【連載第255回】ゲームライフに役立つグッズをレポート


ニンテンドー3DSを快適操作! グリップアタッチメントグッズを試す!
本体を守るクリアカバーグッズも5種類をチェックしてみた


 当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。


 今回は、前回に引き続きニンテンドー3DS用のグッズを扱う。早くも登場した3DS用のグリップアタッチメントグッズ、デイテルジャパンの「3DS用アシストグリップ」を使ってみた。カプコンの「スーパーストリートファイターIV 3D EDITION」のような格闘ゲームも出ているだけに、よりしっかりとホールドしての快適操作には注目いただきたいところ。また、各メーカーより発売されている、クリアカバーグッズも5種類を一気に使ってみたので、そちらもぜひご覧いただきたい。

【今週のおしながき】
「しっかり握って快適操作! 3DS用グリップグッズ」
「3DS本体をしっかりガード! クリアカバーグッズ」

 




● しっかり握って快適操作! 3DS用グリップグッズ

「3DS用アシストグリップ」

    メーカー:デイテルジャパン
    価格:980円 カラーバリエーション:ブラック、ブルー


グリップアタッチメントに3DSを装着したところ

 はやくも登場した3DS用のグリップアタッチメントグッズだ。色はブラックとブルーがあり、今回はブルーを使ってみた。素材はABSで、重量は79g。

 アタッチメントは平たい台座に2個の膨らみがついた形状で、3DSの下画面側の下半分がアタッチメントに埋まる作り。上半分にあるボリュームスイッチやワイヤレススイッチはつけたままで触れるが、SDカードスロットは触れないという状態になる。当然ながら専用充電台も併用はできないが、背面の充電端子、カードスロット、タッチペンホルダーや、前面のイヤフォン端子は装着したまま使える。

 3DSは4個のツメで固定するが、固定力は外れない程度のほどほどに控えられている。だが、本体にキズがつかないようにもう一工夫欲しかったところだ。

 アタッチメントは置くとヒンジの裏にあるついたてと両グリップの3点で水平に置けるようになっていて、置いてのプレイも配慮されている。また、背面には収納スタンドを搭載しており、スタンドは2段階に角度を調節できる。さらにスタンドの先端は引き出しのようなスライド機構になっていて、こちらも引き出し具合を半分、全部と2段階に調節可能。スタンドの角度と長さで微調整できる。さらに、中にはDSカードかSDカードを1枚収納できる。


素材はABSで表面には特に加工はされていない。大きめの膨らみが2個ついていて、写真右のように置いた時には水平になるように配慮もされている

本体より下にグリップのふくらみがあるので、素直にそのまま持つとXボタンあたりは指先ぎりぎりになってくる。少し上を持つようにすると扱いやすくなった

 実際に使ってみた。持ってみると、両手で左右から本体を挟み込むような力加減になって、グリップのふくらみが手のひらにすっぽり収まってくる。何も着けていない時よりも格段にホールドしやすくなり、そのおかげで操作も楽に安定して行なえるようになった。操作性の向上においては、非常に効果的だ。

 ただ、グリップは少し大きめで、手の小さい人は持ちづらさを感じてしまいそうだ。形状的にもグリップできる(握れる)というよりも、アタッチメントに両手を添えてホールドしているという感触が強く、グリップ感についてはバランスの悪さを感じた。

 また、グリップが3DS本体よりも手前に伸びているので持つ手の位置も手前になり、スライドパッドやA/B/X/Yボタン、L/Rボタンまでが遠くなってしまう。十字ボタンの位置がちょうど良くなるぐらいで、X/Yボタンは慣れないうちは親指が届きづらく感じた。手の収まりがいいあたりよりも、少し上を持つようにしていくとバランスが良くなるので、それに慣れてくると扱いやすくなる。使い始めだけ違和感を感じるというところだ。

 操作性のアップとホールド感のアップは非常に良く、本体発売と同時にカプコンの「スーパーストリートファイターIV 3D EDITION」を購入して楽しんでいる方なら、ぜひ活用したいところ。ただ、グリップ部分の大きさや持つ手の位置など、微妙にバランスの悪いところもある。DSカードを収納できるものの3DSカードを収納できないところや、表面がABS素材そのままなのも残念なところだ。ただ、そうした面があっても操作性をアップできるメリットはさらに大きいというのが素直なところ。本格的にアクションや格闘を楽しむなら購入をオススメしたい。


背面には収納式のついたてがあって簡易スタンドとしても使える。ついたて先にはDSカード、SDカードを収納できるが、3DSカードが収納できないのは残念




● 「3DS本体をしっかりガード! クリアカバーグッズ」

「CYBER・プロテクトケース」

    メーカー:サイバーガジェット
    価格:オープンプライス(購入価格:934円)
    カラーバリエーション:クリア/クリアブラック/クリアブルー


3DS本体にかぶせてキズや汚れから保護するクリアカバーグッズ。上下のパーツがヒンジでつながっているタイプだ

 3DS本体に装着してキズや汚れから保護する、クリアカバーグッズ。素材はABSで、上下のパーツがヒンジでつながっている作り。重量は約34gとなっている。カラーバリエーションはクリア、クリアブラック、クリアブルーと3色が用意されている。今回はクリアを使ってみた。

 カバーの厚みは約1mmで、カバーのふちは角が落とされて丸みがついている。各スイッチ類の箇所はすべて開口されていて、すべての箇所にカバーをつけたままでアクセスできる。ストラップホールも小さめではあるが開口されているので使える。

 実際に使ってみると、無難な仕上がりで手触り等の質感もよい。ただ、少し一体感が甘いのか、手に力が入るとギシギシと鳴るところがあった。また、天板にケースが密着しすぎてしまうのか、左右にべたっと密着してにじみのような見た目の変化ができてしまった。

 各スイッチ用の開口部のふちには丸みがついておらず、ボリュームなどを触ったときに痛いときがある。L/Rボタンに添えた人差し指の先も、充電端子周辺の開口のバリが指に触れてくるので、そこそこ気になるところだ。少し自分で削るなど工夫すると扱いやすくなるはずだ。

 ちなみにこのクリアカバーを付けていると、当然、専用充電台には載せられない。だが、充電用の金属接点にはギリギリ当たるようで、充電台の設置枠の上に載せる状態で充電はできた。ただ、ちょっとした揺れで外れてしまうので安定はしない。外れないように充電台についたてをつけたりすると使えなくはない、というところだ。

 無難な作りをしているものの、ギシつきは気になるところ。スイッチ類の開口部のとがりに関しても、プレイしていると気になってくる。ちょっと残念なところが目立ってしまった。


開口部もしっかりとあいていて、全体的に安定感のある作りなのだが、フィット感がもう一歩なところがあってギシギシとなるのは気になるところ


「クリスタルシェル3D」

    メーカー:ゲームテック
    価格:980円 カラーバリエーション:クリア、クリアブラック、クリアブルー


3DS本体をキズや汚れから保護するクリアカバーグッズ。こちらは上下のパーツがわかれているセパレートタイプだ

 薄さ約0.9mm、重量は約27gと、薄さと軽量さが特徴のクリアカバー。上下のパーツが別々になっているセパレートタイプの作りで、カラーバリエーションはクリア、クリアブラック、クリアブルーの3色が用意されている。今回はクリアを使ってみた。なお、ゲームテック様よりサンプルをお送りいただいたので、その他の色についてもアクアブルーと組み合わせてみた。

 カバーの厚みは箇所によって厚みが異なるのだが、下側パーツの厚みのある部分で1mmを切っていて、確かにかなり薄いカバーだ。とはいえ素材はABSなので、強度は十分にある。カバーのふちは角が丸く処理してあり、各スイッチ類の開口部もしっかりとあいていて、カバーをつけたまますべての箇所にアクセス可能。ストラップホールもきちんと開口されている。

 実際にとりつけてみた。セパレートタイプなので3DSのヒンジの部分は覆わない形状で、フィット感は良好。開閉時に多少のギシつきがあったりはするのだが、これはもうしょうがないと思える程度だ。手触りもよく、外観もすっきりとまとまっている。ただ天板とカバーが密着したにじみのようなものが小さくできるのは外観としても、擦り傷等への心配という点でも気になるところだ。

 プレイを試してみると、手に持ったときにはカバーの薄さが効いているのかすっきりと収まる。各スイッチ類も触りやすく、好印象だ。ただわずかに、たとえばボリュームスイッチやワイヤレススイッチの開口の縦のところだけバリ感があったので、そこは気になった。少しの箇所だけなので、どうしても気になる場合は少し削ればすぐに改善できる。

 専用充電台との併用だが、これもサイバーガジェットと同様。充電台の上に乗せると、充電用の金属接点にはギリギリ当たるようで充電は一応できる。ただ安定はしないので、これで良しとするかは悩むところだ。

 不満点のほとんどないカバーで、外観もすっきり、使用感もとても良かった。薄く、重量も軽いので、プレイへの影響や手触りの変化も少ない。セパレートタイプなのでカバーしている範囲はヒンジタイプよりも少なくはなるものの、オススメのクリアカバーだ。


一体感が高く、カバーが薄いので装着後も非常にすっきりとした外観になる

左はクリアブルー、右はクリアブラックを装着してみた


「3DS用デコクリスタルケース」

    メーカー:デイテルジャパン
    価格:980円


カットグラス風の天板加工が目を引くクリアカバー。上下のパーツがヒンジでつながっているタイプだ

 ヒンジでつながっているタイプのクリアカバーで、天板部分にカットグラス風のような凹凸がついているのが大きな特徴。素材はABSで、重量は約36g。

 カバーの厚みは約1mmだが、天板のカットグラス風の加工があるため、上画面側パーツの天板部分にはそこそこの厚みがある。カバーのふちは丸く角が落とされ、各スイッチの箇所も、ストラップホールを含めてきちんと開口されているので、カバーをつけたまますべての箇所にアクセスできるようになっている。

 実際にとりつけてみると上画面のパーツがはめこみずらく、一応装着はできるものの、少し本体の天板より浮いたような状態になってしまった。閉じたときに水平になるところが少し上に上がってしまう。

 また、これは個体差もあると思うが各所にバリが残っていて、使用した製品ではL/Rボタンのわきにバリがあったのが特に問題となった。このバリがボタンをつっかえさせてしまい、ボタンを押せなくしてしまっている。バリがL/Rボタンにひっかかっているので、取り外し時にはボタンを破損する恐れも感じられ、苦労した。

 バリをとって使用してみたところ、今回使用してみたクリアカバーグッズの中ではヒンジの感触が最も重く、全体的にがっちりした印象。手触りや使用感には大きな問題こそないのだが、やはり細かなバリの感じや上側のパーツがしっかりとはまっていないところ、下側パーツの手前(イヤフォン端子付近)にはパーツを切り離した跡がざっくりと残ってしまっていて、外観も損ねてしまっているなど、いろいろと気になるところはある。

 専用充電台との併用についてだが、カバーの厚みで充電用の接点が本体まで届かず、充電することはできなかった。またカバー底面の丸みもあるので、台に乗せても手前に滑り落ちてしまう。どのみち併用はできない。

 カットグラス風の天板加工はキラキラとした3DSの天板の色をよりリッチにしてくれて見た目は良いのだが、いろいろと気になるところがあったのが残念。特にバリに関しては、個体によっては削るなり自分で手を入れないとまともに使えない可能性がある。


カットグラス風の天板加工もあるので全体に厚みのあるカバーだ

左の写真のように完全には装着できなかった。カバーが少し上に上がってしまっている。また、右の写真のようにバリも何カ所かに残っていて使用感に影響していた


「クリスタルボディケース for NINTENDO 3DS」

    メーカー:ユニオンテクノス
    購入価格:580円


スタンダードな作りのクリアカバー。上下のパーツがヒンジでつながっているタイプだ

 スタンダードな作りの、ヒンジでつながっているタイプのクリアカバーだ。重量は約37gで、素材はABS。

 カバーの厚みは約1.3mmと多少厚めなところがあり、全体としても大きく感じられるところがある。作りとしては無難な形状で、各スイッチ類の開口もついていてカバーをつけたままアクセスできる。ただ、ストラップホールは開口されていないので使えなくなる。

 基本的な使用感には満足できるのだが、カバーの厚みがあるぶんスイッチを触るときに開口部のふちがあたりやすく、多少、触りにくさを感じるところがあった。なお、やはりこの製品でもカバーと天板が密着してしまいにじみのようなものが小さくできてしまう。

 また、下側のパーツの固定力がゆるいところがあって、開閉時などのときにカパカパとカバーが下に1mm〜2mmほど動いてしまう。プレイ中は底面から手で押さえているので気にはならないのだが、ちょっとしたときに気になってしまうところだ。ヒンジ裏の赤外線受発光部のあたりにパーツを切り離した跡とバリが大きめに残っていたので、この点も少し残念なところ。

 専用充電台との併用についてだが、カバーの厚みで充電用の接点が本体まで届かず、充電することはできなかった。

 特徴はあまりないものの無難なカバーという印象で、手触りや質感も十分。カバーの厚みやフィット感に関しては少し気になるところがあったが、他の製品と比べて価格が安いので、コストパフォーマンスも考慮すると十分に満足できるところはある。


無難に扱えるカバーだが、下側パーツの固定力がゆるかったのは少し気になった


「3DS用 クラリティケース」

    メーカー:カンタービレ
    購入価格:580円


スタンダードな作りのクリアカバー。上下のパーツがヒンジでつながっているタイプだ
ヒンジの作りのためか、本体を開いているときだけ写真のように底面に隙間ができ、そこがギシギシと鳴ってしまう

 ヒンジで上下パーツがつながっているタイプのクリアカバー。素材はABSで、重量は約37gとなっている。

 カバーの厚みは約1.2mmほどと多少厚めではあるが、全体的に無難な作り。開口部もしっかりとあいていて、各スイッチ類にカバーをつけたままでほぼアクセスできるが、ストラップホールだけは開口がないので使えなくなる。カバーの厚みがあるため、多少スイッチ類に触りにくさを感じるところがあった。この製品でも、カバーに天板が密着してしまい、にじみのようになるのはあった。

 手触りは良好で質感等にも問題はない。カバーの固定力もほどよい。ただ、本体を開いているときにカバーの底面と3DSの底面との間に約1mm程度の隙間ができてしまい、手に持ったときにギシギシと鳴ってしまう。閉じているときは隙間なくぴったりになるので、ヒンジの作りによるものだろう。そこまで大きく気になるところではないのだが、もう一段のフィット感が欲しかったところだ。

 また、カバーのふちは基本的に角が落とされて丸くなっているのだが、ボリュームスイッチとワイヤレススイッチ部分の角が結構するどくとがっていて、触ったときに指に刺激がある。ここは自分で削るなりしたほうがいいだろう。

 専用充電台との併用についてだが、カバーの厚みで充電用の接点が本体まで届かず、充電することはできなかった。

 全体に無難なクリアカバーで、気になるところは多少あるものの問題なく実用できる。オススメするにはもう一歩カバーの厚みやフィット感に工夫が欲しいところだが、こちらもユニオンテクノスの製品同様に価格が控えめなので、価格とのバランスとしては無難なところだ。


全体に無難な作りのクリアカバーだが、カバーの厚みで開口部が触りにくいところやフィット感に残念なところを感じた






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(2011年 3月2日)

[Reported by ゲーム環境向上委員会]