3DSゲームレビュー

ペーパーマリオ スーパーシール

ペラペラマリオの世界を救う大冒険!謎解き要素の強いシリーズ最新作!

ジャンル:
シールバトルアドベンチャー
発売元:
任天堂
開発元:
インテリジェントシステムズ
プラットフォーム:
3DS
価格:
4,800円
発売日:
12月6日
プレイ人数:
1人
レーティング:
CERO:A(全年齢対象)
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 2012年12月6日、任天堂から発売されたニンテンドー3DS「ペーパーマリオ スーパーシール」。価格はパッケージ版/ダウンロード版共に4,800円。ダウンロード版を購入する際には最大1GB(8,192ブロック)のSDカードの空き容量が必要となる。

 Wii「スーパーペーパーマリオ」に続くシリーズ最新作で、クッパのイタズラにより、世界中に散らばってしまった願いを叶えてくれる「ロイヤルシール」を集めるべく、ペラペラなマリオとシール星からやってきたルーシーが冒険へと旅立つ。シールを使ったバトルや謎解きが特徴的なゲームになっている。

 セーブデータは3つまでで、すれ違い通信などの通信関連要素はない。

主人公のマリオとシール星からやってきたルーシー。2人ともペラペラだ

 早速、どんなゲームなのか紹介していきたい。

多彩なシールでバトル! 敵に対して効果的なシールを選択することが勝利への鍵!

 基本的にバトルへはコースで敵に接触することで突入し、どう接触したかで戦闘開始時に変化がある。例えば、ジャンプで敵を踏みつけてバトルへと突入すれば、ジャンプで敵に攻撃を与えてからバトルを始められるし、逆に敵の体当たり攻撃を受けたり、トゲゾーやパックンフラワーといった敵をジャンプで踏みつけるとダメージを受けてしまってからのスタートとなる。コース上での攻撃方法には、ジャンプとハンマーの2種類があるので、敵に合わせて使い分けるようにしたい。

 バトルは交互に行動するターン制。マリオ→敵→マリオ→敵……と行動する。ターンの始めには使用するシールを1枚選択する。カードゲームのようなイメージだ。

 シールには、「ジャンプ」、「ハンマー」、「コウラ」、「フラワー」、「キノコ」などがある。例えば、「ハンマー」ならジャンプで踏みつけられないような敵を攻撃できるが、飛んでいる敵には当たらない、「コウラ」や「フラワー」は複数の敵を1度に攻撃できるといった特性があるように、敵に合ったシールを選ぶことが肝心となる。

 シールの種類は豊富で、ジャンプ系だけでも、1体に攻撃できる「ジャンプ」、通常踏みつけることのできない敵も攻撃できる「アイアンジャンプ」、複数の敵を攻撃できる「つぎつぎジャンプ」などがあるし、「ジャンプ」、「キラジャンプ」、「キラキラジャンプ」、「デカキラジャンプ」のように、1つのシールに複数のグレードが存在する。グレードが高まると攻撃力が上がり、さらに気絶などの追加効果が付与されるものもある。

 これらのシールは貼り付けられたものをAボタン長押しではがしたり、ショップで購入することなどで入手でき、入手したシールはアルバム(1ページに最大15枚まで)にしまわれる。アルバムのページ数はゲームを進めると増えていくものの、持てる数には限りがあるので、あらゆる場面に対処できるよう様々な種類のシールを持っておきたい。ちなみに“デカ”がつくシールは通常のシール4つ分、ページを占有してしまう。

 シールを選ぶと実際にマリオが行動するのだが、ジャンプなら連続して敵を踏みつけることができたりと、行動時にタイミングよくAボタンを入力することで何もしないよりも遥かに高い効果が見込める。シールにより、入力タイミングは異なるが、判定は甘めなのでよく画面を見ておけば難なく入力を成功させられる。

攻撃時、タイミングよくAボタンを入力すれば与えられるダメージがアップするなどの効果が得られる

 マリオの行動後、敵が残っていると敵の行動ターンに。ここでも敵の攻撃に合わせてAボタンを入力すれば、ガードして受けるダメージを軽減できる。中には上からの攻撃に対して、防御&反撃効果のある「トゲぼうし」、しっぽを振って反撃する「しっぽ」といった防御、反撃専用のシールも存在する。

 カード選択→行動ターンを繰り返してバトルは進んでいくのだが、毎ターン開始時に「バトルスロット」が1回利用できる。「バトルスロット」は、3つあるリールをAボタンで1つずつ止め、2つ揃えば1ターンで使えるシール数が2枚に増加、3つ揃えば使えるシール数が3枚に増加+揃った絵柄に応じた効果が得られるというシステム。

 使えるシール数が増える=1ターンでの行動数が増える、なのでメリットはかなり大きい。さらに「キノコ」が揃えば体力回復など、3つ揃った際の効果も見逃せない。目押し可能なので、最低でも2つは揃えられるようになっておきたい所だ。なお、「バトルスロット」で増えた使用可能シール数は、ターン終了時に−1される。

 「バトルスロット」の効果が大きいため、揃えられるかどうかで戦闘の難易度は大きく変わってくるのだが、苦手な人向けの救済措置も用意されている。まず、スロットを回すには3枚のコインが必要になる。コインはコースや敵などから入手でき、大抵のバトルは1〜2ターンで終わるし、入手できるコインの量からいっても毎ターンスロットを利用してもコインが足りなくなることはない。3枚払ってリールが回転している最中にさらに15枚を支払うと「スペシャル」となり、左と中のリールを同時に止めることができるようになり、必ず2つの絵柄が揃う。そこでさらに30枚払うと、「スペシャル」の状態はそのままに左と中のリールの回転速度がゆっくりになる「スロー」に。ただし、「スペシャル」や「スロー」を1度のバトルで何度も使うとなると、使う毎に必要コイン数が増えていってしまうため、大量のコインが必要になる。

 大抵の敵はコースで拾ったり、ショップで購入できるシールで難なく撃破できるが、ボス戦だけは別。ボスは体力が多い上、特定の「モノシール」を使わないと、長期戦を強いられたり、まともなダメージを与えられなかったりすることがあるからだ。「モノシール」は、コースで入手できる「エアコン」や「バット」などを冒険の拠点となる「ラベルンタウン」にある「モノなげや」でシール化したもの。ボスで苦戦する場合には有効となる「モノシール」を探すのがいいだろう。

 敵に合ったシールを選び、攻撃時や防御時にタイミングよくAボタンさえ入力できればOKと、バトルの難易度はそれほど高くない。スロットもコインを稼ぎさえすれば、目押しできなくても最低でも2つは揃う。少し難しいのは特定のボスに対して有効な「モノシール」を発見することくらいだろう。

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(木原卓)