(2015/8/25 00:00)
まずはヒーローを“ポイッ”と召喚しよう!
パーティを編成するにはヒーローが必要になるが、これはガチャを回すか、バトルに勝利することで手に入れることができる。レアリティはN、HN、R、SR、SSR、GODの6段階で、もちろんレアリティが上がればそれだけ成長限界も上がりパラメータも高くなるが、その分コストも上がりステージに出すのに時間がかかる。また、最弱であるNキャラでも、成長限界レベルまで上げて進化させればレアリティを上げることができ、ちゃんと育てていけばどんどん強くなっていく。
また、同じカードを合成することでヒーローの性能を底上げする、いわゆる限界突破に相当するシステムとして「覚醒」と呼ばれるものがある。覚醒、超覚醒、神覚醒の3段階でそれぞれのヒーローによって、攻撃力などのパラメータを上げたり、攻撃範囲を広げたりとさまざまな効果が設定されている。
“マナコスト”の管理が勝敗を分ける!
ヒーローをステージに“ポイッ”と投入するときと、ヒーロー固有の必殺技であるスキルの発動に必要となるのが「マナ」だ。敵を倒すことで獲得でき、合計8つしか持つことができないこのエネルギーの管理が本作の大きなキモとなる。
強力なスキルほど多くのマナを消費するが、ゲーム開始時にはマナを4つしか持っていない。4マナのキャラをポイッと投入してしまうと、1体しか召喚できないのだ。当たり前だが2マナなら2体召喚できる。本作では壁役になるが攻撃範囲の狭い騎士、攻撃力が高く、攻撃範囲も騎士よりは広い戦士、広範囲に攻撃のできる魔法使い、さらに広い範囲を攻撃できる狩人、攻撃力は低いが味方を回復できる僧侶の5種の職業がある。
ハイレアリティの騎士で敵を倒しながらマナを溜めればいいと考えがちだが、このゲームのルールとして騎士は1体の敵しか足止めすることができない。つまり複数の敵が攻めてくるような局面では、どんなに強くても騎士1体ではさばききれなくなるのだ。
このため、最初に投入するのは3マナ+1マナであるとか、2マナ+2マナなど2体を投入してマナを稼ぐ必要があり、必然的に4マナのヒーローはステージへの投入が遅れることになる。また、敵の登場するゲートが複数存在する場合もあり、それに対応するためにもスタート時点で複数のヒーローを投下することが望ましい。すべてをSSRなどで固めてしまうと戦略的な柔軟性は失われてしまう。
また、4マナヒーローを5体パーティに入れてしまうとすべてを召喚するまでに20マナ必要となる。初期のステージでは、それだけのマナを集める頃にはバトルが終了している可能性もある。
ヒーローをステージに投入すれば自由に移動が可能
ステージにヒーローを召喚する際にマナが必要となるが、ステージに1度登場させてしまえば、移動は自由にできる。WAVE(敵の攻撃)によって敵の出現位置が変わったり、前衛のダメージが蓄積して後衛に下げる、敵が範囲攻撃を使って来る際などに、この移動が重要になる。高難易度ステージでは敵がさまざまな場所から雲霞のごとく攻めてくるので、移動も迅速かつ的確に行なわないとすぐにゲームオーバーになってしまう危険性もある。
ソロプレイでヒーローを育成
ソロプレイ専用モードである「ひとりで遊ぶ」は、ストーリーを進行させながらゲームシステムを学ぶことができるモード。ドロップする宝箱からは決まったアイテム、ヒーローが出るので、ゲームを始めてすぐにヒーローを育成するのに向いている。もちろん、レアリティは低めだが、前述の通り進化させればレアリティを上げることもできるため、それなりにパーティが充実するまではお世話になるだろう。
また、いくつかのエリアに分かれており、そのエリア内のすべてのステージをクリアすると難易度変更ができるようになる。最初はノーマルしか選べないが、ノーマルですべてのステージをクリアするとハードが、ハードをすべてクリアするとベリーハードが選べるようになる。もちろん、難易度が上がれば敵も強くなるが、その分宝箱の中身も豪華になっていく。
「ポイッとヒーロー」の神髄、それは「マルチプレイ」!
4人協力バトルと銘打っているだけあって、ソロプレイよりも協力プレイを推奨している本作。
貰えるアイテムもソロプレイより豪華である。さらに、4人でプレイするので自分のレベルがそう高くなくても勝利できるのが魅力。さらに、メンバーの誰がドロップしても宝箱のアイテムは参加者全員に配られるため、協力プレイもスムーズに進められる。またソロプレイ同様宝箱の中身は決まっているので、より強力なヒーローを育成することもできるといいことずくめ。
難があるとすれば、ソロプレイより消費スタミナが多めなのと、マッチングで4人そろわないとプレイできないこと。ただしマッチングに関しては、プレーヤーIDとロビーのPASSを友人に教えることでロビーにプレーヤーを集めてプレイすることもできる。フレンドを集めてプレイすることのメリットは、確実に目的のステージをプレイできること以外にも、パーティ編成の相談ができる点も挙げられる。自分の持っている職種の成長にばらつきがある場合などは、相互に補完もできるし、作戦の相談もスムーズである。
なお、難易度によってはパーティのレベル平均による足切りがあり、ゲーム開始直後のレベルの低い状態では参加できないものもある。足切りのレベルはLv30や、Lv40となっており、MAXレベルが20のNのヒーローではほかにR以上のヒーローがいないと参加できない。足切りが40なら、レベル上限が40のR以上のユニットが対象となると考えてよい。さらに、MAXレベルになり、進化した場合は上位レアリティになった瞬間にLv1になってしまうため、こちらも参加できない。
このため進化のタイミングは計画的に行なう必要がある。バトルに設定されている難易度は目安となる平均レベルであり、それより低いレベルで参加は可能だが、活躍するのは難しい。とはいえ、レベル的に参加できるなら、積極的に参加してアイテムを回収していくことがパーティの強化の近道でもある。
上位レアリティへの進化とガチャで、ヒーローを育てていく
本作のガチャには3種類あり、R以上のユニットをクリスタルで引くレアガチャ、ユニットの強化素材をゲットできる絆ガチャ、進化オーブを手に入れることができるオーブガチャとなっている。このうち課金で引くことができるのはレアガチャのみで、絆ガチャとオーブガチャはバトルで絆ptやメモリーストーンを集めなくてはならない。
なお、メモリーストーンはR以上のヒーローと交換することもできるが、Rで1個、SRで2個と交換の効率が悪い。オーブガチャを1回引くためには10個のメモリーストーンが必要なので、Rなら10体、SRなら5体が必要となるわけである。もちろんバトルの宝箱からも入手できるので、そちらを狙った方が入手はたやすいだろう。
一方、入手のハードルが高い進化素材に比べると強化素材の入手はかなり容易である。絆ガチャを引くための絆ptはバトルなどからかなりの頻度で手の入れることができる。どちらもヒーロー枠を使うので、枠いっぱいまで貯まる前に使ってしまうか、その都度ヒーロー枠をクリスタルを使って拡張していくしかない。
ゲーム開始初期はこう戦え!
騎士、戦士、魔法使い、狩人の順に配置していくのがスタンダードであり、ソロプレイでは概ねその並びで対処可能であるが、マルチプレイの場合、前衛の成長具合によっては、容易に突破されてしまうことも考えられる。このような場合には、魔法使いや、狩人を多めにパーティに編成して、他プレーヤーの後方から攻撃を行なうことでチームに貢献できる。魔法使いも狩人も円形の攻撃範囲を持っており、自分と同じ高さに敵がいなくても攻撃範囲に入れば攻撃してくれる。また、騎士や戦士に比べると非常に打たれ弱いので、敵の攻撃範囲にはなるべく入らずアウトレンジからの攻撃を心がけるとよい。
シンプルだがやりこみ要素の多い、リアルタイムアクションタワーディフェンス!
一見複雑そうに見えるが、やるべきことはマナコストの管理とヒーローの移動という2つだけで、誰もがわかるシンプルさ。さらに弱いヒーローも成長と進化でどんどん強くしていけるのはRPG的であり、掛けた努力と時間が報われるシステムだ。もちろん大量のクリスタルでいきなり強力なパーティを編成することも可能なので、気の短い人はそういう遊び方もできる。
初心者向けのキャンペーンとして、チュートリアル終了から3日間は消費スタミナ1/2でプレイでき、さらにその後4日間は経験値が2倍になるイベントが開催中だ。これを利用すれば、かなり早いパーティの成長も望めるので、マルチプレイへの参加のハードルも下がっている。この機会にプレイしパーティを育て、オンラインプレイにガンガン参加すると良いだろう。
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