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ゲーミングPC「GALLERIA」、Steamクライアントをプリインストールへ

先着300名にWebmoneyをプレゼントするキャンペーンを実施

3月11日開始

 サードウェーブデジノスは、ゲーミングPCブランド「GALLERIA」において、ValveのPCゲーム配信プラットフォーム「Steam」のクライアントを3月11日受注分よりプリインストールして出荷することを発表した。プリインストールの対象となるのは、ゲーム推奨モデルを除く全「GALLERIA」モデル。「GALLERIA」全出荷分の過半数が「Steam」Readyモデルとなる。

Steamクライアントプリインストールモデルに張られるシール

 「Steam」は、会員数1億5000万超、販売ゲーム4500タイトル以上を誇る、世界最大のPCゲーム配信プラットフォーム。

 サードウェーブデジノスでは、「GALLERIA」の魅力を高めるために、Valveと業務提携し、Steamの日本展開を担当しているデジカと協業して、SteamクライアントをGALLERIAに搭載し、新PCからワンストップでSteamでゲームが楽しめる環境を構築する。

 GALLERIA Loungeで行なわれた発表会では、デジカの代表取締役社長ジャック・モモセ氏が登壇し、今回の提携を喜ぶと共に、「今後も引き続きPCゲーマーを増やすお手伝いをしたい」と抱負を語った。

 デジカの日本でのSteamの役割は、クレジットカード以外の課金決済手段を独自に用意したことにある。2014年に開発した課金決済API「Komoju」を、Steamクライアントの日本語版に搭載し、日本のユーザーに対してWebMoney決済やコンビニ決済、銀行振り込みなど従来のクレジットカード以外の様々な決済手段を提供している。

 また、Steamはパブリッシャーとしても活動しており、「A列車で行こう9」(アートディンク)など105タイトルを国内外にリリースしており、今後も引き続き国内ユーザーに対して日本語対応タイトルを順次リリースしていく方針だという。

 Steamクライアントプリインストールマシンには、専用にデザインされたシールが貼られるという。プリインストールされたSteamクライアントは、ダウンロード入手するものとまったく同じということだが、Steamユーザーには嬉しい施策と言える。

 サードウェーブデジノスでは、WebMoneyとコラボレーションし、Steamキャンペーン対象モデルを購入したユーザー先着300名に、500円のWebMoneyをプレゼントするキャンペーンを実施する。期間は本日3月11日から規定数に達するまで。対象モデルは、GeForce GTX 980を搭載したハイエンドモデル「GALLERIA XG」と、GeForce GTX GTX 970
を搭載したハイスペックモデル「GALLERIA XF」の2機種。いずれもゲーム推奨モデルは対象外となる。主なスペックは以下の通り。

GALLERIA XG

・CPU:Core i7-4790プロセッサー
・チップセット:Intel H97
・メインメモリ:DDR3 8GB(DDR3 SDRAM、4GB×2、最大32GB)
・グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 980 4GB
・ストレージ:2TB HDD(SATAIII接続、6Gbps)
・光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
・OS:Windows 8.1またはWindows 7 Professional
・価格:179,980円(税別)

GALLERIA XF

・CPU:Core i7-4790プロセッサー
・チップセット:Intel H97
・メインメモリ:DDR3 8GB(DDR3 SDRAM、4GB×2、最大32GB)
・グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 970 4GB
・ストレージ:2TB HDD(SATAIII接続、6Gbps)
・光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
・OS:Windows 8.1またはWindows 7 Professional
・価格:149,980円(税別)

(中村聖司)