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「FFXIV」と「妖怪ウォッチ」がまさかの全面コラボ
ジバニャンやチョコボなどそれぞれの人気キャラが垣根を超えてゲームに登場!
(2016/4/29 22:08)
スクウェア・エニックスのプレイステーション 4/3/Windows/Mac用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV(以下、FFXIV)」とレベルファイブの「妖怪ウォッチ」が、7月16日に発売予定のニンテンドー3DS用「妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ」が発売されるタイミングに合わせて、2016年の夏にそれぞれのゲーム内のでコラボレーションイベントを開催する。
幕張メッセで開催されているニコニコ超会議2016の「FFXIV」ブースでのステージベント内で「FFXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が、ゲストとして登場した、レベルファイブ代表取締役社長の日野晃博氏とともに発表を行なった。
「FFXIV」側には13種類の妖怪をモチーフにしたミニオンや武器、マウントなどが登場し、「妖怪ウォッチ3」側には、「FF」シリーズのマスコットキャラクターである「チョコボ」と「モーグリ」が妖怪として登場する。
「妖怪ウォッチ」の妖怪をモチーフにした武器が「FFXIV」で手に入る
あまり例のないゲーム同士のコラボ、しかもかたやプレイステーションとPC用オンラインゲーム、かたやニンテンドー3DS用の子供向けゲームと、事情を知らなければなぜこのタイトルが、と首をかしげたくなるだろう。
実は、日野氏と吉田氏は「ドラクエ」つながりの古くからの友人同士。さらに日野氏は14のコアプレーヤーとしても知られる。「FFXIV」が全国の都市で順次開催しているオフラインイベントが福岡で開催された時には、日野氏がゲストとして登場し、「妖怪ウォッチ」のデザイナーが描いた、当時の最強装備だった詩学装備を身につけたジバニャン、通称詩学ニャンのイラストをサプライズとして紹介し、会場とネットの視聴者を大いに沸かせた。一昨年の12月に開催されたファンフェスにもゲストとして登場し、その度にファン目線の鋭い質問で吉田氏をたじろがせてきた。そんな2氏が飲みの席でずっと話し合っていたコラボがついに実現にこぎつけたというわけだ。
「FFXIV」側のコラボには、13種類の妖怪がミニオンとして登場、さらにミニオンを全種類集めると、遊園地の乗り物のようなウィスパーのマウントがもらえる。さらに、13のジョブそれぞれ用に13種類の妖怪をモチーフにした武器が登場する。
コラボの期間中に発生するクエストを受けると、「妖怪ウォッチ3」から登場する最新の妖怪ウォッチ「妖怪ウォッチドリーム」がもらえる。これを装備して“あること”をすると、「妖怪メダル」がドロップする。このメダルを集めると、とあるNPCが妖怪ミニオンに変えてくれる。
そうやって手に入れたミニオンを連れた状態であることをすると、今度は「妖怪レジェンドメダル」が手に入る。こちらは集めると武器と交換してもらえる。
ミニオンはコラボ期間中にしか手に入らないが、武器はコラボが終了した後にも手に入れるチャンスがあるそうだ。だが、1ジョブ目、2ジョブ目と複数の武器を取得しようと思うと段階的に難易度が上がっていき、2ジョブ目以降はかなり大変になるとのこと。これは日野氏によれば「やはり愛着がある自分のメインジョブの上位装備品をニワカが持ってると、なんだよ~って言いたくなるじゃないですか」といういかにもコアゲーマーらしい理由らしい。ただし、まだ取得難易度は確定しておらず、現在吉田氏と日野氏の間で調整が行なわれているそうだ。
「妖怪ウォッチ3」には「チョコボ」と「モーグリ」が登場
「妖怪ウォッチ3」側には、ジバニャンがチョコボに乗った「チョコボニャン」と、ジバニャン風のモーグリ「モーグリニャン」が登場する。「チョコボニャン」は「チョコ肉ラッシュ」という、足でけりまくるひっさつわざを使う。「モーグリニャン」は「究極魔法アルテニャ」というひっさつわざを使う。こちらは「FFっぽい詠唱エフェクト、ファンタジーっぽい大爆発」という説明通りに、青白い巨大な光球のエフェクトがさく裂する派手な技だ。2匹の入手方法については、今後の続報で発表される予定だ。
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