「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌
【連載第6回】出遅れ組のための「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌
君よ、迷宮を駆ける風となれ!? 大迷宮バハムート邂逅編3層編
(2014/5/30 00:00)
今回は「大迷宮バハムート:邂逅編」3層について語るわけだが、実はちょっと困っている。正直に告白すると、筆者はこの記事用に行くまで3層の敵と戦ったことがなかった。ちょっと何言ってるのかわからない? そうだろう。だが真実なのだ。
思い起こせば、始めて3層に誘われたのは初の2層クリア直後、まだ放心状態で先のことなど考えられない状況だったが、「戦闘はないから」というリーダーの言葉に半信半疑のままついていった。そこに待っていたのは、高所恐怖症の人は失神しそうな超立体迷路を使った追いかけっこだった。
「邂逅編」3層は雑魚だけのフィールドで、アラガン装備もドロップしない。それなら面倒な雑魚は全部すっ飛ばしてさっさとクリアしてしまおう、と考えた人がこの方法を考案したのだろう。
以前は1層、2層と順番に攻略していかなければならなかったので、4層に行くために必ず3層もクリアする必要があった。しかし、各層がコンテンツファインダーに対応した現在、3層にいく理由が見当たらない。装備目当ての層は比較的早くマッチングされるが、3層だけは筆者が組んだDPSから聞いた「6時間待ちました」という言葉を筆頭に、2時間待ち、3時間待ちはざらだ。
だが、筆者は3層が好きだ。スポーン、スポーンと跳躍していく疾走感が楽しいし、敵に引っかからないようゴールを目指すという、他にはない遊び方ができるからだ。そこで、他の階層とは少々毛色の違う3層の魅力をたっぷり紹介したい。
しまった、また元の場所に戻った……
3層は、ダラガブに刺さっていた剣状の物体、ラグナロク級拘束艦というマクロスみたいな巨大構造物の機関部らしい。オープニングで、ちらっと4層に続くエレベーターが映ったあと上へ上へとカメラが移動する。スタート地点は頂上付近の六角形の構造物で、そこから時計のような見た目のポートを使ってジャンプで移動していく。
ポートには6つのスイッチがあり、進行可能なスイッチは青く光っている。そこに乗ると、中央に赤い矢印が現われる。今度はこの矢印の中央あたりに乗ると、矢印の方向に射出される。
しかしこの矢印、8人が一斉に押しかけるので、誰かがうっかり別のスイッチに乗ってしまい、くるっと方向を変えることがある。そうなると、射出を待っていた数人は間違った方向にスポーンと跳んでいってしまう。
ポートにはまったくのフェイクもあり、ルートを知らなければ結構迷う。特に矢印の使い方がよく分かっていなかった初期の頃には、何度も何度も同じ場所を往復したものだ。
正しいルートには青いサークルがある。これを辿っていくと、途中に2カ所にターミナルがある。ターミナルを調べて解放しなければ、先へ進むためのポートを使うことができないが、ターミナルはダークマター・ルナゴーレムという少し強めの敵が守っているので、タンクが釣っている隙に他の誰かがターミナルを解除するなどしなければならない。最終的に誰かがゴールにたどり着けば終了だ。
ポイントは、誰かがゴールすれば全員クリアになるというところだ。つまり、その誰かになることがクリアよりも大きな目標であり、周りはみんなライバルなのだ。その証拠に、各層の間にロビーがあった時代には、2層が終わった後、3層に入ってみたら全員タンクになっていた(理由はもちろん死ににくいからだ)、などということもあった。
といってもタンクだけが有利というわけでもない。自己回復できるヒーラーはもちろん、スリプルで集団を寝かせることのできる黒魔道士や、ペットに敵を引きつけさせて自分は逃げ切る召喚士などもダークホース的な存在だ。要するになんでもアリだ。