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賞金総額1,000万円の「Maru-Jan」大会が今年も開催中

「第3回全国麻雀選手権」で女子プロ3人に挑戦! 短期戦のコツも聞いてみた

6月30日まで 1次予選、2次予選開催

参加費:無料

左から日向藍子プロ、野添ゆかりプロ、内間祐海プロ
時を同じくして「Maru-Jan」はAndroidにも対応。今回はXperia Z2を使ってプレイした
ワイワイしているのに手元は真剣。そのギャップが空恐ろしい
筆者的には見せ場もあったが、結果的には圧倒的差だった

 シグナルトークは、Windows/iOS/Android用オンライン麻雀ゲーム「Maru-Jan」において、賞金総額1,000万円の大会「第3回全国麻雀選手権」を開催している。通常プレイは有料だが、本大会への参加費は無料。

 「第3回全国麻雀選手権」は、優勝賞金500万円、賞金総額1,000万円となるゲーム内大会。6月30日までは1次予選、2次予選となり、その後準決勝戦、決勝戦が行なわれる。1次予選の通過基準は東南戦2回で70ポイント以上獲得で、2次予選の通過基準は東南戦6回+1次予選成績の合計で、28位以上が準決勝進出となる。準決勝以降はゲームを飛び出し、都内の雀荘にて大会が開催される。

 今回は本大会のプロモーションということで、シグナルトークを訪れて「Maru-Jan」の1半荘を体験してきた。ただし相手は女子プロ3名。筆者はイベント「第2回 麻雀七勲杯」の体験会でも女子プロ3名相手に惨敗しており、個人的にはそのリベンジも兼ねての勝負となった。

 今回の対戦相手は、いずれも最高位戦日本プロ麻雀協会所属の日向藍子プロ、内間祐海プロ、野添ゆかりプロ。前回同様女子会のようにワイワイキャッキャと麻雀をするのだが、手元の真剣さは相変わらずといった感じだ。

 試合は、東1局から流局という慎重な立ち上がりとなった。筆者としては上々の序盤戦で、東2局で野添プロの親リーチに果敢に挑み、追っかけリーチの後5,200点をツモあがる。点数は供託も含んで32,000点となり、微量ながらもトップとなった。

 このまま順調に行けばトップが狙える……と皮算用していたのだが、実際にはここから何もできずじまいだった。

 代わりに大活躍したのは、筆者が親を蹴った野添プロ。動いたのはドラが6ピンの中盤戦、「どうしようかなー」などと独り言ちつつ、自風牌を鳴いていた野添プロは赤5ピン含みの間6ピンをチー。あとから聞くと5ピンと7ピンを対子で持っている状態から、自風+ドラ3狙いの無理仕掛けだったという。しかし、これが功を奏して再び6ピンを持ってきて、満貫をツモあがった。

 野添プロの勢いは止まらず、自身の南場の親で満貫をツモあがって、筆者との点差27,000点ほど。筆者は南4局のラス親が残っていたのでそこで勝負を掛けたかったのだが、南3局で1人が飛んで終了となってしまい、挽回のチャンスすらもらえなかった。

 というわけで対戦はあっさり終わってしまったのだが、対戦していて改めて短期戦の難しさを思い知らされた。「第3回全国麻雀選手権」も1次予選は2回戦しかチャンスがないのだが、野添プロによれば短期戦は「攻めの姿勢が大事」という。一見無理仕掛けだが結果的に満貫を拾った野添プロだけに説得力があり、チャンスと思ったら攻めていく姿勢が予選通過に繋がるということだ。

 ちなみに1次予選に向けては、他に「1回戦目はとにかく2位以上であればチャンスが繋がる。3位以下は絶対に避けること」(内間プロ)というアドバイスももらえた。その一方で、「前日に良いことをする(笑)。おばあちゃんを助けるとか」(内間プロ)、「トイレを掃除すると良いとも言いますよね」(日向プロ)といった“オカルト”な備えも大事だと話してくれた。

 というわけでは筆者的にはリベンジならず……という残念な試合結果となったが、「第3回全国麻雀選手権」へ参加して優勝賞金500万円獲得という夢はまだ残っている。1次予選、2次予選と優勝までは超シビアな関門が待ち受けているが、まだ参加していないという読者はこの機会にぜひ参加していただきたい。

【訂正】
 記事掲載当初、1次予選が6月30日までとしていましたが、正しくは1次予選、2次予選が6月30日まででした。お詫びして訂正いたします。

(安田俊亮)