PSPゲームレビュー

オリジナルシナリオも楽しめる忍道対戦アクション
「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットアクセル3」



簡単な操作で多彩なアクションが繰り出せる。シリーズ3作目ということもあって、より遊びやすくなっている

 2009年12月10日、株式会社バンダイナムコゲームスより「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットアクセル3」が発売された。

 開発は本シリーズやPS3 「NARUTO-ナルト- ナルティメットストーム」を手がけている株式会社サイバーコネクトツー。本作はシリーズ3作目だけあって、過去シリーズより遊びやすく、洗練されている。前作からシナリオが続いているわけではないので、過去シリーズをプレイしなくても問題なく楽しめる。

 1人プレイ向けには「NARUTO-ナルト- 疾風伝」の世界観を再現し、約190もの任務を収録した「マスターロード」(一部任務はアドホックモードを利用した協力プレイが可能)、多人数プレイ向けには1vs1vs1vs1や2vs2など細かく設定して最大4人での対戦が可能な「通信バトル」を搭載。他にも、練習に最適な「プラクティス」など、便利なモードが搭載されている。



■ オリジナルシナリオも楽しめるマスターロード

 1人用をメインとしたモードのマスターロード。原作に沿ったシナリオにオリジナルシナリオを加えた全8章、18幕が収録されている。序章、風影奪還の章、サスケ再会の章、不死の“暁”の章、“葉”の暗部襲撃の章、“蛇”結成の章、二重の邂逅の章となる。各章は1~4幕に分岐している。プレイ開始時に全ての章・幕をプレイできるわけではなく、ゲームを進めていくことで新たな章・幕がオープンしていく。

・それぞれのマスで何をするのかひと目でわかるエピソードボード

 各章に内包された幕を選択すると、様々なマスが並ぶエピソードボードが表示される。

【マスの種類】
メイン物語に関わるマスで、会話、アクション、バトルイベントの3種類がある
任務(アクション)横スクロールのマップで、条件付きのアクション任務を行なう
任務(バトル)固定マップで、条件付きのバトル任務を行なう
ボス強力な敵が登場する
戦術NPを消費して戦術の書が獲得できる
忍術NPを消費して忍術の巻物が獲得できる
コレクションNPを消費してコレクションアイテムが獲得できる

原作に沿ったシナリオにオリジナルシナリオを加えた全8章、18幕が収録されている様々なマスが並ぶエピソードボード。未開封のマスは、直前のマスをクリアすることで遊べるようになる会話イベントはフルボイス。ボイスのついた紙芝居といえばわかりやすいだろうか

・任務をプレイする任務受注とプレイをサポートしてくれる戦術使用

 メイン(アクションorバトルイベント)、任務(アクションorバトル)を選択すると、任務受注と戦術使用を選択することになる。

 任務受注を選ぶと、任務内容、最大参加人数、対戦相手、報酬、マップ、通信プレイの可否、任務条件が事前に閲覧できる。確実にチェックしておきたいのが任務条件。バトルイベントに勝利しても、条件次第ではクリアにならないことがあるからだ。特徴的なのが特定の任務で選択可能な通信プレイ。アドホックモードを使って、友人や知人に協力してもらって任務がプレイできる。どうしても達成できない任務があれば、協力してもらうといいだろう。通信プレイが可能な場合には、画面下に「□ 協力プレイ」と表示される。

 戦術使用を選ぶと、NPというポイントを消費することで、そのマス限定で特殊な効果を発揮する戦術が選択できる。戦術には攻撃力アップなどの攻撃系戦術、防御力アップなどの防御系戦術、速度アップなどの速度系戦術、体力継続回復など特殊な効果を持つ特殊系戦術の4種類がある。これら戦術は主に戦術のマスで必要NPを支払うことで獲得できる。後の章に行くほど、強力な効果を持つ戦術が獲得できるが、獲得や使用に必要なNPもより多く必要となる。選択できる戦術は1つまでで、選んだ内容に応じて任務条件に追記される。任務が難しくなるわけではなく、ただ選んだ内容が追記されるだけなので、特に意識する必要はない。

 NPは任務を達成することで獲得できる。序盤では500や1,000程度だが、後半の章では10,000や20,000ものポイントが1度に獲得できる任務も登場する。他にも後述のフリーバトルでもNPは獲得できる。

メイン、任務のマスを選択後に、任務受注と戦術使用を選択する任務条件を達成しなければクリアにはならない。任務に挑む前に必ず確認しておきたい戦術には様々な効果がある。強力なものほどより多くのNPが必要になる


・2~4人のキャラクターが戦うバトルと横スクロールのアクション。2種類のゲームが楽しめる

 メインや任務のマスでは、固定マップで2~4人でのバトルを行ない任務達成を目指すバトルタイプ、横スクロールのマップで任務達成を目指すアクションタイプの2種類の任務を行なう。

 バトルタイプで用意された任務条件の大半には「闘いに勝利する。」が含まれる。他の条件に自分や味方NPCに対する縛りや敵NPCにプラス効果のあるものなどがあっても基本的には勝利すればよい。本モードの難易度はさほど高くないため、アクションゲームに多少でも慣れていれば、リトライなく任務達成できるだろう。必要に応じて戦術を使用すれば、より成功率もアップする。ただし、任務条件の中で最も苦労すると思われるのが「連続攻撃40連発を決める。」といったキャラクターによって難易度が大きく異なる条件だ。この連続攻撃を規定数決める条件については、練習ができるプラクティスで連続攻撃を決めやすいキャラクターを見つけるといいだろう。コンボで連続攻撃が決まるキャラクターだと変わり身で逃げられやすいようなので、忍術でキャラクターを決めることをオススメする。

 アクションタイプで用意された任務条件は「制限時間内にゴールする。」が多い。このタイプの任務条件であれば、速度系戦術を使うことで効率良く任務が達成できる。それでもクリアできない場合には、マップ構成を把握し、敵を無視してゴールを目指すといい。他にも「敵を合計5体倒す。」、「壊れ物を10個以上破壊する。」などといったものもあるが、これらはさほど苦労することもないだろう。

ネジのコンボ:柔閃突。技がヒットした相手の人数分連続攻撃回数が稼げるので、複数の相手に技が当たる状況を作れば、より連続攻撃回数が稼ぎやすいキバの忍術:牙通牙。コンボよりも忍術の方が安定して連続攻撃回数が稼げる。連続攻撃回数が稼ぎやすい忍術を発掘しておくといいだろうイタチの忍術:天照。連続して忍術をヒットさせられるため、連続攻撃回数を簡単に稼げる上に、忍術を連打しているだけで勝利できてしまうほど圧倒的な性能を持つ
横スクロールのマップを進みながら任務達成を目指すアクションタイプ。バトルタイプとは違った遊びが楽しめるアクションタイプで任務条件が「制限時間内にゴールする。」であれば、速度系戦術が効果的クリア後には成績・結果が表示される。さらに□ボタンを押せば評価対象となった詳細項目が閲覧できる


・フリーバトルで使用可能な忍術や奥義映像やBGMも獲得できる

 忍術のマスでは、NPを消費することで、フリーバトルで使える忍術が獲得できる。マスターロードクリアを最優先にプレイするなら、NP消費を抑えるためにも無理に忍術を獲得することはないだろう。どの章も何度でもプレイ可能であり、いつでもNPさえ消費すれば獲得できるため、急いで獲得せずとも心配はない。

 コレクションのマスでは、NPを消費して、キャラクターの画像、奥義映像、BGMなどが獲得できる。攻略に関係する要素ではないため、クリアを優先するならこちらも無理に獲得する必要はない。忍術同様にクリア後にでも獲得すればいい。もちろん、閲覧したいなら獲得するのは自由だ。本作では多少時間をかけさえすればNPを稼ぐのはさほど難しくない。さらにいえば、クリア後であれば、より効率的に大量のNPが稼げる。

 エピソードボード中にスタートボタンを押すと表示されるスタートメニューでは、所持品の確認で獲得した忍術や戦術の確認、ナルトの自宅で画像・奥義映像・音楽の視聴、友達の任務に参加、セーブが可能。

 本作では、忍術や画像などだけでなく、各幕のコンプリート率がそれぞれ表示され、コレクター心がくすぐられる。全項目100%にするのを目標にプレイするのもいいだろう。アクションやバトルがスムーズに進められれば、全任務の達成、忍術やコレクションを全て獲得と、全項目100%を目指してプレイしても10時間前後もあれば達成できるだろう。

戦術のマスでは各種戦術が獲得できる。任務達成に有利に働くありがたいものばかりだコレクションのマスでは奥義映像やBGMなどが獲得できる。獲得したものはナルトの自宅で閲覧可能忍術のマスではフリーバトルで使用可能な忍術が獲得できる。獲得したらどんな忍術か試してみよう



■ PSPでの操作に特化し、方向キーやボタンの簡単な組み合わせで多彩なアクションを駆使したバトルが楽しめる

 マスターロードでのバトルタイプ任務、フリーバトル、プラクティスでは簡単な操作で多彩なアクションによるバトルが楽しめる。操作自体は簡単だが、覚える要素はそれなりにあるため、しっかり覚えて自在にキャラクターを動かせるようになりたい。

・攻撃、回避にと全ての場面において活躍する移動

 基本となるキャラクターの移動は、方向キーで行なう。ジャンプは×ボタン。ジャンプ中に×ボタンをもう1度押せば、2段ジャンプが出る。簡単なものばかりなので、特に意識しなくても自然に移動できるだろう。

【移動方法】
左右移動or【壁走りの術】壁に向かって走ると駆け上がる
【水上歩行の術】チャクラを消費して水上を歩く
ステップor入力方向に素早く移動する
ジャンプ×【2段ジャンプ】ジャンプ中に×
高速移動×→×クナイや手裏剣などの飛び道具を無効化して移動可能。ただし、一部の飛び道具を除く
軸移動or+×軸移動に対応したマップでのみ使用

・性能、見た目共に多彩なコンボや忍術による攻撃

 次に紹介するのはバトルにおいて最重要といえる攻撃について。こちらも複雑なコマンド入力は要求されないが、移動と比べると多くのアクションがあるため、全てを使いこなすには多少時間がかかるだろう。本作を楽しむために、コンボ、忍術、奥義だけは確実に覚えておきたいところだ。

【攻撃方法】
コンボ○+方向キーの組み合わせキャラクターによりコマンドは異なる
一部のキャラクターは○ボタン長押しで強力な攻撃が出せる
ガード崩し+○相手のカードを崩し、隙を作る
特殊アイテム△→□キャラクター固有の特殊アイテムを使用
チャクラを消費
ガードカウンターR+○相手の攻撃タイミングに合わせて入力することでカウンター攻撃を行なう
チャクラを消費
忍術△→○忍術による攻撃を行なう
一部のキャラクターは○ボタン長押しで強力な攻撃が出せる
チャクラを消費
連係忍術特定条件下で
△→○
特定のキャラクター同士か忍術属性の組み合わせの場合に、キャラクター同士が近づくと連係サインが表示され、その際にコマンドを入力することで発動
チャクラを消費
奥義△→△→○○ボタンによる攻撃ヒット時のみ発動
チャクラを消費
ダッシュアタック△→××ボタンを長押しすることで移動距離が増加
チャクラを消費

 コンボはキャラクターにより、コマンドが異なるため、スタートメニューの1Pコマンド表でコマンドをチェックするといい。1キャラクターにはそれほど多くのコンボがあるわけではないが、全キャラクターのコンボコマンドを覚えるとなると、本作では多くのキャラクターが存在するため一筋縄ではいかない。

 忍術のコマンドは全キャラクター共通だが、性能はキャラクターにより全く異なる。使用キャラクターの忍術がどのような性能を持っているのか把握しておくべきだろう。連係忍術は、発動条件が複雑な分、威力が高く、演出も派手なものになっている。また、特徴的な専用の名称が付けられている。どのような組み合わせで、どのような連係忍術が出るのか探すのも楽しい。試すにはプラクティスを使うといいだろう。

 奥義はヒット時のみ発動と成功条件が難しいが高い威力を持つ。奥義発動後には○、×、△、□ボタンで構成されたコマンド入力画面が、奥義を出した側、受けた側の両者に表示される。奥義を出した側は相手より素早く正確に入力することでクリティカル率がアップし、奥義を受けた側は相手より素早く正確に入力することでクリティカル率を下げられる。さらに3人以上のバトルでは、奥義の当事者以外はどちらかを応援することが可能。応援されることでクリティカル率が変動する。

成功させるのは難しいが、決めれば相手を吹き飛ばしてダメージを与えられるガードカウンターは強力な技だ色々な忍術を試して、性能を把握しておきたい
特殊な条件を満たす必要はあるものの、強力な連係忍術。どんな連係忍術があるのか、組み合わせを探すのも楽しい
派手な演出で楽しませてくれる奥義。素早くコマンドを入力して大ダメージを与えよう。逆に奥義をくらってしまったら、焦らずにコマンドを入力して、被ダメージを下げたい

・様々な効果を持った覚醒、防御、チャクラの回復、アイテム

 移動や攻撃以外にも、多くのアクションがある。中でもステータスやコンボなどが変化する覚醒、ガード、チャクラの回復は使いこなすことでバトルが有利に進められる。これらのアクションについて紹介していきたい。

【その他のアクション】
覚醒L覚醒ゲージ解放時のみ発動
覚醒中は奥義使用不可
ガードR【変わり身の術】攻撃を受ける瞬間に入力。チャクラを消費
受け身×地面に叩きつけられる瞬間に入力
チャクラの回復△長押し回復中は無防備

 覚醒は画面上部の覚醒ゲージが解放状態でのみ発動できる。覚醒ゲージは、攻撃をヒットさせたり、受けたりすることで鎖の封印が1本ずつ解除され、全ての封印が解除されることで解放状態となる。覚醒による効果はキャラクターにより異なり、ステータス、コンボ、忍術などが変化する。覚醒後、覚醒ゲージは徐々に減少し、ゲージがなくなると自動的に覚醒は解除される。覚醒中は奥義が使用できないことに注意。

 ガード、変わり身の術、受け身は地味ながらも重要な防御行動。中でも変わり身の術は攻防を逆転させられる強力な術だ。相手の攻撃が当たる瞬間を見極めるのは難しいので出したい時にはRボタンを連打するのもアリだ。しっかり連打できていれば、成功時には変わり身の術が、失敗してもガードとなるはずだ。また、変わり身の術はチャクラを消費するので、チャクラゲージの確認も忘れないように。

 チャクラは忍術など、強力なアクションに必ず必要なため、チャクラの回復はチャンスを見つけて実行していきたいが、回復中は無防備になってしまう。Rボタンを押せばすぐにガードに移行できるため、回復中はいつでもRボタンを押せるようにしておくといいだろう。

 バトル中、モノを破壊したり、相手を地面や壁に叩きつけることでアイテムが現われる。アイテムは取得・使用することで体力が回復する体力回復アイテム、取得することでチャクラが回復するチャクラ回復アイテム、投げて使用する毒煙玉などの攻撃アイテム、状態変化の効果時間を延ばす特製兵糧丸など取得・使用することで効果を発揮する戦闘補助アイテムの4タイプがある。アイテムの効果を理解し使用することで、バトルを有利に進めたいものだ。

覚醒をするとステータスやコンボ、忍術が変化する。見た目が大きく変化するキャラクターもいる。キャラクターによって異なる覚醒状態を持っていて、効果も異なる

 なお、本作では操作設定でもアナログパットを使用する設定はなく、一切アナログパッドは使用しない。ここは好みが分かれるところだろう。


■ 自由に設定してバトルするフリーバトル、練習に最適なプラクティスなど、多くのモードを搭載

 マスターロード以外にもフリーバトルやプラクティスなど用途に合わせたモードが搭載されている。ここからはそれらのモードについて紹介していきたい。

 使用キャラクター、NPCを自由に設定して対戦できるフリーバトル。他にも2~4人の対戦人数、チーム、忍術、10段階のハンディキャップ、マップ、戦闘時間、難易度、アイテム出現率、チャクラの増減の有無、奥義の使用可否と細かな対戦設定が可能。チーム分け次第で、1vs3、1vs1vs2などの変則マッチも楽しめる。対戦結果に応じてNPが獲得できるため、実戦で練習しながらNPを稼ぐのにもいいだろう。

 練習モードであるプラクティスでも細かな設定が可能。難易度、アイテム出現率、チャクラと覚醒ゲージの増減の有無、コマンド表示ON/OFFの汎用設定に加え、COM設定として、状態、攻撃、ガード、行動、変わり身をするかどうかなどもある。これらは2~4Pそれぞれ個別に設定が可能。使用キャラクターの技や性能をチェックするために、チャクラを無限にして、NPCを動かないようにしたり、コンボのつなぎを確認するためにガードの設定をいじったりと練習モードとして十分な設定ができる。攻撃で単発、コンボ、奥義などが選べるのも嬉しいところだ。本作では51ものキャラクター(ナルト、サソリの状態変更含む)が最終的に使用可能になるため、プラクティスでコンボや奥義などを試すだけでもかなり楽しめる。

 累計NPを貯めることで成長するド根性の木では、成長度合いにより壁紙やフィギュアが獲得でき、通信プレイをした人の履歴確認、獲得した壁紙の確認と保存(PSPの壁紙として使用できる)、暗号の入力により忍術や壁紙などが入手できる暗号入力ができる。暗号は攻略本などで入手可能となっている。累計NPは999,999NPまでなのだが、マスターロードの任務を全て達成し、その後何度か高ポイントを獲得できる任務をやれば到達できる程度なので、マスターロードをしっかりプレイしておけばすぐに到達できるだろう。

 他にもアドホックモードを使用しての通信対戦が可能な通信バトル、操作設定やモードセレクト時の背景であるフィギュアが変更ができるオプションもある。

プラクティスでは入力したコマンドの表示や細かい設定が可能で練習しやすい。様々なシチュエーションを想定した設定をして、対応力に磨きをかけたい暗号入力に成功すれば忍術や壁紙などが入手できる。攻略本などから暗号を入手して入力しよう


■ 最後に

 本作は、フルボイスでのイベントシーン、オリジナルシナリオ、“蛇”の初参戦、プレイアブルキャラクターの多さなど、ファンには嬉しい内容に仕上がっている。

 マスターロードの任務1つ1つは数分でプレイできるものばかりで、難易度もそれほど高くなく、手軽に楽しめる。バトルと横スクロールのアクションの2種類が楽しめるのも嬉しい。ただ、十数時間程度でクリアできてしまうため、人によってはボリュームが足りないと感じる人もいるかもしれない。

 なお、UMDのデータを一部メモリースティック DUOにコピーし、ロード時間を短縮する「データインストール」を利用すれば、ロード時間は2~5秒程度とストレスは感じなかった。

 通信による対人戦を多数こなしたわけではないが、みんなで集まってワイワイと技を出し合って遊ぶ分には十分と思えるものの、対戦におけるキャラクターのバランスについては本気で対戦するには厳しいレベルと感じた。

 「ナルト」ファンはもちろんのこと、難しいことを考えずに気軽にアクションゲームを楽しみたい方にオススメしたい。


(C) 岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
(C) 2009 NBGI

(2010年2月17日)

[Reported by 木原卓 ]