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Androidのアプリを家のテレビの大画面でプレイ。「Nexus Player」を2月27日に発売!
「Android TV」を初めて搭載
(2015/2/26 15:15)
ワイモバイルは、「Android TV」を初めて搭載し、テレビに接続しAndroid端末のアプリやコンテンツを楽しめるメディアプレーヤー「Nexus Player」を2月27日に発売する。価格は12,800円(税別)。販売はワイモバイルショップ、および量販店のワイモバイルコーナーで行なわれる。
「Nexus Player」は、Android OSを搭載したメディアプレーヤーで、テレビのHDMI端子に接続するだけでYouTubeやHuluといった映像サービスやGoogle Playなどのインターネットコンテンツ、ゲームなどのAndroidアプリを楽しむことができる。
操作は付属のリモコンを通じて行ない、カジュアルなゲームであればリモコンのみでプレイすることも可能。リモコンにはマイクが装備されており検索ボタンを押すことで検索モードに入り、マイクに向かって検索したいワードを話すと、検索結果をテレビ画面に表示してくれる。
また、Bluetooth対応のゲームコントローラーが4,980円(税別)で販売され、「Nexus Player」の背面にあるボタンを押しペアリングを行なうことで、コントローラーでもメニュー画面の操作やゲームのプレイも楽しむことができる。ただしコントローラーにマイクは装備されておらず、音声による検索を利用することはできない。
ストレージは8GBで、SDメモリカードなどによる追加はできないという。サイズは120×120×20mm(横×奥行き×高さ)で、重量は235g。CDサイズで手のひらに収まる大きさとなっている。
会場に置かれたデモ機では、ダウンロードされたゲームは「TVリモコン ゲーム」、「ゲームパッド向けカジュアル」、「ゲームパッド向けアクション」とデバイスによる区分けで表示されており、コントローラーを使用しバンダイナムコゲームスの「SOULCALIBUR」をメニュー画面から選択しプレイしてみたが、特に不自由なくプレイすることができた。
サーバー側にセーブデータを保管するゲームが多いので、外出先ではスマートフォンでゲームを楽しみ、帰宅したら続きはNexus Playerを使い大きなテレビ画面でゲームの続きを楽しむことができる。
発表会ではワイモバイルのエリック・ガン代表取締役社長兼CEOが「家庭で1番大きなスクリーンであるテレビ画面に映画やゲームなど映像を美しく映し出す。ゲームは大きな画面でより没入感が増す」とコメント。Google Play アジア太平洋地域統括副社長のクリス・ヤーガ氏も「電源を入れ、テレビのHDMI端子に接続し、Wi-Fiに繋げれば楽しめる」と手軽さをアピールした。
販売はワイモバイルショップ、および量販店のワイモバイルコーナーなどソフトバンクグループでのみ行なわれる。発売と同時に各種キャンペーンも実施され、スマートフォンの「Nexus 6」をMNPで購入した人を対象に「Nexus Player」を無料で提供する。またAQUOS CRYSTALに機種変更したユーザーにも無料でプレゼントされる。さらに、Googleとのタイアップで「Nexus Playerをはじめようキャンペーン」を開催。Google Playで使用できる2,000円分のコードがプレゼントされる。
コンテンツサービス業者との連携も今後強化。映像配信の「GYAO!」や「U-NEXT」といったサービスが今後は対応していく。