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3DS版「モンスターストライク」序盤のストーリー情報を公開

発売間近! 入手すれば戦力アップ間違いなしの3DS版オリジナルモンスターも紹介

 12月17日にミクシィより発売予定となっているニンテンドー3DS用RPG「モンスターストライク(以下、モンスト)」。本作は、スマホアプリ版のようなリスト化されたクエストをひたすらこなしていく方式ではなく、主人公キャラクターを操作してマップ上を移動し、その行く先々でストーリーが進行する、従来のRPG形式でゲームが展開する。また、戦闘部分は当然ながら「モンスト」のウリでもあるひっぱりハンティングバトルを採用。つまるところ、ストーリーつきで「モンスト」が遊べると思ってもらえればわかりやすいだろう。

【ニンテンドー3DS版「モンスターストライク(モンスト)」PV】

 この3DS版「モンスト」のストーリーは、物語の本筋を楽しめる「メインストーリー」と、その世界観を彩る「ミッション(サブクエスト)」によって成り立っている。このミッションについては、前回の特集記事にて、ゲーム序盤に楽しめるものの中からごく一部を選んで紹介したが、今回はメインストーリーにまつわる内容を紹介していきたい。

 また、本稿ではそれ以外にも「モンスト」ファンなら気にせずにはいられない、3DS版「モンスト」オリジナルのモンスターについても紹介していくので、そちらもぜひご覧いただきたい。

3DS版「モンスト」はストーリーを楽しみながら遊べるゲーム!

主人公の焔 レン。かつて神ノ原に在住していたが、現在はその頃の記憶をほとんど忘れてしまっているようだ
スマホから出てきた謎のモンスター、オラゴン。本人(?)はモンスター界のプリンスだと主張しているが……?

 3DS版「モンスト」のストーリーは、スマホアプリ版「モンスト」では味わうことのできない大きな魅力の1つと言える。ゲームの登場キャラクターたちは、現在インターネット放映中の「モンストアニメ」に登場する人物設定が活かされており、彼らによって笑いあり、涙あり、そしてバトルありのエンターテインメント性に満ちた物語が展開していくことになる。

 本作の主人公は、中学2年生の「焔 レン(ほむら れん)」という少年。物語は、彼が幼少の頃に住んでいた地、「神ノ原(かみのはら)」へと引っ越してきたところからスタートする。学校では席の前後にいる女子、「水澤 葵(みずさわ あおい)」、「若葉 皆実(わかば みなみ)」とすぐに打ち解けるレンだったが、隣席の「影月 明(かげつき あきら)」にだけは妙に冷たくあしらわれるなど、何やらひと波乱ありそうな雰囲気だ。

スポーツ系少女・葵。運動神経は抜群だが、実はダンスが苦手?
天然系の発言が目立つ皆実。いつも暖かそうにしている服装がキュート
つねにクールな態度の明。そっけない対応が目立つが実は意外と……?
序盤は葵・皆実とともに行動することが多い。ここで「モンスト」のコツをつかもう

街の各所にあるモンストゲート。ここで強化用のモンスターやゴールドをかせぐといい
ゲーム中にはマックスむらい氏や、HIKAKIN氏といった有名人のキャラクターも出演!?

 そんなレンが「モンスト」を始めたのは、新品のスマホにすでにインストールされていたアプリ「モンスト」を起動したのがきっかけ。これにより、不思議なモンスター「オラゴン」との出会いや、初めての「モンスト」体験を経て、ストーリー中ですでに「モンスト」をプレイしていた葵や皆実たちとともにその世界へと引き込まれていくことになる。

 なお、プレイの途中には「モンスト」を知らないプレーヤーでも安心のチュートリアル的なナビゲートが用意されている。例えば、最初に入手したモンスターを、ナビゲートによって強化・進化させることができる(=モンスターが強くなる)など、「モンスト」初心者でも快適にプレイを進められるよう工夫されている点は非常にありがたい。

 また、本作のストーリーは1話ごとに区切られた構成になっており、プレーヤーは各話のタイトルに沿った物語をプレイしながら体験していく。ちなみに、スマホアプリ版「モンスト」は、基本的にプレーヤーが任意の4体で編成したパーティで戦っていたが、3DS版「モンスト」の場合は、1キャラクターにつき1モンスターしか扱えない都合上、例えばストーリー中にレンしかいないシーンでは1体のモンスターで戦うことになる。

 逆に、レンのほかに3人のメンバーが揃っていれば合計4体のモンスターで戦えるようになり、その場ごとのパワーバランスの変化が楽しめる。また、パーティにNPCが参加したときは、そのNPCは自分専用のモンスターを使って戦うといったシチュエーションも用意されており、結果、プレーヤーはさまざまなモンスターを使ったバトルを体験できる点が面白い。もちろん、物語の途中からはキャラクターも揃い、自由なパーティ編成でバトルできるようになるのでご安心を。

 ゲームの構成としては、第1話で3DS版「モンスト」の雰囲気をつかみ、第2話でバトルの基本ならびに3DS版「モンスト」ならではの要素「モンストゲート」の仕組みを知り、第3話で「ミッション」の仕組みそして強敵との戦い方を学ぶ、という流れだろうか。ちなみに、第3話のラストに登場する「ヨルムンガンド」はかなりの強敵。それでも、モンストゲートやミッションを活用してしっかりと手持ちのモンスターを強化していればきっと勝てるはず。ぜひ、ひっぱりハンティングアクションを楽しみながらプレイを進めてほしい。

第3話で登場する「野田 茜(のだ あかね)」。独特なセリフ回しが面白いメガネっ娘だ
特定の通行人などに話しかけると、ミッションを受諾できる。ぜひクリアして報酬を獲得したい

3DS版のオリジナルモンスターを紹介!

 3DS版「モンスト」に登場する多くのモンスターはスマホアプリ版と同じものが多いが、3DS版オリジナルのモンスターも当然ながら登場する。今回明かされたオリジナルモンスターは3体いるが、以下ではこれらのモンスターの能力を解説していきたい。

●百花絢爛 オリガミ

とにかくストライクショットが超強力! ちょっとしたザコ敵ならこれだけで一掃することも可能だ

 貫通タイプ(敵モンスターに当たっても弾かれずに直進するタイプ)のモンスターで、アビリティに「アンチワープ(ステージ上のワープに触れても無効化する)」を持つ。友情コンボは「全属性ホーミング 15(全属性のホーミング弾を3発ずつ射出)」で、攻撃範囲は広い。

 さらに、ストライクショット「最終奥義・折紙鳳凰乃陣」は、ステージ上のすべてのモンスターに対して次々とホーミング弾を射出するというもので、このモンスターを入手できればかなり重宝することは間違いないだろう。貫通タイプの上にアビリティが優秀ということもあり、比較的自由に戦えそうな点にも注目だ。

●龍法師 スイボク

アンチ重力バリアがあれば、ザコ敵、ボス敵の重力バリアでもおかまいなしに突き進めるのがうれしい

 反射タイプ(敵モンスターに当たると弾かれながら移動するタイプ)のモンスターで、アビリティに「アンチ重力バリア(モンスターの重力バリアに触れても無効化する)」を持つ。友情コンボは「十字レーザーL(上下左右に太いレーザーを放つ)」と、攻撃方向こそ決まっているが、レーザーの幅が広く、それなりに広い範囲をカバーできる。

 ストライクショットの「一文字流奥義・水龍天昇」は、最初に触れた敵モンスターを何度も攻撃する、集中砲火タイプの技。特定の敵を確実に狙うことができれば、非常に強力なストライクショットと言えるだろう。

●傀儡操者 タグリ

「アンチダメージウォール」は、「ダメージウォール(触れると大ダメージを受ける壁)」を使う敵が現れるステージでは必須のアビリティとなる

 反射タイプ(敵モンスターに当たると弾かれながら移動するタイプ)のモンスターで、アビリティに「マインスイーパー(ステージ上の地雷に触れると回収し攻撃力に変換する)」、ゲージアビリティに「アンチダメージウォール(ダメージウォールに触れてもダメージを受けない)」を持つ。友情コンボは「フレイム(射程の短い炎を吹き出す)」で、敵の密集地帯で使用できればかなりの威力を発揮。

 また、ストライクショット「傀儡忍法奥義・人型終乃炎舞」は、友情コンボと似た炎を任意の方向へ吹き出させることが可能だが、やはり射程距離は短く、使用時は攻撃目標まで接近させる必要がある。

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(泊 裕一郎)