【連載第233回】ゲームライフに役立つグッズをレポート


“もう1個あると何かと便利”な、「ACアダプター」グッズ
“価格控えめ”で“ひと工夫”のグッズをリリースするアンサーの製品からピックアップ!


 当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。


 注目を集めるようなグッズではないが、携帯ゲーム機を持っていると誰しも1度は欲しいと考える。そんなグッズが「充電アダプター」グッズだ。本体に同梱されているACアダプターとは別にもう1個持っていると何かと便利。だが、どうせ買うなら単純な充電アダプターではなく、何かひと工夫欲しいというのが正直なところだ。

 そこで今回ピックアップしたのが、株式会社アンサーが販売しているDSとPSP用の充電グッズ。アンサーは、“純正グッズよりも低価格”かつ“純正グッズにはないひと工夫”をテーマに、ゲームグッズを販売しているメーカーで、2個目を選ぶときに魅力的なツボを抑えている。

【今週のおしながき】
DS/PSP アンサー 「マルチACアダプタ ソーラー付き充電器」
DSi/DS Lite アンサー 「DS 2way Adapter」
PSP アンサー 「PSP用ミニACアダプタ エラビーナ」
PSP アンサー 「PSP用巻取式ACアダプター+USBポート」

 

● DS/PSPに多彩に対応! ACアダプター機能、内蔵バッテリーでの充電、さらにソーラーパネルも搭載!!

「マルチACアダプタ ソーラー付き充電器」

    メーカー:アンサー
    価格:2,780円


AC充電器、DS/PSP用の4種のコネクタがついたUSBケーブル、両方をしまっておけるポーチのセットになっている

 DS(DS/DSi/DSi LL/DS Lite)とPSP(PSP-3000/2000/1000)に対応したマルチACアダプター。ACアダプターなだけでなく、内部にリチウムイオンポリマーの充電式バッテリーを内蔵しており、ポータブル電源としても使える。さらに、ソーラーパネルを備えていて内蔵バッテリーの充電もできてしまうという、なんとも多機能でユニークな製品だ。

 パッケージにはAC充電器本体、先端に4種のコネクタを備えたUSBケーブル、アダプタとケーブルを閉まっておく巾着ポーチが入っている。

 AC充電器本体は縦横が5.5cm、厚みが2.5cmのボックス型。重さは74g。180度に可動してアダプター内に収納できるコンセントプラグや、太陽光発電用のソーラーパネルを備えている。側面にはON/OFFのスイッチや動作状態と充電状態を示すLEDがある。

 USBケーブルには各ゲーム機に対応する4個のコネクタがキーチェーンでくくりつけられていて、USBケーブルの先端(mini-Bコネクタ)と組み合わせてゲーム機の充電端子へと繋いでいく。ケーブルの長さは60cmとそこそこの長さがあって、取り回しがいい。

 内蔵されているリチウムイオンポリマーのバッテリーは容量が900mAh。出力は5.0Vの500mA。バッテリーは繰り返し約500回の利用ができるとしている。

 色々と多機能な充電器だが、充電器本体はとてもコンパクトな作りで、すっきりとしたデザインなのが嬉しい。コンセントプラグを折りたたんでしまえば、小さな立方体になる。USBケーブルは4個のコネクタがぶら下がるため、少しジャラジャラとするが、そこは致し方ない。

 電源を入れると青色のLEDが点灯して給電状態になる。LEDがあるおかげで電源の切り忘れなどに気がつきやすいのは嬉しいポイント。また充電中は赤色のLEDが点灯し、充電が完了するとLEDが消えるようになっている。コンセントプラグからの充電は約2時間30分で完了する。



AC充電器はリチウムポリマーのバッテリーを内蔵。コンセントプラグも備えているので、充電器としてもポータブル電源としても利用できる。出力はUSBで、USBケーブルのminiBコネクタ側に各ゲーム機用のコネクタを装着して使用する

AC充電器の天面はソーラーパネルになっていて、写真のように明るいところに置いておくだけで内蔵バッテリーを充電する
コンセントプラグを使ってACアダプターとして充電
内蔵バッテリーでポータブル電源として使うこともできる

 最大の特徴であるソーラーパネルでの内蔵バッテリー充電だが、こちらは満充電までに約48時間かかるとされており、コンセントプラグでの充電と比べると非常に時間がかかる。また、ソーラーパネルの充電は充電器の電源をオフにしないとならないので、太陽光で電力を確保しながらゲームをプレイするという使い方はできない。

 ソーラーパネルでの充電は、電源オフの状態で陽の当たる場所に置いておけばいいので手軽だが、リチウムイオンバッテリーを内蔵している製品ゆえ、温度の上昇には気をつけたい。製品パッケージ内の取扱説明にも「充電する環境の周囲温度に注意し、日光や蛍光灯などの光が当たる場所に置く」と注意書きがある。

 こうしたことを踏まえると、現実的にはコンセントプラグでの充電をメインに使うのが無難。ソーラーパネルを上に向けて明るいところに置くと、ちょっとしたバッテリーの足しになって嬉しい、というぐらいに捉えておく程度でいいだろう。

 内蔵バッテリーでのDS/PSPへの充電可能時間や連続駆動時間だが、まず充電時間は公称値で、DSi LLとDSiは約1時間30分、DS LiteとDSは約2時間30分充電できるという。連続駆動時間は、公称値でDSi LLが約6時間(中輝度)、DSiが約7時間(中輝度)、DS Liteは約4時間(高輝度)、DSは約5時間使用できるとしている。機種によって輝度の設定が異なっているためわかりづらいが、DSi LLの高輝度状態での連続駆動時間を試したところ、約3時間駆動させることができた。緊急時の利用としては十分だろう。また、PSPへのリチウムイオンバッテリーでの充電時間は2時間30分、バッテリーでの連続駆動時間は約3時間となっており、こちらはDSi LLとほぼ同等になっている。

 なお、コンセントプラグを挿してコンセントから充電した場合は、各ゲーム機に付属しているACアダプタとほぼ同様の充電時間となる。厳密には出力がUSBポートを経由するため時間に若干の違いは出るのだが、同様の使い勝手で使える。

 AC充電器からの出力はUSB端子なので、“USB接続タイプの充電ケーブルがあればDS/PSP以外の機器にも使えるのでは?”と考え、実際に試してみた。まずはPSP goとAC充電器を、PSP go本体付属のUSBケーブルで繋げてみたが、この組み合わせでは充電されなかった。ケーブルを連載229回で紹介しているミヤビックスの「リトラクタブルケーブル for PSP go」に変えてみたところ、無事充電できた。その他にも、iPhone 3GSは本体付属のUSBケーブルで繋いで充電できた。なお、iPadは「充電中ではありません」と、電圧不足と思われるメッセージが表示されてしまった(コンセントを使っても同じ表示なので、USB出力の供給量が足りていないと思われる)。

 別途ケーブルが必要にはなったが、PSP goにも利用できるところや、シリコンオーディオ機器等の充電も行なえるのは嬉しいポイントだ。USB出力の充電バッテリーとして幅広く活用できる。



電源の出力がUSBなので、別途USBケーブルを用意すればDS/PSP以外の機種にも利用できる。写真左はPSP goを繋げたところ。本体付属のUSBケーブルでは使えなかったが、別の製品を利用したところ充電できた。写真中央はiPhone 3GSで、こちらは何の問題もなく充電できた。写真右はiPad。電圧が不足しているためか、「充電中ではありません」とメッセージが表示されてしまった

 DSとPSPのマルチACアダプタ、内蔵バッテリーによる外部電源、ソーラーパネルによる充電など、多機能な充電グッズ。内蔵バッテリーのあるグッズとしては価格が抑えられており、使い勝手も好印象だ。PSP goのみ別のケーブルが必要になったのは少々残念だったものの、iPhone等のその他の機器にも活用できるのは嬉しい。コストパフォーマンスの高い製品だ。




● DSi/DSi LL/DS Liteの充電を1台でカバーできるACアダプター

「DS 2way Adapter」

    メーカー:アンサー
    価格:オープンプライス(購入価格:1,200円)


 

初代DSに付属しているACアダプターを思わせるカラーリングのDSi/DSi LL/DS Lite兼用のACアダプター。DS Liteには付属しているコネクタを装着して使用する

 DSi/DSi LLとDS Liteの両方に使えるACアダプター。アダプターのサイズはほぼ純正のACアダプターと同等で、アダプターを装着させることでDS Liteの充電もできる点や、コンセントプラグが180度に可動するところ、ケーブルをまとめやすいようにマジックテープがついているなど、細かな配慮がされている。

 付属のアダプターは、先端に装着させることでDS Lite用のコネクターに変換できるものだが、このアダプターは収納しておく場所等はなく独立しているので、無くしてしまいそうなところが気になるところ。

 ACアダプター本体は薄く平らなボックス型。外観や色は初代DSに付属していたACアダプターに似ているところがあるかもしれない。ポイントはコンセントプラグの可動域で、DS本体に付属しているものと違い、プラグが180度まで可動する。コンセントに向かって垂直にACアダプターを挿せるので、隣のコンセントの邪魔にならずにすむ。

 ケーブルの長さは約140cm。DSi付属のACアダプターはケーブル長が約190cmなので、それよりは若干短いものの、実際に扱うには十分な長さ。マジックテープがケーブルに付けられているので、ケーブルを束ねてコンパクトにまとめやすい。

 1個のACアダプターでDSi/DSi LLとDS Liteの両方に使え、コンセントプラグやケーブルをまとめるマジックテープが付いているなど、実際に使う時に役立つフォローがされており、それでいて価格も控えめ。もう1個ACアダプターを追加で購入したいという時にオススメできるグッズだ。



シンプルなACアダプターだが、コンセントプラグを180度に可動できるところや、ケーブルを束ねるマジックテープがついているなど、細かな工夫が嬉しい。写真中央はDSi付属のACアダプターと並べてみたところ。比較するとコンパクトさがわかる




● 持ち運び目的に特化したコンパクトなPSP用ACアダプター

「PSP用ミニACアダプタ エラビーナ」

    メーカー:アンサー
    価格:オープンプライス(購入価格:980円)


 

まる携帯電話用のACアダプターのごとく、非常にコンパクトなPSP用のACアダプター

 コンパクトさに徹底的にポイントを絞ったPSP用ACアダプターがこの「PSP用ミニACアダプタ エラビーナ」だ。純正のPSP用ACアダプターは少々かさばるので、もう1個持ち運び用にコンパクトなものが欲しい、という方にはうってつけな製品だ。

 ACアダプターのサイズは4.5×4×1.5cm(横×縦×厚さ)と、PSP純正のアダプターの半分ほど。さらにそのサイズ内にコンセントプラグを収納しているので、実際には半分以下のサイズとなっている。重量もケーブルを含めて41gと軽量だ。

 嬉しいポイントとして、コンセントプラグは180度可動式になっており、コンセントに向かって垂直にACアダプターを挿せるので、隣のコンセントの邪魔にならずにすむ。ケーブルは少しビニール質な感触があるもののごわついたりはせず、まとめやすい。気になったのはケーブルの細さと強度で、かなり細いケーブルなので、あまり酷な使い方をすると断線を起こしそうだ。

 PSPの純正ACアダプターを知っている人にとって、このミニACアダプタのコンパクトなサイズはインパクトがある。シンプルなグッズだが、持ち歩き用に購入するACアダプターの必要十分な機能、そして携帯に便利なサイズを追求した製品だ。



持ち運びに特化したコンパクトさがポイントのACアダプター。コンセントプラグが180度に可動するので、写真中央のようにコンセントに垂直に差し込めるのが嬉しい。写真右はPSP付属のACアダプターと並べたところだ




● 巻取り式ケーブルでPSPをスッキリ接続&充電!さらにUSB出力もあるので多彩に充電できる!

「PSP用巻取式ACアダプター+USBポート」

    メーカー:アンサー
    価格:オープンプライス(購入価格:1,500円)


 

巻取り式ケーブルでPSPを充電できるのがメインだが、USB出力も持っているのがポイント

 PSP用のACアダプターに、USB出力のポートもつけてみたという、ちょっと変わったACアダプターだ。PSP用の接続ケーブルが巻取り式になっていて、ACアダプター内にコンパクトに収納できるなど、携帯のしやすさも考慮されている。

 ACアダプターは4.5×7.5×2.5cm(横×縦×厚さ)と長方形で少し大きめになっている。だが、巻取り式のケーブルが中に収納されることや、ケーブル先端のコネクタをアダプターにはめ込んで収納できるところ、90度に可動しアダプター内に収納できるコンセントプラグ、さらにUSBポートも備えているといった理由を考えると、むしろコンパクトな筐体だと思える。

 PSP用の充電ケーブルは最大で45cmになる。巻取り式のケーブルによくある段階式に引き出せ、最大まで引っ張ると自動的に巻き取られて収納されるタイプだ。ポイントはケーブル先端のコネクタとコンセントプラグを使わない時にアダプター内に収納できることだろう。持ち運びには便利な機能だ。



45cmまで伸びる巻取り式のケーブル、ケーブル先端のコネクタ、さらにコンセントプラグがアダプターの内部に全て収納できるようになっている

 

USB出力にミヤビックス「リトラクタブルケーブル」を使ってDSi LLを繋げてみた。問題なく充電できる

 この製品は、PSP充電用のケーブルだけでなく、USB出力のポートも搭載しているのが最大のポイント。USB充電ケーブルを別途用意すれば、PSP以外の機種も充電できる。試しに連載229回で紹介しているミヤビックスの「リトラクタブルケーブル」でDSiやPSP goを充電してみたが、特に何の問題もなく充電できた。ただPSP goに関しては本体付属の純正USB接続ケーブルでは充電は行なえなかったので、別にPSP go向けのUSBケーブルが必要になる。

 その他、iPhone 3GSやiPadも付属のUSBケーブルを使って充電できた。今回最初に紹介した「マルチACアダプタ ソーラー付き充電器」では、電圧の関係かiPadは「充電状態ではありません」という表示が出てしまったが、こちらだと問題なく充電できた。

 両製品の出力を比較してみると、「マルチACアダプタ ソーラー付き充電器」は5.0Vの500mA、こちらの「PSP用巻取式ACアダプター+USBポート」は5.0vの1,000mAとなっており、この差がポイントになっているようだ。なお、USB出力で何か機器を充電しながら同時にPSPも充電できるのだが、供給電力は1,000mAまでとなる。



PSP go、iPhone 3GS、iPadなども繋げてみた。PSP goは本体付属のUSBケーブルでは使えなかったが、別の製品を利用したところ充電可能。iPhone 3GSは特に何の問題もない。iPadも充電できたのが思いがけない収穫だった。PSP以外にこうしたUSB出力で充電できる機器をお持ちなら、便利に使える

 巻取り式でコンパクトに扱えるPSP用の充電アダプターだが、ポイントはUSB出力も用意されているところにある。PSPの他にも何かUSBケーブルで充電できる機器を持っているなら、このACアダプターは非常に便利に使えるはずだ。供給される電力も大きく、より多くの機器に安心して使えるところもポイントだ。





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(2010年 6月 3日)

[Reported by ゲーム環境向上委員会]