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「FFXI」、2016年4月以降のアップデート計画を発表
月1バージョンアップの継続を約束。今後は「バトル」と「ストーリー」を軸に展開
(2015/12/16 14:49)
スクウェア・エニックスは12月15日、MMORPG「ファイナルファンタジーXI」において来年度(2016年4月以降)のバージョンアップ計画を発表した。
今回発表された「冒険者の皆様へお知らせ」と題されたトピックスは、「FFXI」プロデューサー松井聡彦氏自身の手によるもので、11月のアップデートで物語が完結を迎えた「FFXI」の新たな指針を「FFXI」ユーザーに対して示したものとなっている。
「FFXI」は、既報のように、2016年3月をもってPS2版とXbox 360版のサービスを終了し、Windows版のみ継続する形となる。その後は、新たな世界を追加する拡張ディスクや、遊びを追加するダウンロードコンテンツ、数カ月に1度ペースの大型アップデートなどはリリースしない方針で、発表会では「不具合修正やマイナーバージョンアップなど小規模なアップデートに留まる」と説明していた。
しかし、今回松井氏が発表した案内によれば、4月以降も毎月バージョンアップを行ない、「バトル」と「ストーリー」を軸にした楽しみをお届けする予定と、発表会の時とは若干温度感が異なる内容となっている。
「バトル」では、バトルフィールド(BF)を舞台に“ガチバトル”が楽しめるという。ソロからフルパーティまで複数のバリエーションを設け、ソロでもフェイス活用で様々なバトルフィールドに挑戦できるようだ。
「ストーリー」は、ソロから少数でも楽しめるバトルコンテンツ「エミネンス・レコード」を軸に、「ヴァナ・ディールの住人たちのサイドストーリーが垣間見えるようなもの」を準備しているという。
また、それらのアップデートと同時に、バトルバランスの調整や利便性の向上など、プレーヤーが冒険しやすい環境整備にも力が入れられ、現行の定期的なログインキャンペーンをはじめとした各種キャンペーンも引き続き実施していくとしている。
具体的な内容としては、4月以降の準備として、2月頃にバージョンアップを実施し、レリック/ミシック/エンピリアン/エルゴンウェポンの強化が可能となるコンテンツを追加する予定。
松井氏は、「現在来年度のプランを一段細かく精査している」としており、更なる隠し球を用意している模様。「FFXI」では4月以降、今後も引き続きヴァナ・ディールで新しいコンテンツを楽しむことができそうで、「FFXI」ユーザーとしてはまずは一安心といったところだろうか。続報に注目したい。