■ 2010年1月第3週分 ■
プラット フォーム | タイトル | メーカー | ジャンル | 価格 | その他 |
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1月5日 | |||||
Wiiウェア | ぼくはプラレール運転士 新幹線&蒸気機関車編 | タカラトミー | アクション | 1,000 Wiiポイント | オリジナル |
VC | カービィのきらきらきっず | 任天堂 | アクションパズル | 800 Wiiポイント | 移植[SFC] |
1月6日 | |||||
DSiウェア | G.Gシリーズ DARK SPIRITS | Genterprise | シューティング | 200 DSiポイント | オリジナル |
DSiウェア | アーティストになろう! みんなの塗り絵 ねこ編 | ERTAINe | 趣味 | 500 DSiポイント | オリジナル |
GOD | レインボーシックス ベガス2 | ユービーアイソフト | ミリタリーアクション | 2,000 マイクロソフトポイント 2,940円 (クレカ購入) | GOD |
1月7日 | |||||
PS3 | みんなでスペランカー ブラック | アイレムソフトウェアエンジニアリング | 洞窟探検アクション | 1,200 円 | オリジナル |
PSP | 勇者30 | マーベラスエンターテイメント | 超速RPG | 3,500 円 | UMDDL |
1月12日 | |||||
VC | 沙羅曼蛇 | KONAMI | シューティング | 800 Wiiポイント | 移植[MSX] |
VC | パロディウス | KONAMI | シューティング | 800 Wiiポイント | 移植[MSX] |
GOD | 雷電Ⅳ | モス | シューティング | 2,000 マイクロソフトポイント 2,940円 (クレカ購入) | GOD |
1月13日 | |||||
DSiウェア | atチェス チャレンジスピリッツ | タスケ | チェス | 200 DSiポイント | オリジナル |
DSiウェア | G.Gシリーズ D-TANK | Genterprise | シューティング | 200 DSiポイント | オリジナル |
DSiウェア | アーティストになろう! みんなの塗り絵 上級編 | ERTAIN | 趣味 | 500 DSiポイント | オリジナル |
DSiウェア | ピンボールアタック! | アルテピアッツァ | ピンボールアクション | 500 DSiポイント | オリジナル |
DSiウェア | ジーニアスパーソナル 英和楽引辞典 | 任天堂 | 辞書ソフト | 800 DSiポイント | オリジナル |
DSiウェア | ジーニアスパーソナル 和英楽引辞典 | 任天堂 | 辞書ソフト | 800 DSiポイント | オリジナル |
1月14日 | |||||
PSP | 鉄拳6 | バンダイナムコゲームス | 対戦格闘アクション | 6,280 円 | UMDDL |
1月19日 | |||||
GOD | A列車で行こうHX | アートディンク | 都市開発鉄道シミュレーション | 2,600 マイクロソフトポイント 3,990円 (クレカ購入) | GOD |
1月20日 | |||||
XBLA | Vandal Hearts: Flames of Judgment | KONAMI | RPG | 1,200 マイクロソフトポイント | オリジナル |
XBLA | DEATH BY CUBE | スクウェア・エニックス | アクションシューティング | 800 マイクロソフトポイント | オリジナル |
1月21日 | |||||
PSP | 戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校 | セガ | アクティブ・シミュレーションRPG | 5,400 円 | UMDDL |
PSP | 本気で学ぶ LECで合格る 宅地建物取引主任者 ポータブル | スクウェア・エニックス | 本格宅建学習ソフト | 3,800 円 | UMDDL |
PSP | 本気で学ぶ LECで合格る 日商簿記3級 ポータブル | スクウェア・エニックス | 本格簿記学習ソフト | 3,800 円 | UMDDL |
1月26日 | |||||
Wiiウェア | 逆転裁判2 | カプコン | 法廷バトル | 1,200 Wiiポイント | 移植[DS] |
GOD | アポカリプス ~ディザイア ネクスト~ | アイディアファクトリー | シミュレーションRPG | 2,000 マイクロソフトポイント 2,940円 (クレカ購入) | GOD |
1月28日 | |||||
PSP | るぷぷキューブ ルプ★さらだ ぽ~たぶる…またたび | ディンプル | ストーリーパズルゲーム | 3,990 円 | UMDDL |
1月下旬 | |||||
Wiiウェア | ジャンケンパーティーぱらだいす | スタジオ斬 | バラエティ | 500 Wiiポイント | オリジナル |
1月予定 | |||||
VC | サラダの国のトマト姫 | ハドソン | アドベンチャー | 500 Wiiポイント | 移植[FC] |
VC | オウガバトル64 | 任天堂 | シミュレーションRPG | 1,000 Wiiポイント | 移植[N64] |
DSiウェア | ぶれいぶるー -バトル×バトル- | アークシステムワークス | チーム格闘アクション | 500 DSiポイント | オリジナル |
配信日未定 | |||||
GOD | ザ・コンビニ 200X | ハムスター | 経営シミュレーション | 2,000 マイクロソフトポイント 2,940円 (クレカ購入) | GOD |
※表中の「VC」はバーチャルコンソール、「GA」はゲームアーカイブス、「PCA」はPCエンジンアーカイブス、「XBLA」はXbox LIVE アーケード、「GOD」はゲーム オンデマンド、「FC」はファミコン、「SFC」はスーパーファミコン、「N64」はNINTENDO64、「MS」はマスターシステム、「MD」はメガドライブ、「PCE」はPCエンジン、「AC」はアーケード、「UMDDL」は「UMD ダウンロード」、「GW」は「ゲーム&ウオッチ」、「DS」は「ニンテンドーDS」、「NG」は「NEOGEO」を指します。
この表は毎週、配信タイトルを追加し、月単位で更新していきます。配信タイトルは当日まで配信が明らかにならないこともあるため、過去に遡って更新することもあります。
1月12日配信のVC「沙羅曼蛇」(800Wiiポイント)。MSXならではの「カートリッジ2本差し」を再現しているので、真のエンディングを見ることが可能 (C)1987 Konami Digital Entertainment (C)2009 D4 Enterprise,Inc. (C)2009 MSX Licensing Corporation All Rights Reserved. |
今週も様々なプラットフォームにおけるDLCの情報を紹介していく。
・ニンテンドーDSiショップ
DSiウェアとして、1月13日から初心者でもプレイしながら上達できる「atチェス チャレンジスピリッツ」(200DSiポイント)、味方の拠点を守りながら敵地へ侵攻する全方位シューティング「G.Gシリーズ D-TANK」(200DSiポイント)、みんなの塗り絵シリーズ第4弾「アーティストになろう! みんなの塗り絵 上級編」(500DSiポイント)、ピンボールをベースにした縦スクロールタイプのアクション「ピンボールアタック!」(500DSiポイント)、8万9千もの語句を収録した和訳ソフト「ジーニアスパーソナル 英和楽引辞典」(800DSiポイント)、6万9千もの語句を収録した英訳ソフト「ジーニアスパーソナル 和英楽引辞典」(800DSiポイント)が配信。
・Wiiショッピングチャンネル
Wiiウェアとして、1月下旬からジャンケンを題材にした様々なゲームが楽しめる「ジャンケンパーティーぱらだいす」(500Wiiポイント)が配信予定。
・PS3
追加アイテムとして、1月7日から「ドラゴンボール レイジングブラスト」のDLC「人造人間パック」(無料)、「トリニティ・ユニバース」のDLC「綺麗な魂の大増量パック」など3種(無料~550円)、「真・三國無双5 Empires」のDLC「女性用エディット防具 大喬セット」など3種(無料)が、1月14日から「3Dドットゲームヒーローズ」のDLC「DLCパック第1弾」(250円)が、1月中旬から「3Dドットゲームヒーローズ」のDLC「DLCパック第2弾」(100円)が配信。
追加アイテムとして、1月12日より、「Wizardry 囚われし魂の迷宮」の職業を瞬時に変えるアイテムが配信された。
無料体験版として、1月5日から「MASSIVE ACTION GAME (MAG) βテスト」が配信。
・PSP
UMDDLとして、1月7日から30秒で戦いに挑む超速RPG「勇者30」(3,500円)が、1月21日から資格取得を目指した本格的な勉強ができる「本気で学ぶ LECで合格る 宅地建物取引主任者 ポータブル」、「本気で学ぶ LECで合格る 日商簿記3級 ポータブル」(各3,800円)が配信。
追加アイテムとして、1月7日から「ときめきメモリアル4」のDLC「ときめきメモリアル4 龍光寺カイカスタムBGM Complication」など4種(各80円)が、1月13日から「ファンタシースターポータブル2」のダウンロードミッション「焔帝の猛攻」など2種が配信される。
無料体験版として、1月8日から「剣闘士 グラディエータービギンズ 剣闘士 グラディエータービギンズ 体験版 第2弾 ~追撃の女剣闘士」、1月12日より「密室のサクリファイス」体験版が配信された。
・Xbox 360
XBLAとして、1月20日から「ヴァンダルハーツ」シリーズ最新作「Vandal Hearts: Flames of Judgment」(1,200マイクロソフトポイント)、様々なミッションが収録された一風変わったシューティング「DEATH BY CUBE」(800マイクロソフトポイント)が配信。
GODとして、1月6日から進化した対テロリストミリタリーアクション「レインボーシックス ベガス2」(2,000マイクロソフトポイント、2,940円)が、1月12日から360専用オリジナルステージが追加された「雷電Ⅳ」(2,000マイクロソフトポイント、2,940円)が、1月19日から「A 列車で行こう 4」のゲーム性を継承した都市開発鉄道シミュレーション「A列車で行こうHX」(2,600マイクロソフトポイント、3,990円)が、1月26日から「ジェネレーション オブ カオス」シリーズ初期2作をリメイクして収録した「アポカリプス ~ディザイア ネクスト~」(2,000マイクロソフトポイント、2,940円)が配信。
追加DLCとして、1月7日から「真・三國無双5 Empires」のDLC「エディット防具 姜維セット(男性用)」など3種(無料)、「ドラゴンボール レイジングブラスト」のDLC「人造人間パック」(無料)が配信された。
特定のタイトルが一定期間ディスカウントされるXbox LIVE ゴールド メンバーシップ限定サービス「Deal of the Week」は、1月12日から1月19日まではXBLA「Magic: The Gathering」(800→400マイクロソフトポイント)が、1月19日から1月26日まではXBLA「Family Game Night」(800→400マイクロソフトポイント)が、1月26日から2月2日まではXBLA「Portal: Still Alive」(1,200→800マイクロソフトポイント)がディスカウント価格で販売される。
●今週の注目タイトル | |
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DEATH BY CUBE
1月20日から配信される「DEATH BY CUBE」(800DSiポイント)。特徴的なシステムやデザインが印象的な全方位タイプのアクションシューティングだ。 他ではあまり見ることができないシステムを持つ本作。一定時間高速移動を可能にしつつも敵を混乱させる「ダッシュ」、敵弾をシールドで受け止め、受け止めた敵弾を放つ「シールド」など、使いこなせるようになると楽しさが倍増する。 昨今のシューティングに欠かせないパワーアップ要素も収録。最大までパワーアップさせた際の攻撃は圧巻だ。さらにキャラクターによっても性能は変化する。連射性能が高いタイプ、攻撃力は高いが防御力が低いタイプ、シールド能力の高いタイプなど、使用するキャラクターによって異なるプレイ感が味わえる。 最大8人同時(4人ずつの2チーム)のマルチプレイに対応。敵を破壊して最大スコアを競う「ハイスコア」、破壊し合って破壊カウントを競う「デスマッチ」など、マルチプレイならではの遊びが用意されている。 シューティングやアクション好きであれば本作を体験してみてはいかがだろうか。 ● (C) SQUARE ENIX CO.,LTD.All Rights Reserved. |
■ ダウンロードソフトウェアレビュー
各ライターが独断と偏見でピックアップしたダウンロードソフトウェアを紹介するコーナー。最新のタイトルから配信済みのタイトルまで、気になるタイトルを紹介していきたい。
Madballs in Babo: Invasion
●開発元: Playbrains 発売元: マイクロソフト株式会社●配信中(2009年7月15日)●価格:800マイクロソフトポイント(1,200円相当)
●プレイ人数:オフライン1人 オンライン2~16人●CEROレーティング:B(12歳以上対象)
● マルチプレイが熱い、隠れた秀作シューティング
「Madballs in Babo: Invasion」は、トップビュータイプのアクションシューティングゲーム。プレーヤーは奇妙な球体のキャラクター「マッドボール」を操作してステージを探索しながら、襲ってくる敵のボールをさまざまな武器で撃退していく。操作は左右スティックを基本としたシンプルなスタイルなので、特に難しく感じることはなかったが、移動は球体キャラクターならではの慣性が残る仕様となっているため、うまく制御できるようになるまでには少し時間を要した。アクションに不慣れなプレーヤーは、先にチュートリアルモードをプレイして、操作の感覚を確認しておいた方がいいだろう。
本作でまず最初に注目したいのは、シングルプレイにおける操作キャラクターと武器の豊富なバリエーションだ。序盤こそ限定された組み合わせしか使用できないが、ゲーム内で特定の条件を満たすことによって、次々と新しいキャラクターや武器がアンロックされるようになる。その組み合わせはライブアーケードタイトルとは思えないほど多く、性能も千差万別なので、プレーヤーはかなり広い選択肢の中から、好みや状況に適した組み合わせを選び出すことが可能となるのだ。また、すべての武器に、攻撃方法を切り替えることのできる属性が備わっている点もおもしろい。敵にも耐性や弱点の属性が設定されているので、場面にあわせて武器や属性を変化させることによって、一段とメリハリのある、戦略的なゲームが楽しめるようになっているのだ。これらの選択肢の広さを最大限に生かせるように、ゲームの難易度も高めに設定されているように感じられた。何度も繰り返してプレイしながら、最善の組み合わせを探し出すという、トライ&エラーのおもしろさも存分に味わえるというわけだ。以上のような、カスタマイズ性に優れたシングルプレイだけでも、本作を存分に楽しむことができてしまう。
シュールなグラフィックスながらも、戦闘はかなりシビア。難しいステージにどの組み合わせで対処するか試行錯誤できるのも本作の醍醐味 |
アンロックの条件はいつでも確認することができる。まっすぐ攻略するのもいいが、新しいキャラや武器に思いを馳せてプレイするのも悪くない |
しかしながら本作は、シングルモードだけで語り尽くせるタイトルではない。アンロックしたキャラクターと武器を駆使して、他のプレーヤーと戦うマルチプレイヤーモードは一段と魅力的だ。対人戦ならではの読み合いに、さまざまな武器やキャラクターの特性が入り乱れる戦闘は、誰でも思わず熱くなってしまう楽しさに満ちている。特に、キャラクターの特性をうまく生かして相手を撃破できたときの快感はたまらない。さらに、マルチプレーヤーモードは最大16人という参加人数もさることながら、対戦のルールも驚くほど豊富に用意されている。デスマッチやフラッグ戦などの対戦シューティングにおける定番ルールはもちろん、制限時間や参加人数の細かい設定もできるため、自分のスタイルにあった対戦を楽しむことが可能となっているのだ。それだけにとどまらず、マップを作成して戦うオリジナルモードも用意されているので、退屈することはまずない。見た目こそとっつきにくいが、本作は対戦ツールとしても非常に優秀なタイトルなのである。
そんなマルチプレイヤーゲームの中でも特にユニークなのが、プレーヤーがユーザータグで作成したアバターを、キャラクターとして使用することができる「アバターモード」だ。キャラクターとして生成されるのはアバターの頭部のみなので、自分の顔が画面内を動き回って銃撃戦を交えるという、かなりシュールで笑える光景を見ることができる。なによりも、アバターを使うことで自分の個性がゲームに反映されるのが好感触なポイントに感じられた。他にもアバターを利用できるタイトルはいくつかリリースされているが、高いゲーム性を兼ね備えている本作は、中でも群を抜いてオススメだ。「アバターを使ってゲームが遊んでみたい!」と思っているユーザーには、まず最初に遊んでもらいたい1本である。
ただ注意して欲しいのは、現状で本作におけるオンラインマルチプレイのユーザー数があまり多くない点である。接続数の多い時間帯であっても、好みの条件でプレイできるサーバーを見つけたり、自分が立てたゲームに十分なプレーヤーを集めるのは難しいように感じられた。ゲーム自体がなかなか上質なこともあって、非常に惜しいポイントだ。全体のプレーヤーが増えてくれるのがなにより1番だが、今すぐ快適な環境でプレイしたいのであれば、フレンドと一緒にダウンロードしてプレイすることをオススメしたい。
アバターモードによるマルチプレイは一見の価値あり。正々堂々勝負して、フレンドの頭を吹き飛ばしてあげよう |
オンラインユーザー数の少なさが頼りない本作だが、アバターマーケットプレイスやアバターアワードが実装された現在、アバターを利用できるゲームに興味を持つユーザーは多くなるはずである。ゲームシステム自体は文句なしにおもしろいので、あとはプレーヤーが増加してくれることを祈るばかりだ。制限こそあるが、マルチプレイヤーモードはお試し版でも遊ぶことができるので、興味を持ったユーザーはダウンロードして、是非ともXbox LIVEアーケード屈指の対戦シューティングを味わって欲しい。
(C)2009 Playbrains, Inc. MadballsTM, Oculus OrbusTMand Horn HeadTM(C) 2009 Those Characters From Cleveland, Inc. Used under license by Playbrains, Inc.
[Reported by 木原卓/パンチョ(ねこひげ合同会社)]