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コミックやアニメのような世界観が魅力の「Closers」

ソウルの街を舞台に、スタイリッシュでド派手な戦いを繰り広げる!

11月20日~23日開催



会場:韓国釜山BEXCO

 「Closers」はその“見た目”が魅力的なアクションRPGだ。目の大きなかわいらしい女の子や、細身の少年が、光る剣や魔法の杖、さらには鍛え上げた手足を使って恐ろしい怪物達をなぎ倒していく。

 アレンジされた学生服や、キャラクターが集まる“部室”のようなロビー、「Closers」はMOアクションの「アラド戦記」と似たようなシステムで、「学園モノ」をテーマにしている。日本でも多くのファンを獲得できそうな作品だ。

ソウルを舞台に展開する超能力バトル。次元を超える侵略者に立ち向かえ!

Naddic Gamesで本作のプロデューサーを務めるKeumTae Ryu氏
コンボが繋がるとカットインの演出も

 「Closers」は近未来のソウルが舞台となる。プレーヤーキャラクターは様々な“超能力”を持っており、宇宙から次元の門を通じて地球にやって来たモンスターである「次元種」を退治するために戦っていく。韓国では2014年12月より“プレオープンβテスト”を行なう予定だ。

 キャラクターはカートゥーンレンダリングの日本のアニメを思わせるかわいらしいデザインで、身長の数倍もあるような巨大な武器を振り回したり、床や壁がへこむような攻撃を行なう。アクションの要所要所で決めポーズをするスタイリッシュさも含め、ゲームの「ペルソナ」シリーズや、コミックの「めだかボックス」のような、「超能力学園モノ」ともいわれる、独特の世界観が魅力だ。

 ゲームではダンジョンに当たるフィールドでの戦闘がメインとなるが、空中に奇妙な模様が浮かんだり、剣からものすごい爆風が出たり、手足が何本もあるかのようなエフェクトが出たりと、爽快感と“らしさ”にあふれている。コミックやアニメが好きな人の心を強くつかむ演出が過剰なほどに盛り込まれているのが楽しい。

 キャラクターは戦闘スタイルでデザインや性別がわかれており、アバターで個性を出していく。武器は強化をしていくと光を放つなど、MMORPGとしての“お約束”をきっちり取り入れており、プレーヤーにとって遊び慣れたシステムとなっている。

 本作のフィールドは“現実のソウル”をモデルにしているところも魅力だ。「江南駅」や「九老駅」など、ソウルに実際に存在するランドマークが背景になっており、現実世界で展開する異世界バトルが楽しい。「もし現実の街が怪物達との戦場になってしまったら、そして自分に怪物と戦える能力があったら……」この空想を実現してくれる作品だ。

 本作はさらにPvPでもオンラインゲームのトレンドを取り入れているPvPは“チーム戦”となっており、AOS、あるいはMOBA系と呼ばれる「League of Legends」タイプのシステムとなっている。プレーヤー達はフィールドで動き回るNPCモンスターを活用しながら敵チームを倒し、敵の拠点を破壊していくという。

 「Closers」は公式ページで韓国語に加え、英語と日本語が選べる。ネクソンからアナウンスはないが、日本展開に強い意欲を感じさせる。学園モノMMORPGはファンからも強く期待されているジャンルでアリ、ぜひ日本展開を実現して欲しい。

【Closers:Opening Video】

【会場での撮影】
戦いはとても派手だ

【Closers】
スクリーンショット。このセンスが最大の魅力だ

(勝田哲也)