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「Splatoon」、「ガチ盆マッチ」にウデマエB記者が参加してきたぞ!

いちファンとして体験した緊張と興奮の模様をお届け

4月29日、30日 開催

場所:幕張メッセ

入場料:
1,500円(税込、前売1日券)
2,500円(税込、前売2日通し券)
2,000円(税込、当日1日券)

お祭り大会とはいえ、来場者大集合の観覧スペース。奥側にあるトラックがプレイ場所となるイカス号だ

 ニコニコ超会議2016の「Splatoon(スプラトゥーン)」ブースで開催されているガチマッチ大会「ガチ盆マッチ」は、当日抽選によって参加者を選出する大会イベントだ。

 筆者はニコニコ超会議2016に取材をするために来たのだが、「Splatoon」のいちファン(ウデマエBのヌルヌルプレーヤー)として抽選に参加してみたところ、見事当選! お祭り大会の序盤戦、第3試合目に参加することができた。

 せっかくなのでその興奮の模様をお伝えしていくわけだが、まず大会に際して待機中の緊張感がすさまじい。当選者はブースの裏手に回ってさらに試合順とチームを抽選し、同じチームとなった人同士で自分の順番を待つ。

 待機中には小型のホワイトボードを渡され、そこに名前と「A」や「S」といったガチマッチのウデマエを書くのだが、そうするとチーム内の実力がなんとなくわかるので、「どのブキにしますか?」、「ローラーやっていいですか」などと試合に向けての簡単な打ち合わせがはじまる。

 即席なので完璧な連携が取れるわけではないのだが、初めて会う人同士でも「Splatoon」ファンというつながりがあるわけで、こうした交流ができるだけでも楽しい経験だった。

いよいよ試合開始!

イカス号裏手で当選者は待機。自分の名前とウエデマをホワイトボードに書きつつ、仲間と簡単な打ち合わせをする時間となっていた
いよいよ試合直前! 前の試合をじっと見つめるしかないが、緊張から内容がぜんぜん頭に入ってこない

 打ち合わせが終わり、自分らの順番が近づいてくると、いよいよ口数が少なくなり、緊張によって前の試合を観戦するもまったく集中して見られない。じっと時間が経つのを待ち、そして自分の試合順が回ってきた。

 筆者は今回初めてイカス号の中に入ったのだが、この中は非常に快適。実際のプレイではもっと緊張するのかなと思ったが、ブースの中から大勢の観客の視線はあまり気にならず、目の前のモニターとWii U GamePadに集中できた。

 試合前は、1分間でブキとギアの組み合わせを決めていく。ブキは最初から「プライムシューターベリー」で決めていたが、ギアはその場で決めていった。選んだギアのギアパワーは攻撃力アップ、イカニンジャ、安全シューズ。……試合が始まってから気付いたのだが、この組み合わせだとめちゃくちゃ足が遅い! まさか当選するとは思っていなかったが、あらかじめ吟味しておけば良かった。

 さて試合だが、結果から言うと完敗。ガチヤグラルール、ステージはネギトロ炭鉱で、ウデマエSとS+を擁する相手チームにボコボコにされた。チーム内には「娘と一緒に来たんだけど、私だけあたっちゃったのよ、ごめんね~」というお母さんがおり、会場の空気は「完敗もやむなし」という雰囲気だったが、筆者も6キル10デスでボロボロでした。すみません!

 ただ自分の中で、この試合が特別な1戦となったのも間違いない。緊張でスーパージャンプやスペシャルウェポンの存在を忘れていたり、ギアの選択をミスったり、加えて普段にも増して良いスコアではなかったが、顔の見える仲間と大勢に見守られながら戦うという、非常に印象的な経験ができた。

 完敗してこれだけ楽しいのだから、試合の中で活躍し、勝ったらもっと楽しいのだろう。当選して本当に良かったです! というのが参加してみての率直な感想だ。

 なお「ガチ盆マッチ」は29日と30日、両日開催される。抽選と当選者発表は日に複数回あるので、明日参加するという人にも十分当選の可能性がある。イカス号の中で試合ができるという貴重な機会なので、「Splatoon」ファンはぜひ参加していただきたい!

【おまけ】
「ニコニコ超会議2016」開場直後の「Splatoon」ブース。研究員がひたすら盆踊りをするというシュールな光景があった。夕方からはみんなで盆踊りの時間が待っています!

(安田俊亮)