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ティガ最終回の強敵「ガタノゾーア」がフィギュアに
石像と化したティガも付属、当時の人々が感じた“絶望”を再現!
(2015/12/14 14:51)
バンダイは通販サイト「プレミアムバンダイ」にて、ソフビフィギュアのセット
「ガシャポン ウルトラヒーロー500&ウルトラ怪獣DX ウルトラマンティガ 光と闇の最終決戦セット」を2016年3月に発売する。価格は24,800円(税込)。
「ウルトラマンティガ」は1996年に放映されたテレビ番組。「ウルトラマン80」以来、16年ぶりとなる“ウルトラシリーズ”であり、シリアスでハードなストーリーや、リアルなSF考証、濃密な人間ドラマなどがファンから高く評価され、その後の特撮作品に大きな影響を与えた。姿を変える「フォームチェンジ」や、宇宙人ではないウルトラマンなど、ウルトラマンの描き方でもこれまでにはない新しい姿を提示した。
今回のモチーフとなった怪獣「ガタノゾーア」はテレビ番組の「ウルトラマンティガ」の最後の敵として登場する。「大いなる闇」と呼ばれ、地球すべてを闇に覆い尽くす圧倒的な力を見せつけ、一時はウルトラマンティガを倒し、全人類を“絶望”させる。その恐ろしい描写はファンにとって強い印象を残した。今回、「ウルトラマンティガ」20周年記念として立体化が行わなれた。
「ガシャポン ウルトラヒーロー500&ウルトラ怪獣DX ウルトラマンティガ 光と闇の最終決戦セット」は、ガタノゾーアの巨大なアンモナイトのような体に、目と口が人間とは逆さまに位置しているという強烈なデザインを精密な造形と塗装で再現している。同スケールのウルトラマンティガはガタノゾーアに敗れた直後の石像と化してしまった姿で、当時の視聴者が感じた“絶望”を追体験させるものになっている。ウルトラマンとの比較で改めてガタノゾーアの巨大さを感じることができる。
この商品で注目は“シークレット”の存在だろう。ウルトラマンのフィギュアとほぼ同じサイズのシークレットフィギュアが付属しているのだ。これは何だろう? ファンならば強い興味を抱くところだろう。さらになりきり玩具の「DXエクスデバイザー」に連動し、音声ギミックが楽しめるところも注目点だ。
(C)円谷プロ