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ふなっしー「ゲームが完成してうれしいなっしー!」発表会で舌好調!
「梨汁アクション!ふなっしーの愉快なおはなっしー」完成!
(2015/4/20 19:53)
サクセスはニンテンドー3DS用アクション「梨汁アクション!ふなっしーの愉快なおはなっしー」を4月30日に発売する。価格は4,800円(税別)でCEROレーティングはA(全年齢対象)。
「梨汁アクション!ふなっしーの愉快なおはなっしー」は、船橋を舞台にした横スクロールアクションで、ふなっしーを操作して限時間内にゴールを目指す。童話の世界をアレンジしながらも舞台はあくまでも船橋。恐竜公園やアンデルセン公園、三番瀬など船橋の名所で冒険を繰り広げる。
アクションは左右移動とジャンプ、敵に梨汁をかけるというシンプルなものだが、ジャンプは長押しすることでより高く飛べたり、滞空時間を稼ぐこともできる。梨汁をかけると、そのおいしさ故に敵は動けなくなってしまい、ふなっしーが触れてもミスにならない。この特徴を利用して、空中の敵を梨汁アクションで動けないようにして足場として利用して移動することもできる。誰もがプレイできる手軽なアクションでありながら、ゲームとしての醍醐味も盛り込まれている。
ゲームの完成を記念し、ふなっしーのふるさと船橋で新作発表会が行なわれた。サクセスの吉成隆杜代表取締役社長は船橋出身であることを明かし、「ゲームはより多くの人に遊んで欲しいが、今回はぜひ62万人の船橋市民にプレイして欲しい。このゲームを遊んでもらえれば船橋市民は変わる。船橋を愛する人であふれる!」と力強くアピール。その自信の根源となるのが、船橋の情報が多く盛り込まれている点で、ゲームを進めることで「魚のスズキの漁獲高が全国1位」や「太宰治の『人間失格』は船橋で書かれた」など船橋の郷土愛に満ちあふれたゲームに仕上がっている。ゲームを進めることで、船橋の名所や名産の知識を得ることができる。
また、ふなっしーのこれまでの活動をリスペクトした内容も詰まっているという。たとえば某局でやったカートで坂を下りてくるようなアクションは、敵ボスの“まじょ”との対戦で登場するミニゲームに納められている。もちろんゲームにはふなっしーのボイス満載で、ファンには堪らない内容となっているようだ。
発表会でトークショーを繰り広げたふなっしーは、当初、かなり強烈なだめ出しを行なったのだという。ふなっしーは半年ほど前にほぼ完成したゲームの監修を行なったと言うが「(はじめの監修をしたときは)本当にひどかったなっしー。ふなっしーの名前だけ借りて、ふなっしーや船橋のことを知らない人が作ったんだなっしー。これはちょっと無理だなと思ってお断りしたんだなっしー」ということで、決裂したのだという。ふなっしーは「もう(ゲームが良くなるように)立て直しできないと思ったから、やめましょうと言ったんだなっしー」と振り返っており完全にクローズドに向かっていたようだ。
ところがここからふなっしーとサクセス側で語り合ったり、船橋市のことを調べゲームに盛り込むことで最終的にはふなっしーも「サクセスさん、わかってらっしゃる!」というところまで完成度を上げてきて、ゲームの発売にこぎ着けることができた。
アクションゲームと言うことで苦手な方もいるかもしれないが、「僕もゲームをプレイするなっしー」というふなっしーによれば「ご年配の方から立ってる犬でもできるなっしー!」と誰でも楽しめると太鼓判を押した。
また、最後に登場した船橋市の松戸徹市長と握手し「ゲームは公認されたけどふなっしーは非公認だから、ゲームに先を越されたなっしー」とコメントし、会場の笑いを誘っていた。
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