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クルーズ、韓国法人CROOZ Koreaを事業譲渡

今後のグローバル戦略は日本とアメリカに集約

2月6日発表

 クルーズは2月6日、同社の韓国法人CROOZ Koreaの株式の一部を譲渡し、連結対象から外すことを明らかにした。譲渡価額は5,500万円。

 株式譲渡の理由は、韓国ゲーム市場の競争が激化する中で、プロモーション費用の高騰などにより、満足できる結果が残せず、CROOZ Koreaに継続投資していくべきではないと判断したため。平成26年3月期の売上高は2億3,669万円で、営業利益は4,870万円の赤字。

 譲渡先は、CROOZ Korea現代表理事の呉哉昊氏で、同社の株式86%を5,500万円で譲渡する。譲渡後は、クルーズの連結子会社から外れるものの、今後も引き続き韓国との事業パートナーとして協力関係を維持していくとしている。

 今後のグローバル展開は、日本とアメリカに機能を集約させ、CROOZ Korea向けの年間2億円相当のコストを日本とアメリカに再配分するとしている。

(中村聖司)