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【スマホアプリ今日の1本】スマホで登場「ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード」
モンスターを「つまんで」戦闘管理。アニメがかわいい良作RPG
(2015/7/9 13:01)
8月27日にはニンテンドー3DS版「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」の発売が予定されており、またブロック世界が舞台となる「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」の今冬発売も発表されるなど、「ドラゴンクエスト」シリーズの話題は尽きることがない。
その一方で、スマートフォン用タイトルとしても展開があり、その最新作として「ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード」が配信されている。配信はスクウェア・エニックス。
「ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード」は、仲間にしたモンスターを「パレード」のように行進させて、道中の敵を倒しながらマップの移動を行なっていくRPG。Yahoo!ゲームとして配信中の「ドラゴンクエスト モンスターパレード」をスマートフォン用としてアレンジしたものとなっており、タッチ操作に最適化されている。
ゲームは、シナリオに沿って目的地が設定され、そこへ向かってマップを1つずつ移動していくことで進めていく。マップの移動と戦闘はセットになっていて、戦闘をクリアするとマップを移動できる。
戦闘画面はベルトスクロール風で、「パレード」は左から右へと進行する。戦闘は基本的に自動で行なわれるが、戦闘中の仲間モンスターはつまんで移動させることができ、敵の攻撃を回避させたり、攻撃をキャンセルさせたりできる。放置していてもモンスターは勝手に戦ってくれるが、きちんとケアしてあげるとより勝ちやすい。
仲間にできるのはスライムやももんじゃといった「ドラクエ」おなじみのモンスターたちで、彼らを「パレード」の前方だったり後方だったり、どの位置に配置するかはタッチ操作で自由に変えられる。ただしモンスターにはそれぞれ「おもさ」が設定されていて、配置できるのはパレードの「おもさ」上限まで。この上限はプレーヤーがレベルアップすることで引き上がっていく。
本作で興味深いのはキャラクターのアニメーションがしっかりしていることで、戦闘シーンでは攻撃アクションや敵が倒されるときは絵がぬるっと動いて、これを見ているのも楽しい。シナリオシーンでも登場人物のリアクションに則したアニメーションが入るので、スマホタイトルと言えど細かい作りとなっている。
またメインの冒険ではスタミナ制は導入されておらず、遊ぼうと思えばずっと遊べるのも嬉しい。プレイした印象では電池の消耗が激しいような感じがしたので、がっつりプレイしたい場合は充電することも頭に入れておくと良さそうだ。
宿屋やレベルアップ、新たな仲間が増えたときなど、BGMやSEは「ドラクエ」おなじみのものが使用されており「ドラクエ」ファンであればすぐに親しみが湧くし、モンスターのアニメーションがかわいくて良くできている。さすがの「ドラクエ」クオリティとなっているので、気になる方はぜひチェックしていただきたい。