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「フレンドラ」ボイス収録にスギちゃん登場!

「セリフの大事なところを黒の油性ペンで塗り潰してやったぜぇ~」

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お笑い芸人のスギちゃん
スギちゃんのボイスが実装予定の「海賊ドラコ」

 DMM.com POWERCHORD STUDIOは、Android/iOS用ファーム×ファンタジー×シミュレーション「フレンドラ~竜とつながりの島~」(フレンドラ)において、登場キャラクター「海賊ドラコ」の声優としてお笑い芸人のスギちゃんを起用する。

 「海賊ドラコ」は、大陸の1つ「海賊達の大陸」で暮らすドラコ。5月31日には記者を集め、収録直後だというスギちゃんへの囲みインタビュー取材が実施された。

 スギちゃんが声優として起用された経緯だが、そもそも「フレンドラ」には、ガイド役の「メイド」と「王様」のボイス以外を入れる予定がなかったという。しかし序盤で登場する「海賊ドラコ」がユーザーの目に触れると、「○○だぜぇ」という口癖が「スギちゃんっぽい」と話題になり、DMM側はこの反応を受けて正式にスギちゃんにオファーを出したところ、快諾だったそうだ。

 スギちゃんはワイルド芸でブレイク以降、実は「声の仕事が増えてきている」と話した。「他にあの声出せる人がいないからねぇ」と自信満々で、初めてだった「キャラクターに声をあてる仕事」のオファーには「ついに来たか」と感じたという。収録自体は「『海賊ドラコ』のキャラクターをスギちゃんに寄せていくから、口調や声色はそのままで良い」というDMMの指示もあり、10分ほどで終了するほど快調だったそうだ。

【海賊ドラコ】
海賊ではあるが、世界中の美味しいものを探しまわっているキャラクター。制作当時、語尾の「○○だぜぇ」はスギちゃんのことをまったく意識していなかったそうだ

本作プロデューサーの平田裕介氏(左)と共にポーズをとるスギちゃん

 なお収録中のワイルドなエピソードを聞かれたスギちゃんは、「セリフの大事なところに普通は蛍光ペンで線を引くところ、黒の油性ペンで塗り潰してやったぜぇ~。それでいちいちスタッフに、『次なんですか?』って聞いてやったぜぇ~」とワイルドに語っていた。

 またスギちゃんは「フレンドラ」の良い所について、「ほんわかする」と回答。「普段はワイルドでいるから、そのギャップが良い。他の街づくりゲームよりも簡単だし、ほっとしたいときにオススメ。『フレンドラ』をやってから、おっとりとした性格になった」と急にのんびりした口調で述べた。

 このスギちゃんのボイスの実装予定時期は、6月中旬。スギちゃん自身も「フレンドラ」をプレイしており、「海賊ドラコ」登場直前でゲームをストップしている。自分のボイスの反映を待っている状態で、「海賊ドラコ」から発せられる自分の声を楽しみたいそうだ。

 インタビューに同席した本作プロデューサーの平田裕介氏によれば、今後も様々な声優によるボイスの実装を予定しているという。「のんびり暮らしたかったり、癒やされたかったらぜひ」とはすっかりマイルドになったスギちゃんの弁。まずはスギちゃんボイスの実装を楽しみに待ちたい。

囲み取材を受けるスギちゃん。同じ事務所に所属するベッキーさんの話題になると、「俺から言わせたら、ベッキーさんも一発屋! 一発屋として良く頑張っている。戻ってくるならぜひR-1で!」と豪語したあと、「これは怒られるかな……」と少し落ち込んでいた

(安田俊亮)