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PS4「World of Tanks Console」正式サービス当日に発表会を開催
「ガルパン」のIV号戦車がもらえるコラボイベントを本日より開始
(2016/1/21 00:00)
ウォーゲーミングジャパンは、プレイステーション 4用オンラインタンクバトル「World of Tanks Console」の発表会を、渋谷Feb Cafeにて1月20日に開催した。
「World of Tanks Console」は、2013年からサービス提供されているPC版「World of Tanks」をベースにPS4向けに開発された戦車アクションゲームで、発表会と同日の1月20日に正式サービスが開始された。PC版と同じくFree to Play、Free to Winのポリシーを貫き、ソフトはオンラインで無料ダウンロードが可能。さらにPlayStation Plusに未加入でもオンラインプレイが可能となっている。
発表会では、ウォーゲーミングジャパン代表取締役の川島康弘氏が挨拶し、PS4版とPC版の違いをいくつか紹介した。真っ先に語られたのは夜戦の導入。「PC版で見慣れたマップでも、炎や爆発の照り返しがあって怖い」という。またサウンドも強化され、「向こうから撃たれている音が緻密に再現されている」のだそう。総じてPS4のパフォーマンスの高さを評価し、「PC版とは全く違う進化を遂げた」と語った。
Free to Playの点については、PlayStation Plusの会員には特別な戦車やパッケージ賞品をプレゼントすることを明言。またPC版で実施されていた、アニメ「ガールズ&パンツァー」とのコラボレーションをはPS4版でも実施する。そのほかPC版で実施された様々なイベントも、今後はPS4版ユーザーにも楽しんでもらえるようにすると述べた。
続いて、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア バイスプレジデントの川内史郎氏が挨拶。「TGSで発表して4カ月、待ちに待った今日を迎えた。PS4は年末年始に日本でも好調で、ワールドワイドでは3,000万台を突破した。私自身、去年末まで韓国に駐在していたが、1月から日本専任になり、新年早々から大好きな『World of Tanks』が発売できたことを大変嬉しく思う。今までPCで遊ばれてきた方も、違う感覚を味わっていただけると思う」と語った。
次に、PS4版の内容が紹介された。モデリングの強化や独自UIなど、PC版の移植ではないことが繰り返し強調された。またPS4のシェアプレイやPlayStation Vitaのリモートプレイにも対応。PC版にはなかった広大な新マップ「Scorpion Path」も追加されている。
川島氏からも話がでていた「ガールズ&パンツァー」のコラボレーション企画は現時点で2つ。1つは、「ガールズ&パンツァー」仕様のPS4テーマの提供。もう1つは、ゲーム内でドイツのTier5戦車「Pz.IV H」(4号戦車H型)を開発し、これを使用して合計20,000経験値を獲得した人に、「ガールズ&パンツァー」の作中で「あんこうチーム」が操る「IV号戦車D型改[H型仕様]」がプレゼントされるというもの。4月30日までの期間限定ミッションとなっている。
ちなみに正式サービス開始時点では、アメリカ、ソ連、ドイツの戦車が使用できる。会場にはPS4版の試遊台も設置されており、こちらで少しプレイしてみたところ、保有する戦車のフィルター機能で、イギリス、フランス、日本、中国のマークが確認できた。またオープンβテスト版クライアントからのアップデート容量は約20GBということなので、情報を総合すると、日本などの国の戦車も近々実装されると見て間違いなさそうだ。