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ダンボール製テーブル筐体「げーむぼっち」が登場!
静電式タッチパネルディスプレイ天板も開発中
(2015/10/9 20:14)
VIBEは、段ボールを使用したテーブル筐体「げーむぼっち」を開発中で、11月下旬を目処に発売する。価格は100,000円(税別・送料別)。
同社は2013年10月末に段ボールを使用して作り上げた1人用の簡易防音室「だんぼっち」を開発したメーカーで、同商品は大ヒットを記録し現在ではアジア圏での販売をも計画中だという。この段ボールを使ったシリーズ商品となるのが、今回の「げーむぼっち」。1970年代から1980年代頃に多数見かけられたが、現在では絶滅危惧種状態のテーブル筐体を段ボールを使用して再現している。
当時のテーブル筐体は、ブラウン管式のディスプレイを収めなければならないため、鉄製のがっしりとした作りとなっており、数十キロとかなりの重量だったが、「げーむぼっち」では液晶ディスプレイを収めることを想定しており、ハニカムダンボールを使用することで軽量化が図られている。ちなみに天板には、従来のガラスからハードコートアクリルパネルに変更されている。
もちろん、「げーむぼっち」は筐体のみであるため、遊べるゲームハードウェアは限定されない。同商品には液晶モニターやゲーム機本体・コントローラー、ゲームソフトなどは付属しないが、専用のコントローラーパネルや、専用タッチパネル天板をオプション品として用意する予定だという。また、液晶モニターは、視野角の問題からIPS方式の使用を薦めている。利用できるモニターサイズは、ワイド型では22インチ程度、スクエア型では19インチ程度までとなる。
「げーむぼっち」は販売価格を抑えるため、組み立てキットとして販売される予定となっている。このため組み立てには、木工用ボンドやドライバーなどの工具が必要となる。サイズは860×580×670mm(横×奥行き×高さ)。付属品はハードコートアクリル天板、サービスホール、メンテナンスハッチ、スピーカーグリル。
発売に先駆け、10月10日より12日まで徳島で開催されるイベント「マチアソビvol.15」の「だんぼっちブース」にて展示される。今後は、画面を直接タッチして操作ができる、タッチパネルディスプレイ付き天板を開発中だという。タッチパネルディスプレイ天板は、静電式のためアクリルではなくガラス天板を使用し、タッチパネルコントローラーはWindowsのみの対応となる。
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