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文化庁、過去作品を網羅した「メディア芸術データベース」を公開

ゲーム分野は約3万5千タイトルを登録

3月17日 公開

 文化庁は、マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアートの作品情報や所蔵情報を整備した「メディア芸術データベース(開発版)」のサイトを公開した。

 「メディア芸術データベース」は、メディア芸術作品などの保存と活用を促進するためのデータベース。誰でも閲覧が可能で、対象はマンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアート作品。マンガは、単行本・雑誌が約33万冊、アニメはTV放映・劇場版・OVAが約9千タイトル、ゲームは家庭用・アーケード・PCゲームが約3万5千タイトル、メディアアートはメディアアート・現代アート関連の展覧会やイベント等が約1万件が登録されている。内容は随時更新、追加予定。

 ゲーム分野では、家庭用ゲームは1983年から2014年9月までに発売されたタイトル、アーケードは1972年から2013年までに発表されたタイトル、「PC-8801」対応ソフトの情報が登録されている。検索機能としては、タイトル名で作品を探すことができるほか、詳細検索では、プラットフォーム、ジャンル、パブリッシャー、発売年月日を指定して検索できる。

(安田俊亮)