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日本マイクロソフト、Xbox Oneの下位互換性の提供時期を「年内」と発表

新UI「New Xbox One Experience」を提供開始も予告

10月16日発表

 日本マイクロソフトは10月16日、Xbox Oneの新しいインターフェイス「New Xbox One Experience(新しいXbox One体験)」を年内に提供開始することを明らかにした。また、Xbox Oneの新機能として注目されているBackward Compatibility(下位互換性機能)の提供時期についても改めて「年末まで」と発表した。

【New Xbox One Experience】

「New Xbox One Experience」

 「New Xbox One Experience」は、MicrosoftがE3で正式発表したXbox Oneの新UI。現行のWindows 8風のタイルベースUIを全廃し、Windows 10ファミリーのひとつとしてWindows 10のXbox Appに近い、縦スクロールスタイルの新たなUIに差し替える。これにより、メニュー操作はより快適になり、コンテンツへのアクセスが素早くなり、さらにコミュニティやアクティビティに繋がりやすくなる。

 また、機能面でも音声アシスタント「Cortana」が搭載され、より賢くなった音声認識でXbox Oneが操作できるようになる。

 後方互換性機能もまたE3で発表されたもので、Xbox One上でXbox 360タイトルが動くようになるというXboxファン待望の新機能。発表時点では2015年秋としていたが、Gamescomでは2015年11月のサービス開始が予告され、日本でのサービス開始は「年内」と告知された。

 対応タイトルについては、サービス開始時点で100タイトル、その後、毎月100タイトル以上が順次対応予定としている。プレイするためには、ディスク版もしくはダウンロード版のソフトが必要。利用そのものは無料で、Xbox Liveゴールドメンバーシップも不要だが、オンラインプレイはこれまでどおりXbox Liveゴールドメンバーシップが必要となる。

【Backward Compatibility on Xbox One Interview】

(中村聖司)