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「ドラゴンクエストヒーローズII」の巨大黒板アートに“かいしんの一撃”が炸裂!
堀井雄二氏「これを消すのは忍びない……」
(2016/5/25 21:27)
スクウェア・エニックスは、5月27日に発売されるプレイステーション 4/3/PlayStation Vita用アクションRPG「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」の発売を記念したキャンペーン「超巨大黒板アート かいしんの一撃キャンペーン」を5月23日より開催している。
今回のキャンペーンでは、東京メトロ丸ノ内線の新宿駅メトロプロムナードにある広告スペースに巨大な黒板を設置し、これに画家の「れなれな」さんが1カ月かけて「ドラゴンクエストヒーローズII」の迫力あるグラフィックスを描いた。さらに、5月24日23時59分までに「#DQH2」を含んだツイートが5,000件を超えると、「かいしんの一撃」が発動し“ロトのつるぎ黒板消し”による「かいしんの一撃」でモンスターが一掃されるというおまけ付きだ。
ということで、めでたくツイートが5,000件を超え、5月25日には「かいしんの一撃」が発動! 「ドラゴンクエストヒーローズII」の黒板アートの前には堀井雄二氏も姿を現わし、剣型の黒板消し……通称「ロトの黒板消し」を持ち上げた。
しかし堀井氏もロトの黒板消しを構えたまでは良かったが、その美しさに見入って、「忍びない!」を連発。バルザックの鼻の頭あたりを軽くなぞる程度に拭くという優しい“攻撃”に、イベントの担当者から「もっとしっかり消してください!」とけしかけられる始末。周りから悲鳴が上がる中、ゴシゴシと黒板アートを消していった。
かなり念入りに書かれているため、“ロトの黒板消し”を持ってしてもなかなかモンスターを討伐することは難しい。そのため、討伐途中に鈍ってきた剣の切れを取り戻すべく、黒板ふきクリーナーで“ロトの黒板消し”を再度研ぎすまし、堀井氏は再度黒板に向かってモンスター討伐に挑んだ。
イベント終了後に堀井氏は「モンスター討伐」を行なったにもかかわらず、黒板アートを消した罪悪感からか「ヒールになっちゃった」とポツリ。一方黒板アートを手がけた「れなれな」さんは「堀井さんに消していただいて本望かなと思っております!」と嬉しそう。
堀井氏は「黒板アート」の制作ビデオを見て「れなれなさんが黒板の大きさを見て『わぁ』って驚いているのを見て、気の遠くなる作業だなと思った。それを描き上げて、素晴らしい! (ただチョークで描くだけでなく)擦ったりいろいろな技を駆使して、迫力のある絵で描いてくれた。ありがとう」と感謝の意を表した。
れなれなさんは「苦労したのは、モンスターの密度感。それと、時間内に描けるのかなというのがありました。全部のモンスターに愛情を込めて描きましたが、(中央に描かれた大きな)バルザックは『襲われそうだね』と言ってもらえるほどの出来で、(そう言ってもらえるほどの出来で)嬉しい」と制作についてコメント。堀井氏も「この人はカンペキ!」とべた褒めしていた。
最後に、ついに30周年を迎える「ドラゴンクエスト」シリーズについて聞かれた堀井氏は、「30年間よく続けられたなと感無量です。みなさんに応援し続けてもらったおかげと、感謝しています」と答えた。
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