多くの新要素を追加し、PS Vitaに登場!
- ジャンル:
- アクションRPG
- 発売元:
- プラットフォーム:
- PS Vita
- 価格:
- 6,480円
- 発売日:
- 2012年3月29日
- プレイ人数:
- 1人
- レーティング:
- CERO:B(12才以上対象)
3月29日に株式会社コナミデジタルエンタテインメントから発売されたPlayStation Vita「王と魔王と7人の姫君たち ~新・王様物語~」は、2009年に発売されたWii「王様物語」をPS Vita向けにリメイクしたタイトルで、集団戦闘や国を反映させるシミュレーション的な要素など、基本となるゲームシステムは共通ながら、インターフェイスやキャラクターのデザインのリファイン、ボイス追加、育成システムの強化、PS Vitaならではのタッチ/タップによる操作など、Wii版とは大きな変化を遂げている。
なお、プレイには別売のメモリーカード(空き容量:6144KB以上)が必要となる。
■ 魔王により自国、城、姫を奪われてしまった王は、
未開の地を開拓し、領土を広めながら、国や姫の奪還を目指す!
人々が幸せに暮らす「アルポコ王国」。 これは、この国を治める少年王の物語です。 ある日、城で舞踏会が催されていました……。 突如そのとき、轟音と共に城に魔物が出現。 城を魔物に奪われてしまいます。 命からがらに隠し通路から脱出した王は、 自分の城が燃えているのを目の当たりにします。 城を失い…… 国を失い…… そして共に国を育ててきた国民たちは散り散りに。 王は残された仲間たちと共に、 失ったすべてを取り戻すため、立ち上がるのでした……。 |
魔王に自国と城を、そして7人の姫を奪われてしまった主人公コロボは、未開の地を開拓し、領土を広め、国民を増やしながら、7人の姫の救出と自国の奪還を目指す。ゲームクリアには関係しないが、7人の姫との恋愛要素、それぞれの専用エンディングなども用意されている。
キャラクターデザインは、ポップなタッチのものから、ハイエイジ向けの絵柄にリファン。また、ボイスも追加されている。主人公は喋らないものの、7人の姫には、豊崎愛生さん(アプリコット役)、後藤沙緒里さん(シズカ役)、斎藤千和さん(さくら役)、白石涼子さん(イリス役)、加藤英美里さん(アマービレ役)、桃井はるこさん(ココモパイン役)、大谷育江さん(コリーナ役)が、主人公を補佐する面々には、内山昂輝さん(アズール役)、釘宮理恵さん(ヴェルデ役)など、豪華な声優陣を起用している。メインストーリーに関わるセリフはフルボイスとなっている。
■ クエストクリア型で迷うことのないゲーム進行!
国を繁栄させるシミュレーション的な要素は本作の大きな魅力の1つ
どのように領土を広げ、国民を増やし、姫や国を奪還するのか、具体的なゲームの流れを紹介していきたい。
主人公の王は単独で戦うこともできるが、それほど強いわけではないし、倒されるとゲームオーバーにもなってしまうため、国民を増やし、国民で結成された親衛隊に戦ってもらうのが基本となる。また、主人公にはできないことができる点でも親衛隊はゲームを進める上で必須だ。
国民の前で×ボタンを押したり、国民をタップしたり、円で囲んだりすることでスカウトし、親衛隊に組み込むことができる。タップや円を描く方法の利点は距離を問わずに仲間にできる点だ。
国民をタップしたり、国民の前に立って×ボタンを押せば、スカウトし、親衛隊に組み込むことができる。円を描くようにすれば、1度に複数人の国民をスカウトできる |
国民にはジョブの概念があり、最初に仲間にできる国民のジョブは「のんきな大人」。穴掘りくらいしか取り柄のないジョブではあるが、王は穴を掘ることができないので、それだけでも貴重な存在。各所にある穴を掘り、お金やアイテムを集めることができる。ジョブについては後述する。
お金があれば、領地を発展させることが可能になる。領地の発展は城の玉座に座ることで開かれる玉座メニューの「王国プラン」から行なう。新たな職業へと転職できる施設や国民を増やせる施設の建造、親衛隊の最大人数やレベル上限を増やすなど、プランは様々だ。プランを実行すれば、すぐに結果が反映される。
王国プランの中には、「ごいけん広場」というものがあり、これを実行すれば「ごいけんBOX」が設置される。ごいけんBOXにはゲームの進捗に応じて様々な依頼が投げ込まれる。この依頼がクエストになっており、これらをクリアすることでゲームが進んだり、お金を稼いだりすることができる。なお、1度に最大で5つまでのクエストが受注できる。
クエストは、「ヌシクエスト」、「討伐クエスト」、「サブクエスト」などとカテゴリ分けされている。ヌシクエストはヌシを倒すクエストで、無事にヌシを倒すことができれば、自国の領土が広がる。そうすると、広がった領土に新たな施設を建造することができるため、国民を増やしたり、新たなジョブへの転職が可能になる。討伐クエストはストーリー進行に大きく関わるクエスト、サブクエストはストーリー進行には関係ないが、お金やアイテムなどが得られるクエストとなっている。
クエスト受注→達成を繰り返していけばゲームは進んでいくので、進行で迷うことはないだろう。サブクエストはやらなくても問題ないが、ヌシクエスト、討伐クエストを達成していけば、ゲーム進行に必要なクエストが増えていく。
クエストをこなしていけば、お金が貯まり、領土が広がり、王国プランも増えていく。王国プランを実行すれば、国が発展する。街を歩いて、直に発展の様子を確認できるのが嬉しい。
ごいけんBOXからクエストを受け、達成することでゲームは進んでいく。ヌシクエストを達成すれば、領土が広がり、新たな施設が建造可能に! |
■ ジョブ毎に異なる能力を持つメンバーで親衛隊を編成し、冒険へ!
突撃と退却、シンプルながらも奥深い戦闘システム!
前項では、自国の領土拡大、国民を増加、施設の建造など、シミュレーション的な部分を紹介したが、ここではバトルや冒険に関連するシステムを紹介していく。
■ 親衛隊の編成
まとめて国民を呼び出すことができるお立ち台。最初は貧相なお立ち台だが、ゲームを進めることで、城と共に立派なものになっていく |
まずは、親衛隊を編成する必要がある。この編成に欠かせないのが「お立ち台」だ。王国プランで設置するもので、これを利用すればまとめて国民を招集できる。編成できる人数が少なかったり、自国の領土が狭い内はいいが、大人数の編成が可能になったり、領土が広がってくると、いちいち領土内を歩き回って、1人1人をスカウトして編成するのは一苦労。本作では王の体力が回復するベッドでの睡眠、ヌシクエスト達成などの後には、王が1人の状態からゲームがスタートすることもあり、編成を習得しなくてはスムーズにゲームを進めることができない。
お立ち台のメニューには、「国民リスト」、「親衛隊」、「グループ」、「チーム」の4つがある。国民リストでは、国民の情報閲覧、親衛隊のメンバー登録(バッジ付与)ができる。親衛隊は、バッジのついた国民を呼び出す手段。グループでは、グループを登録したり、そのグループにバッジをまとめて付けられる。チームでは、戦闘チーム、開拓チームのようにカテゴリ分けされた国民を呼び出し、待機させたり、バッジを回収したりすることができる。なお、バッジは、スカウトした場合にも自動で付与される。
編成・呼び出しの機能が複数あるため、編成の仕方もプレーヤー次第となる。分かりやすいのは国民リストからバッジを付与する方法だろうか。国民リストでは、バッジの有無、ジョブ、ライフ、攻撃力などでのソートが可能なので、国民を探しやすく、全国民からバッジを付与する国民を選択できるからだ。状況に合わせて親衛隊を使い分けたい人にはグループが便利。最大10チームまでが登録可能で、事前に登録さえしておけば、瞬時にバッジを付け替えることができる。
このようにお立ち台に用意された機能で親衛隊を編成・呼び出したら冒険への準備完了となる。
お立ち台を使えば、国民をまとめて呼び出したり、登録済みのグループにバッジを付与して、親衛隊にすることなどができる。多少クセのある編成システムではあるが、使いこなしてスムーズに親衛隊を編成しよう |
■ フィールドでの戦闘や建築
□ボタンを押すと先頭に立っている親衛隊員が突撃する。敵に対して突撃すれば攻撃になる |
親衛隊を使って、戦闘、穴掘り、建築などを行なうのだが、操作は非常に簡単。□ボタンを押せば、先頭にいるメンバーが王の向いている方向へと突撃し、×ボタンを押せば王の元へと退却する。また、進行方向に何もなかったりする場合には自動で王の元へと退却する。○ボタンでの突撃、×ボタンでの退却、これが親衛隊を使う基本の操作となる。
戦闘であれば、敵に向かって○ボタンを入力する。この場合、戦闘に適したジョブであれば、効率良くダメージを与えることができる。隙を見つけて突撃させ、敵の攻撃の予備動作を確認したら退却させる。これが戦闘の基本であり、全てとも言える。最終的に3種類の陣形を使えるようになるが、どの陣形であってもプレーヤーの操作する王を軸に陣形が組まれる。王に対して攻撃をしてくる場合には、素早く王を動かし、王・親衛隊共にダメージを受けないようにするのが肝心だ。
突撃、退却に加え、覚えておきたいのが、ジョブソート(△ボタン)とターゲットモード(Rボタン)。
ジョブソートは、親衛隊をジョブ毎にソートしつつ、△ボタンを入力する毎に先頭に立つジョブを変更できる。突撃するのは先頭に立っている隊員なので、これを使わないと状況に合わせたジョブの使い分けができない。詳しくは後述するが、どのジョブが先頭になっているかは、陣形を見てもわかるものの、画面下のリストを確認するようにしておきたい。複数のメンバーを突撃させた後には戻ってきた順に陣形を組むため、ソート目的としても便利だ。
ターゲットモードは突撃のサポート機能。王の正面方向に黄色の点線が表示され、突撃させる方向がわかりやすいばかりか、敵などがいる場合にはある程度向きを合わせるだけで、対象をロックしてくれる。
突撃と退却というシンプルな戦闘ながら、敵の行動パターンは多彩であり、全員を突撃させた後は結果を見守るだけでなく、王も戦闘に参加したり、敵から距離をとって敵の攻撃前に退却させて攻撃を回避するなど、やれることは多く、面白いバトルシステムに仕上がっている。特にボス戦は特徴的なものが多い。中には2Dゲームのような横からの視点になり、襲い来る敵をタッチして撃退していくようなものも存在する。
ターゲットモードを使えば、点線により向きがわかりやすくなるだけでなく、向きを自動補正してくれるため、突撃をヒットさせやすくなる | 突撃と退却を使いこなし、敵を撃破し、クエストをクリアしていこう。ボス戦には特殊なものが多いが、ヘルプにはヒントになる情報が記載されているので、最初の説明を見逃しても安心だ |
■ 多彩なアクションを実現してくれるジョブ
全20種類以上のジョブが存在する。戦闘、建築など、ジョブの特性を活かさなければ、ゲームを進めることはできない |
親衛隊の編成、バトルと紹介してきたが、ここでは一部ではあるもののジョブについて紹介したい。
・のんきな大人
穴掘りしか取り柄のないジョブ。転職できる段階になったら、さっさと何かしらのジョブに転職させておきたい。本作には恋愛・結婚・出産のシステムがあり、生まれた子供は「のんきな子供」になる。のんきな子供は穴掘りだけでなく、木に登ることができる。また、のんきな大人へと成長させることもできる。
・真面目な農民
小さな裂け目など、様々な穴が掘れる、穴掘りのエキスパート。穴を掘るとお金、アイテム、体力を回復してくれる温泉を掘り当てることができる。
・下っ端兵士
戦闘を得意とするジョブの中では、一番最初に転職できるようになるのが下っ端兵士。突撃させると敵にしがみついて攻撃する。序盤での戦闘において大活躍してくれるジョブだ。戦闘以外は苦手であり、建築などに参加させると足を引っ張ってしまうなんてことも。
・アニマルハンター
弓で遠距離から攻撃できるジョブ。その特性上、ダメージを受けづらく、高台にいる相手へも攻撃できるため重宝する。
・普通の大工
橋を架けたり、階段を作るスペシャリスト。これらはどこでもできるのではなく、金槌の描かれた看板に突撃させることにより実現する。橋を架ければ、新たな場所へ行けるようになったり、ショートカットできるようになったりする。
他にも巨大な岩を破壊できる「鉄腕の鉱員」、大木を破壊できる「剛腕のキコリ」など、全20種類のジョブが用意されている。ジョブの種類が増えることで、戦闘が楽になったり、行動範囲が広がったりと、遊びが増えていく。また、特別な条件を満たせば、動物やモンスターを仲間にし、親衛隊として連れていくこともできる。
全20以上のジョブが存在する。基本的には、転職に必要な施設を建造し、そこに国民を突撃させれOK。強力なジョブともなると転職にかかる費用も高くなる。また、転職して就くことのできないジョブもあり、そのタイプのメンバーは特別な条件を満たすことでスカウトできるようになる。転職ができないため、多くを連れていくことができないが、その分、特別な能力を持っている |
■ 不思議な能力を持つ7人の姫
最大32人での集団戦闘がウリの1つでもある本作。32人の内訳は、王+親衛隊30人+姫となる。救い出した姫と一緒に冒険することができるわけだ。
アプリコットなら一定時間、王の攻撃力アップ、ココモパインなら周囲のモンスターを麻痺状態に、アマービレならライフ回復、さくらならバリアで攻撃を防ぐなど、それぞれの姫には特殊な能力がある。回復アイテムが簡単には手に入らないこともあり、すぐにやられてしまうといった場合には、アマービレやさくらを連れていくといいだろう。
連れていける姫は1人だけなので、その能力や特別なエンディングに関係する好感度を上げるためなど、状況に合わせて連れていく姫を決定したい。
攻撃、回復など、姫には様々な特殊能力が備わっている。姫は親衛隊とは別の扱いのため、連れていくには、直接スカウトする必要がある |
■ 戦闘を重ねることでレベルアップ!
装備による強化要素も!
王、姫、国民は、戦闘を重ねることでレベルアップし、成長する。また、装備により、戦闘能力やライフを向上させることができる。
戦闘を重ね、レベルアップすれば、キャラクターたちは成長する。成長の仕方は姫や国民などにより異なる |
■ レベルアップによる成長
戦闘を重ねることでレベルアップし、キャラクターは成長していく。レベルアップでの成長は王、姫、国民により異なる。
王がレベルアップで成長するのは攻撃力。ライフは初期の3のままから成長することはないようだ。王が倒れるとゲームオーバーとなってしまうので、攻撃に参加するにはリスクを伴うが、王だけで戦闘するイベントもあるので、上げておいて損はない。
姫の場合、特殊能力の使える回数が増加する。姫の特殊能力は、パッシブではなく、セレクトボタンを押した直後の一瞬、もしくは一定時間なので、使える回数が増えれば、気軽に使えるようになる。
国民がレベルアップするとライフが増加する。大抵の行動は国民が行なうことから、最もダメージを受けやすいため、やられにくくするためにも積極的に戦闘し、レベルを上げておきたい。
国民1人1人に名前があるため、愛着が沸くし、それぞれが成長するので、育てがいがある。ちなみに最終的に国民は100人以上になる。連れていけるのは最大で30人なので、全員のレベルを上げる必要はないが、全員のレベルをMAXまで上げるなんて楽しみ方もいいだろう。
■ 装備による強化
レベルアップだけでなく、装備による強化も欠かせない。装備箇所は武器、被り物、衣装の3つ。こちらも王、姫、親衛隊で装備できる箇所が異なる。
王が装備できるのは衣装のみ。それも見た目の変化のみで性能は上がらない。
姫も衣装のみではあるが、ライフ増加や毒無効など、性能を向上させられる。条件を満たせば、姫専用の装備も入手でき、これらの装備は大きくライフが増加する。
装備の恩恵を最も受けられるのが親衛隊。一部のジョブを除き、大半のジョブは、武器、被り物、衣装の3パーツが装備できる。武器で攻撃力を上げ、被り物や衣装でライフ増加や特定の攻撃を無効化することなどができる。
アイテムを装備することで見た目の変化が楽しめるのは嬉しいところなのだが、見た目が変わることにより、ジョブの違いが判別しづらくなる。このため、突撃させるメンバーを選択する場合には、ジョブのアイコンを覚えておき、画面下のリストでどのジョブが先頭にいるか確認するようにしておきたい。
装備はフィールド、合成屋、王国プランなどで獲得できる。効果は様々なので、どんな装備があるか、探してみてもらいたい。
装備には様々な性能があり、装備することでキャラクターを強化できる。見た目の変化も大きく、同じ人物であっても、装備によっては別人のようになる |
■ 高難易度のチャレンジクエストや装備品といったDLCも配信!
発売から様々なDLCが配信されている。DLCは大きく分けて「チャレンジクエスト」と「装備品セット」の2タイプがある。
■ 高難易度のチャレンジクエスト
チャレンジクエストは、オンラインランキング対応の本編より難易度が高めの戦闘を中心とした無料のDLC。通常のクエストと同様にごいけんBOXから受けることができる。5月15日までに7つのチャレンジクエストが配信された。
高難易度とは言っても、それほど難易度の高くないものがあり、フィールドに出ずとも、玉座でクエストを受ければそのままチャレンジクエストへと突入するため、レベル上げとしても使い勝手がいい。
■ 装備品セット
装備品セットは、姫や国民のステータスを上昇させてくれる複数のアイテムが1つになった有料のDLC。国民専用、国民と姫共通、姫専用のアイテムがこれまでに配信されている。
姫専用であれば、ライフが15増加したり、サポートスキル発動回数3増加など、有料だけあって、効果の高いものが多く揃っている。見た目の変化を楽しみたい人には特にオススメだ。
■ 最後に
国を繁栄させるシミュレーション的要素、突撃と退却のシンプルながらも深みのある最大32人の集団戦闘が1度に楽しめる本作。ベースとなる戦闘が面白く、クエストを進めていくだけでテンポ良くゲームが進むため、時間を忘れて遊んでしまった。2段階の難易度、姫毎のエンディング、モンスターやアイテムといったコレクション要素など、何度も、長く遊べる要素もふんだんに盛り込まれている。一部の状況を除き、大抵の場面では、どこでもセーブできるので、リトライもしやすい。
多くの国民、集団戦闘と多人数が1度に動く様は壮観ではあるが、惜しむべくは人やモンスターの数が多い場面で処理落ちしてしまう点。当然、ゲームをプレイするのに大きな支障をきたすことはないが、後半になって32人編成になると常時処理落ちのような状態になってしまう。ゲーム自体が面白いだけに、この辺りは少し残念に感じた。
筆者のクリアタイムは16時間ほど。短いと感じられるかもしれないが、全てのクエストをクリアしたわけでも、全てのエンディングに到達したわけでもないし、コレクション要素も残っている。20時間以上プレイしているが、まだまだ終わらない。
リメイクされるだけあってゲームは秀逸。アクションの難易度はそれほど高くなく、誰にでもオススメできるタイトルだ。新たな要素も追加されているのでWii「王様物語」をプレイした人にもオススメしたい。
(2012年 6月 8日)