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「スパロボOG MD」ステージイベントに声優 緑川光さんが登場!

中文版を正式発表。バトルステージとして台北駅周辺のマップも初公開

1月30日開催



会場:Taipei World Trade Center

B.B.スタジオの「スパロボOG」プロデューサー寺田貴信氏(左)とバンダイナムコエンターテインメントの塚中健介氏(右)
声優の緑川光さん

 バンダイナムコエンターテインメントは、Taipei Game Show 2016のステージイベントで、プレイステーション 4/3用シミュレーションRPG「スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ」の繁体中文版を発売すると発表した。本作は「スーパーロボット大戦」シリーズ25周年記念の第1作として開発されているゲーム。繁体中文版の発売がステージで発表されると、驚くほどの歓声が上がっていた。

 ステージには「スパロボ」シリーズのプロデューサーの寺田貴信氏と、塚中健介氏、そしてゲストとしてゲーマーで「スパロボ」シリーズの熱心なファンとしても知られる声優の緑川光さんが登場した。

 今回、バンナムブースで筆者が声優さんが登場するステージイベントを取材するのはこれが3回目となるが、池田秀一さんと古谷徹さんはどちらかというと男性ファンが多かったのに比べ、緑川さんを出迎えたのは圧倒的に女性の黄色い歓声だった。

 緑川さんはこれが台湾は3度目だそうで、「料理がおいしくて個人的に好きです」と印象を語っていた。寺田氏は「スパロボが25年も続いて、海外の方にプレイしてもらえるなんて、当時は夢にも思いませんでした」と誕生して四半世紀を迎えたゲームへの感慨を語った。緑川さんも「子供のころにロボットアニメをたくさん見て育ったので、ロボットが戦うのに胸躍らせるようになりました。強くて、使えるキャラをやらせてもらえてラッキーでした」とゲーマーらしさをのぞかせた。

 軽いトークの後は、寺田氏がコントローラーを握って、世界初公開のマップを披露した。「スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ」には台湾を舞台にした3つのマップがあり、今回見ることができたのはそのうちの1つ台北駅マップ。マップは鳥瞰の見下ろしから、斜め視点まで自由な角度にカメラを移動することができる。台北駅を中心にして機体が配置されており、どんな戦いが繰り広げられるのか期待が高まるところだ。

 プレイデモの後は、「スパロボ」に関するクイズのコーナーがあり、答えを当てた人が緑川さんからサイン色紙をプレゼントされた。

【イベントの様子】
繁体中文版発売決定の発表で大きな歓声が沸いた
台北駅をモチーフにしたマップ
会場は、緑川さんのファンで埋め尽くされた

[お詫びと訂正]
記事掲載当初、プロデューサーの寺田貴信氏の名前を誤って記載しておりました。お詫びして訂正いたします。

(石井聡)