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アイ・オー・データ、東京ゲームショウで新型モニター4機種を発表
ゲーミングモデルはHDMIが4つに! 40インチ4Kの大型モデルも登場
(2015/9/18 20:56)
アイ・オー・データ機器は、今年も東京ゲームショウにブース出展し、現行のゲーミングモデル、ゲーム推奨モデルに加えて、11月に発売を予定している新製品4モデルを参考出展した。
今回発表された新モデルは、現行モデルのバージョンアップが3製品と、完全新規が1製品の計4製品。
三菱電気よりライセンスを受けた映像エンジン「ギガクリアエンジンII」の採用を特徴とするゲーミングモデルは、24インチが「LCD-RDT242XPB」、27インチが「LCD-RDT272XPB」と、それぞれ下一桁が2となった。筐体は24インチがフレームレス、27インチがフレーム有りといずれも前モデルを踏襲している。
性能面では、フレーム遅延は0.1フレームから0.05フレームとさらに性能アップし、ちらつきを押さえる「フリッカーレス設計」や暗部の視認性を上げる「Night Clear Vision」などを搭載している。
使い勝手の面でもっとも大きく異なるのが入力端子で、D端子をなくし、その代わりHDMI端子を2つ増やし、HDMI×4とした。そのうち1ポートはMHL2.2に対応し、HDMIを介してPS4やXbox Oneなど多彩なゲームコンソールを接続することが可能となっている。表示解像度がフルHD(1,920×1,080)と、PCゲーム用モニターとしては少々物足りないスペックだが、これ1台で数多くのゲームコンソールを接続できるのが嬉しいところだ。
気になる発売時期は11月を予定し、価格は「LCD-RDT242XPB」が45,000円前後、27インチが「LCD-RDT272XPB」が60,000円前後を予定。リモコンを標準装備し、ステレオスピーカーを内蔵する。現行モデルは、「ファイナルファンタジーXIV」の推奨モニターとなっているが、これら新モデルも推奨認定を受けるべく準備を進めているという。
残る2つの新製品は、ゲーミンググレードではないものの、ゲームでの利用も視野に入れた4Kモデルとなる。
「LCD-M4K282XB」は、28インチ4Kモニター「LCD-M4K281XB」のアップグレードモデルで、新たにピボットやスウィーベル、高さ調整などを可能とし、使い勝手を向上させたモデルとなる。
入力端子には、DVI-Dを廃し、新たにHDMI(4K 60p、HDCP 2.2対応)を搭載。4K出力に対応したセットトップボックスやゲームコンソールの接続、HDCP 2.2に対応したコンテンツの再生など、次世代に向けての拡張性を備えたモデルと言える。HDMIは、4K 60p対応も含めて計3ポートとなる。
ユニークな機能としては、給電専用のUSBポートを1つ搭載しているところ。これを利用することでスティックPCをはじめとしたUSB給電デバイスに電源を供給することが可能となっている。発売時期は11月を予定し、価格は60,000円前後を予定。リモコンは同梱しない。
「LCD-M4K401XVB」は、完全に新規ラインナップとなる新製品で、同社最大規模となる40インチ4Kモニターとなる。40インチともなると、ピクチャーインピクチャーで2画面同時に出しても、それぞれの表示がクッキリ綺麗に見える。
入力端子は同じ4Kモデル「LCD-M4K282XB」と同じで、4K 60pを含めた3つのHDMIポート、給電用のUSB端子などを備える。リモコンを同梱し、6Wのステレオスピーカーを搭載するなど、エンターテインメント用途として最適な大型モニターと言える。発売時期は11月を予定し、価格は“10万円以下を目指す”としている。