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「MHF-G」、「ブラキディオス」登場決定!
「ジンオウガ」と「ガスラバズラ」を狩猟する「G8」先行体験会開催
(2015/7/20 19:39)
カプコンは、7月22日に実施予定のプレイステーション 3/PS Vita/Xbox 360/Wii U/Windows向けオンラインハンティングアクションゲーム「モンスターハンター フロンティアG」(MHF-G)の大型アップデート「G8」について、先行体験会「MHF-G 公認ネットカフェ 全国ツアーG8」を福岡と千葉で開催した。
7月18日には福岡のサイバック 博多駅前店、7月20日には千葉のキャノンボール 西船橋店で開催され、今回は千葉でのイベントの様子をお伝えする。
毒を吐く「ガスラバズラ」、「MHF-G」流「ジンオウガ」を体験
アップデート「G8」は、目玉となる新モンスターに毒を吐く新獣竜種「ガスラバズラ」が追加される大型アップデート。ほかにコンソール版でもおなじみの「ジンオウガ」が「MHF-G」に初登場するほか、新エリア「白湖(びゃっこ)」などが新たに登場する。
体験会では、「ガスラバズラ」と「ジンオウガ」の狩猟をプレイできた。狩猟時間はそれぞれ10分ずつ。事前に用意された装備での体験で、使用できた武器は穿龍棍のみ。そのため、ハンター側は4人全員でモンスターに接近戦を挑むような格好となった。
「ガスラバズラ」は毒のブレス、毒の巨大シャボン玉など多彩な毒の攻撃方法を持つモンスターで、しっぽを振り回すような攻撃や地面に潜ってからの突き上げなども見られる。怒り状態になると攻撃アクションは変化し、毒攻撃は鳴りを潜める代わりに、地形ごと抉って周囲を巻き込むような、広範囲かつ強力な攻撃を繰り出すようになる。
一方の「ジンオウガ」は、「『MHF-G』風に“大きく改造”されている」(宮下輝樹プロデューサー)という仕上がりで、コンソール版をベースに「MHF-G」オリジナルの攻撃アクションも追加されている。
体に電気を溜めるアクションや電気球を飛ばす攻撃など見たことのある動きもあれば、光の粒子を周囲に発生させて広範囲の爆破を起こすような新規の攻撃もあるといった感じで、さらに画面が緑に包まれたと思ったら、全員が空中に打ち上げられて大ダメージ、という攻撃も見られた。さらに穿龍棍と「ジンオウガ」の組み合わせは「MHF-G」ならではなので、新鮮な狩猟風景となっていた。
体験会では、「ガスラバズラ」の討伐は成功するチームが多く見られたが、「ジンオウガ」はG級での難易度★8という「MHF-G」最高峰の強さだけあって、会場でも討伐の成功はかなり難しいようだった。体験会では宮下プロデューサーと関野亮央運営プロデューサーが来場者に混じって「ガスラバズラ」と「ジンオウガ」に挑戦する一幕もあったのだが、「ジンオウガ」は体力の半分を過ぎたところで共に失敗。装備はイベント用であるものの、開発者ですら舌を巻く強さへと仕上がっているようだ。
なお「ジンオウガ」は「遷悠種」として登場し、HR100以降に受諾できる「遷悠クエスト」より狩猟可能となる。なおG級では「G級遷悠クエスト」として、GR500より狩猟解禁となる。「G8 プレミアムパッケージ」購入者は7月22日より、一般には7月29日より狩猟できる。
「ブラキディオス」が10月下旬に登場決定! 恒例プレゼン内容まとめ
イベントの終盤では、宮下プロデューサーと関野運営プロデューサーによる「G8」のプレゼンが行なわれた。
プレゼンで最大のサプライズとなったのは、「遷悠種」の「ブラキディオス」登場。「ジンオウガ」、「イビルジョー」に続いての登場発表で、「G8」では「ブラキディオス」を含む3体が「遷悠種」で狩猟できることとなる。解禁時期は10月下旬とのこと。
なお「遷悠種」2体目の「イビルジョー」は8月19日より解禁となる。開発中の「イビルジョー」と実際に対戦したという宮下氏と関野氏は、「ジンオウガ」に比べると「無骨」だが、「イビルジョー」らしい「凶暴さ」があるとした。この凶暴さの部分に、「MHF-G」ならではのアレンジが加わっているようだ。
また武器については、「G級武器」の上位派生として「G級武器【派生】」が加わる。「G級武器【派生】」になるとレベルが1まで戻り、レベル50まで強化が可能となるが、派生強化によって性能が下がることはないとした。
目玉新モンスターとなる「ガスラバズラ」については、「二面性」がそのコンセプトとしてあるという。上記に怒り状態で攻撃方法が変わると書いたが、ビジュアル面でも大きく変化するのが特徴。普段は茶系の落ち着いた体色をしているが、怒ると各部位が膨張し、鮮やかな赤や紫といった色が表われる。ヒレのような箇所も見えるようになり、元は水棲生物であった設定が活かされている。
このほか会場がざわついたのは、ネットカフェ専用の新たな片手剣「ガラティーン」。剣の周りが黄色いエフェクトで覆われているG級武器で、攻撃力711、リーチ長、光2,200、麻痺350という性能を持つ。
さらにその派生先として「神剣ガラティーン」が登場。そのほか「カドゥケウス」、「エクスカリバー」の派生先として「魔坑カドゥケウス」、「聖剣エクスカリバー」も登場する。これらの強化には「Nの塊」は使わないが、「Nポイント」は使用する。いずれも7月22日より実装されるが、「ガラティーン」だけは7月29日の実装となる。
恒例となっている一問一答のコーナーでは、すでに1度福岡会場で同じことを実施しているということで、用意されていた回答スライドに追加、あるいはまったく違う質問が関野氏から宮下氏へと向けられていった。
関野氏は、最初に「『遷悠種』の1発目はなぜ『ナルガクルガ』じゃないのか?」と質問。ジンオウガは「モンスターハンター」シリーズのファンに知名度が高いという理由から選択されたのだが、この質問が結構多かったのだという。宮下氏は「実は考えている」としながら、「いきなり格好良いキャラクターで固めてしまうと後が続かない」と運営の事情を話し、実装のタイミングについては様子を見ていることを明かした。
また「イビルジョー」の装備については見た目が「らしい」感じになっているものの、性能面をどうするか苦労しているという。ただ中には穿龍棍も含まれているので、コンソール版のプレーヤーにも新鮮なものになるとした。
「超越秘儀はどうなんですか?」との質問には、「実際のところ、みなさんが上手なので発動させる前にモンスターを倒している状態だと思う」と見解を述べ、例えば発動タイミングをもう少し早めるなど「徐々に使ってもらえるようにしていく」とした。
最後に宮下氏は「G8」について、「今回はモンスターの数、内容も充実している。開発メンバーは入れ替わりがあって、新しい試みにも取り組んでいる。課題や宿題も前向きに捉えており、一歩ずつではあるが、それらの問題を解消しながらプレイしていて楽しい、ワクワクするようなゲームを目指したい。より良い状態にしていくので、期待していただきたい」と挨拶を述べた。