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「World of Warships」、米国艦船を解説する最新トレーラーを公開

戦艦ツリーが初公開。Tier9はアイオワ、Tier10は未完のモンタナがラインナップ!

クローズドβテスト実施中

 Wargaming.netは3月20日、現在クローズドβテストを実施中のオンライン海戦ストラテジー「World of Warships」において、最新トレーラー「開発日記第4弾」を公開した。

【Developer Diaries #4 U.S. Warships】

初公開された戦艦ツリー最上位の「モンタナ」

 今回のトレーラーのテーマは「米国艦船」。米国艦船は、クローズドβテストにも登場するが、技術ツリーは駆逐艦、巡洋艦、空母の3艦種のみとなっている。これに対して、今回新たに公開されたトレーラーでは、オープンβテスト以降に実装されるとおぼしき4つ目の技術ツリー「戦艦」が追加されている。

 戦艦ツリーはTier3からスタートし、甲板が木製のミシガンから、アーカンソー、ニューヨーク、ニューメキシコ、コロラド、ノースカロライナ、アイオワ、そして計画のみで終戦を迎えたモンタナと、州名を付ける命名規則に従った歴代の名戦艦がラインナップされている。

 そして戦艦ツリーの頂点に君臨するのが、第二次世界大戦中に建造計画が立てられた艦級「モンタナ級」の1番艦「モンタナ」となる。計画ではパナマ運河が通航限界を超えた超弩級戦艦として、日本海軍の新型艦(大和級)との決戦に投入される予定だったが、実際にはWWII開戦後に小艦艇の需要の高まりに応じるために、建設計画そのものが破棄され、起工すらしないまま建設計画がキャンセルされた“IF艦船”のひとつ。

 トレーラーでは、計画のみで終了したモンタナをゲームで蘇らせる取り組みが紹介されている。主砲はアイオワ級の50口径40cm3連装砲塔が3基に対してモンタナは4基搭載し、最高の打撃力を誇る。前後に2基ずつ主砲を備えたモンタナは、大和とはまた違った優美さを称えており、バランスのよいシルエットが特徴的。大和との直接対決が楽しみな艦艇だ。

 なお、空母ツリーについては、クローズドβテストのエセックスがTier9となり、Tier10には新たにミッドウェイがラインナップされることも明らかにされている。ミッドウェイは、WWII終了後に完成した最上段甲板に対して斜めに着艦用の飛行甲板を備えたアングルド・デッキを採用した初の米空母で、現代の原子力空母の原型ともなっている。今回はまだ技術ツリーにその名が確認できるレベルで、ゲーム内の映像は公開されなかったが完成が楽しみな艦艇だ。

【スクリーンショット】

(中村聖司)