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Unity、ゲーム制作における3種類の新しいライセンス発表
コストを抑えるサブスクリプション形式採用
(2016/5/31 20:07)
Unity Technologiesは、オランダ・アムステルダムで開催中の「Unite Europe 2016」において統合ゲーム開発環境「Unity」を3種類の新しいライセンスに移行することを発表した。
新しいライセンスは「Unity Personal」と「Unity Plus」、「Unity Pro」の3種類で全てのプラットフォームを利用可能で、iOSおよびAndroid向けのアドオンも統合されている。
新しいライセンスは、6月中旬から利用可能で、すでにUnityを使用している場合、移行案内は6月半ばより行なわれる。また、新しい3種類のライセンスは、常に最新版を利用可能なサブスクリプション形式。コストを抑えて利用することが可能となっている。各ライセンスの詳細は以下の通り。
「Unity Personal」
価格:無料(売上が100,000ドル以下の場合)
全てのプラットフォームに対応可能で、無料で全ての機能が利用可能となっている。Unity PersonalにはUnity Adsも統合されているため、広告収入で開発資金を得ることもできる。さらにAnalyticsの基本機能も利用できるので、作成したゲームがどのように遊ばれているかを調査や分析することも可能。
「Unity Plus」
価格:月額5,880円(49ドル)、年間一括払いで月4,200円(35ドル)に100,000ドルの売上制限有
Unity PlusはUnity Proが必要なほどではないが、開発したゲームを市場にリリースするためにより強力なサポートを必要とする人に向けた新商品。全てのプラットフォームに対応可能。ゲーム制作を加速させるためにベストな資産を組み合わせて設計された「アセットストア・プロジェクトパック」やゲームのリリース前に問題を発見して最適化できるGame Performance Reportingサービス、Unity Analyticsのリアルタイムデータフィードなどを基本機能に加えて利用可能となっている。