「大逆転 裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」遂に法廷パートの情報を公開

時代は変われど、そこは大審院（現代の裁判所に当たる場所）。またもや大法廷バトルが始まる

　カプコンは現在開発中のニンテンドー3DS用大法廷バトル「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」の最新情報を公開した。発売は2015年を予定しており、価格/CEROレーティングは未定。

　「大逆転裁判」は、明治の日本を舞台にこれまでの「逆転裁判」から世界観を一新。しかし「逆転裁判」シリーズが持つエッセンスは残しており、従来作品のファンはもちろん、これまで触れてこなかった人でも楽しめる作品を目指して制作が続けられている。

　平凡な大学生である龍ノ介はとある事件に巻き込まれ、とある事情で、現在の裁判所にあたる大審院の弁護席に立たされる。“弁護士”の資格すら持たない龍ノ介にとって、なにもかも初めての体験となる。

検事からはペテン師扱いされ、目は泳ぎ、唇は震える極限状態の龍ノ介……。この厳しい状態から物語はスタートする

　そんな龍之介を助けるのが学生弁護士の「亜双義一真」。亜双義の助言を聞き尋問に立ち向かうことになる。「亜双義一真」は、大学生でありながら弁護士にして司法留学生でもある。力強い味方と言えるだろう。

【新キャラクター「亜双義一真」】

帝都勇盟大学の学生で、成歩堂の親友。大学生でありながら、すでに弁護士の資格を持つ才人。当時、まだ近代司法制度が始まったばかりで、低い立場だった“弁護士”という新しい身分を確立させて、日本の司法を革新するべく、大英帝国への留学をこころざす

法廷パート

　裁判では、まず事件関係者の証言から始まる。本作ではいきなり事件の目撃者がふたり、証人として登場。ひとりひとり尋問するのではなく、ふたりの証人に対して同時に尋問できるという。

　彼らを尋問し、証言のウソやムジュンを見つけたらすかさず「ゆさぶる」や証拠品を「つきつける」で追求する。証言が変化したり、真実に繋がる新たな証言が出てくることもある。ふたり同時に証言台にいることで、新たな証言につながることもあるかもしれない。

【つきつける】

軍人らしき人物と、その隣に見える老人のふたりは、どうやら事件の目撃者のようだ。ふたりの証言にムジュンはないか、入手した証拠品や前後の証言をよく見聞きして、ここだ！というところで該当の証拠品をつきつける。失敗すると、右上の5つのマークがひとつずつ減っていき、全てなくなると有罪になる

【ゆさぶる】

証言に目立って怪しいところがない場合、「ゆさぶる」ことで新たな証言を引き出すこともできる。弁護士ではない大学生の龍ノ介には、反射的に「はい！」と大声で遮り、割りこむのが精一杯。「異議あり！」と自信を持って言えるのは、いったいいつ頃のことだろうか……？

「ジャンプフェスタ2015」などに出展

　「ジャンプフェスタ'15」と、全国各地で開催される「モンスターハンターフェスタ'15」に出展することが決定した。名探偵シャーロック・ホームズと新米弁護士・成歩堂龍ノ介が協力して事件の真相をいどむ「共同推理」の部分が体験可能となっている。