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ユーモラスだけどきちんと“怖い”恐竜たち「LEGO ジュラシック・ワールド」
最新映画だけでなく、「ジュラシック・パーク」3部作の内容もカバー
(2015/9/19 17:24)
ワーナーは「東京ゲームショウ2015」の期間中、11月5日発売予定のPS4/3/Wii U/3DS向けアクション「LEGO ジュラシック・ワールド」のプレゼンテーションを行なった。開発会社のTTGamesアソシエイトプロデューサーのティム・ワイルマン氏が登壇し、ゲームの魅力を語った。
「LEGO ジュラシック・ワールド」は同名映画の「ジュラシック・ワールド」のみならず、「ジュラシック・パーク」3部作の内容を再現したアクションゲーム。プレーヤーは映画キャラクターになりきり、複数のキャラクターを操作して映画の名場面をアレンジしたステージをクリアしていく。
ゲームではすべてがLEGOブロックで再現されている。今回は1作目の「ジュラシック・パーク」をモチーフとしたステージを見ることができたが、「病気のトリケラトプスを助ける」、「ティラノサウルスから子供達を救う」といった、映画の記憶を刺激するステージとなっていた。
ゲームはパズル要素の強いアクションだ。トリケラトプスの時は、彼に食べさせる食べ物を探す。1人は植物に水をやって育てることができ、もう1人はトラッキング能力を使ってヒントを見つけ出す。2人のキャラクターの特殊能力を使いパズルを解いていく。
トリケラトプスを助けると、彼も操作できるようになる。トリケラトプスは突進しものを壊すことができ、新しい道を開くことができた。このように「LEGO ジュラシック・ワールド」は何体もの恐竜キャラクターもプレイアブルになるとワイルマン氏は語った。
ティラノサウルスに襲われるシーンは「ジュラシック・パーク」を象徴するシーンでもあり、本作の中でトップクラスに“怖い”シーンでもある。クルマに閉じ込められた子供達をティラノサウルスが襲うシーンはカメラアングルや音楽の演出もあってかなりの迫力だ。「LEGO ジュラシック・ワールド」はこのようにきちんと映画が持つ怖さと迫力もゲームとして再現しているという。
一方で、恐竜に食べられてしまった男が口の中で元気な様子を見せたりギャグシーンも盛り込まれ、ショッキングさはずいぶん低減しており、楽しい雰囲気も強い。ゲームでは子供と親が一緒に遊べるような方向性を目指しており、多少刺激はある者の、全体的には低年齢層に喜ばれる楽しいゲームを目指しているとのことだ。
もちろん高速で走ってくるティラノサウルスから必死に逃げるシーンもある。実はこのシーンはティラノサウルス側になって車を追いかけることもできるし、2人プレイで片方が車の運転、もう片方がフレアガンでティラノサウルスを狙う、というプレイも可能だ。「LEGO ジュラシック・ワールド」はオフラインでの2人プレイが可能で、キャラクターが近い場合は1つの画面で、キャラクターが離れると画面分割に切り替える方式をとっている。
またステージに関しては、最新作の「ジュラシック・ワールド」のストーリーを最初に体験するか、「ジュラシック・パーク」3部作を時系列に沿って遊べるかも選べる。新しいファンから、オールドファンまで、幅広い層を想定した設計をしているという。