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【スマホアプリ今日の1本】「BLADE」韓国No.1アクションが日本上陸!
ハック&スラッシュに防御&カウンターをプラスしたおもしろさ
(2016/5/11 00:00)
「BLADE -ブレイド 天から堕ちる千の刃-」の3大ポイント
・敵の攻撃を直前で防御するカウンターシステムが秀逸
・初心者から上級者まで楽しめる3つの難易度
・オートバトルシステムはサービスしすぎ?
2年前に韓国で配信が開始されたハック&スラッシュタイプのアクションRPG「BLADE」。配信が開始されるや、ものの数日でGoogle PlayとApp Storeの人気ランキングおよび売上ランキングの両方で1位を獲得し、その勢いで大韓民国ゲーム大賞2014までもモバイルゲームとして初受賞した。
現在では全世界で700万オーバーのダウンロード数となった「BLADE」が、ついに満を持して日本に上陸した。今回は、日本のプレーヤーに合わせたバランス調整が施されたうえで、“天から堕ちる千の刃”というサブタイトルを冠した新生Android/iOS「BLADE -ブレイド 天から堕ちる千の刃-」をご紹介する。
本作は、スマホアプリのハック&スラッシュとしては非常にオーソドックスなタイプ。画面の左下に表示されるバーチャルパッドでキャラクターの移動を、右下に表示される各アイコンで攻撃を行なう。攻撃アイコンには通常攻撃のほか、強力なスキルを発動できるスキルアイコンもあり、クールタイムシステム(1度発動するとカウントダウンがはじまり、カウントダウンが終わると再発動が可能になるシステム)を採用している。
ここまではオーソドックスそのものなのだが、筆者が「これはいいな」と思ったのが防御アイコンの存在。画面の1番右下にあるアイコンがそれで、本作では敵の攻撃を避けるだけでなく、ガードという選択肢が加わった。これが存外におもしろい。
これは単にガードができるだけでなく、敵の攻撃を直前でガードすると非常に強力なカウンター攻撃が発動できる。敵の攻撃を直前まで引きつけるのだからリスクはあるが、それゆえに成功すれば一気に大ダメージを与えられる。このリスクリターンのバランスがよくできており、ついつい狙ってみようという気にさせられてしまうのだ。
とはいえ、アクションゲームが苦手な人も楽しく遊べるような配慮がなされている。それがオートバトルシステムだ。オートバトルをオンにすれば、キャラクターが自動的に戦ってくれるため、プレーヤーが操作する必要はない。しかも、スキルや防御は使用せずに通常攻撃だけで戦うため、プレーヤーは「それらを使うタイミングを決める」という形でバトルに参加できる。
オートバトルシステムは初めて挑むステージでも利用できるうえ、完全にオートバトル任せでもステージのクリアは十分に可能。キャラクターのレベルにもよるが、スキルや防御が必要になる場面もほとんどない。つまり、プレーヤーは自力でまったくプレイしなくとも、ゲームを進めていける。
いくら初心者への配慮とはいえ、さすがにこれはやりすぎではないだろうか。カウンターを狙わなくともステージはクリアできるのだし、どうしても難しければクリア済みのステージを何度もプレイしてレベルを上げる手もある。それを考えると、個人的には「1度クリアしたステージは、オートバトル機能が使えるようになる」あたりが妥当ではないかと思う。
賛否のわかれるであろうオートバトルを搭載した本作だが、先に述べたカウンターシステムがあるため、バトル自体はかなりおもしろい。最初は簡単すぎて歯ごたえがないのでは? とも感じたが、各ステージには「初級」、「中級」、「上級」の3つの難易度があり、上級ともなるとなかなかに手ごわい。アクションゲームが好きな人ならかなり楽しめるはずなので、ぜひ1度プレイしてみてほしい。