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Unity、「Hololens」を含むをあらゆるVR/ARプラットフォームのサポートを表明
Unity 5.4ではグラフィックスが強化。新リアルタイムデモ「Adam」を公開!
(2016/3/16 02:40)
米Unity Technologiesは米国時間の3月15日、GDC会場隣のInterContinental Hotelにてデベロッパー向けのカンファレンスを実施し、同社CEOのJohn Riccitiello氏が、Unityにおいて現在発表されている主要なVRプラットフォームをすべてサポートすることを表明した。
昨年に続いてGDC開幕前の朝の時間を使って行なわれたカンファレンスでは、昨年のGDCを境にスタートしたUnity 5.xのこれまでの軌跡と、今後のアップデート計画に関する情報が公開されると共に、UnityのVRサポートが改めて発表された。
現在開発中の最新バージョンUnity 5.4では、グラフィックスアップデートが大きな特徴となっており、5.0との比較映像では、次元の異なる美しさを実現していた。これに合わせてリアルタイムデモ「Adam」のショートバージョンを初公開した。Unity 5.4は本日よりβ版の提供が開始される。
VRについては、すでにサポートを表明しているOculus VRやGEAR VRに加えて、PlayStation VR、Steam VR(HTC Vive)、Google Cardboardなど主要なVR/ARプラットフォーム向けの開発をUnityでサポートするだけでなく、NVIDIAのVRWORKSやAMDのLiquid VRなど、GPUサイドのVRソリューションにも対応し、ハードウェアに最適化した状態でのVRタイトルの開発が可能となることが明らかになった。
会場がどよめいたのはMicrosoftがまもなく開発者向けのキットの提供を開始するHololensまでサポート対象としたことで、VR/ARの領域においてもっともカバーする領域の広いゲームエンジンのひとつとなる。
John Riccitiello氏は「2015年はUnityにとって大きな年となったが、2016年も同様の年になる」と語り、飛躍し続けることを約束。会場は大きな拍手に包まれた。