬉しい。「Wii Uマイク」よりも感度が高めのマイクを求めている人にオススメだ。

(ゲーム環境向上委員会)