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台湾発のゲーミングPCブランド「COUGAR」が秋葉原に登場

ソフマップ秋葉原本店にブースを構えて製品を展示

右からリオ・フアン氏、会場に招かれたゲーミングチーム「BLACKEYE」のAsilis氏、DeC氏
3月26日 開催

場所:ソフマップ秋葉原本店

フアン氏はまた、2月に発生した2016年台湾南部地震への日本のサポートを感謝した

 台湾のゲーミングPCブランド「COUGAR」の展示ブース「COUGAR GAMING ZONE」が東京・秋葉原にあるソフマップ秋葉原本店4階にオープン。それを記念したイベントが2016年3月26日に開催された。このブースはCOUGARが日本に初めてオープンするショップインショップ。展示サンプルのほか、ゲームがプレイできるデモ機も置かれている。

 イベントの冒頭、COUGARブランドディレクターであるリオ・フアン氏が挨拶。「秋葉原にオープンできたことがうれしい。日本はゲームだけでなくテクノロジーでも影響のある国なので、特別な場所。また日本のゲーマーに向けて、COUGAR製品を直接体験できる場所を設けられたことをうれしく思う」とコメント。

 「COUGARはゲーマーが必要とする高い品質、魅力的なデザインをそろえて製品を提供している。すべての製品はゲームを楽しみたい人のために、最高の製品となるよう、プロゲーマーの体験を元に制作されている。この場所でCOUGAR製品を直接体験できるだけでなく、ゲーマーの皆さんが出会える場所になってほしいと思っている」(フアン氏)。

 引き続いて、COUGARがサポートを決定したゲーミングチームの「BLACKEYE」について紹介された。登場したAsilis氏は「普段からCOUGARのデバイスを利用しているが、とてもかっこよくて使いやすいので、自分のモチベーションにも繋がっている。今後もいい製品を作り出してほしい」とコメント。DeC氏は「COUGARのマウスを使っているが、クリック感がよくて使いやすく、かっこよい。これからもこれを使って優勝を目指して頑張りたい」と述べた。

 またイベントでは、新製品のマウスパッドとヘッドセット、キーボードが紹介された。「COUGAR ARENA MOUSEPAD」は横800ミリ×縦300ミリ×厚さ5ミリの大型マウスパッド。表にはCOUGARのブランドロゴがデザインされており、プレーヤーがマウスパッドに要望するすべての改良点を盛り込んだとのこと。パッド端はほつれないようにステッチ処理されているうえ、表面は防水加工が施されているほか、滑りがよくなっているので、マウスを操作する手首の負担が大幅に低減されているという。裏面はウェーブ状の滑り止めが施されているので、大きなアクションをしたとしても滑らない。なおこのマウスパッドは、COUGAR GAMING ZONEでの限定発売となっている。

 「700H」は7.1chバーチャルサラウンドに対応するヘッドセットで夏発売予定。キーボード「450K」は防水加工が施されたメカニカルキーボード。不意に水をこぼしたとしても大丈夫だ。こちらも発売がまだ先とのことだが、発売を期待したい。

COUGAR ARENA MOUSEPAD。かなり横幅のあるマウスパッドだ
裏面はウェーブ加工により滑りにくい
7.1chバーチャルサラウンドに対応するヘッドセット「700H」
防水機能付きのメカニカルキーボード「450K」

 イベントの最後にはAsilis氏とイベント参加者との「Counter-Strike: Global Offensive」による対戦も行なわれた。勝者にはマウス「300M」が贈られた。

圧倒的に強かったAsilis氏。挑戦者は4人いたが、すべて撃破されてしまう
最後にはハンディを付けての対戦となり、ようやく参加者のプレーヤーが勝利している状況だった

 このほか来場者のQ&Aセッションもあり、その場でフアン氏は、こうしたブースは日本だけでなく台湾、韓国にもあり、今後はワールドワイドでの展開を考えているので、さらに増やしていく予定であることを披露。またCOUGARはこれまでPCケースなどの周辺機器を扱ってきたが、e-Sportsが世界的に流行ってきている状況を踏まえて、ゲーミングギアにこれまで以上に注力していくとのことだ。

(岩泉茂)