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「ArcheAge」アップデート「リヴァイアサン」先行体験会in秋葉原 参加レポート
会場に集ったユーザーたちが大海原に棲む巨大な魔獣「リヴァイアサン」に挑む!
(2014/11/17 09:37)
ゲームオンは、Windows用MMORPG「ArcheAge」の大型アップデート「リヴァイアサン」を11月19日に実装する。今回のおもなアップデート内容としては、アップデート名にもなっている太古の魔獣「リヴァイアサン」の登場をはじめ、ゲーム内でも最大級となる「エノア中型帆船」の実装、新エリア「黄金の廃墟」の解放が予定されている。
今回は、実装に先立って11月16日に秋葉原の「e-sports SQUARE AKIHABARA」で開催された先行体験会での発表内容をお届けしていく。
大型アップデート「リヴァイアサン」の概要
公式サイトでも発表となっている当アップデートの情報を簡単におさらいしておく。今回のアップデート情報は、「第1弾 太古の魔獣」、「第2弾 新たな船出」、「第3弾 広がる世界」の3つの項目からなる。
「太古の魔獣」は、「リヴァイアサン」についての情報。新モンスターの「リヴァイアサン」が登場することと、その発見方法についてのヒントが記されている。
「新たな船出」は、史上最大級の帆船「エノア中型帆船」についての情報。この帆船は数十種類におよぶパーツを使い、装備を自由に組み替えて性能をカスタマイズできる。また、変形することで海上戦を有利に運ぶことも可能。なお、本項では幽霊船の存在についても触れられている。
「広がる世界」は、新エリア「黄金の廃墟」や「黒曜石武器」の新派生、「黒曜石防具」のほか、細かなアップデート内容についても解説されている。
会場に集結した50名の選ばれしユーザーたち!
当日の会場には「ArcheAge」のインストールされたPCが50台用意され、そこに抽選を受けて訪れた50名のユーザーが着席。ユーザーはさっそくプレーを開始し、このあとに行なわれる「リヴァイアサン」の討伐のため、港へと集合しはじめる。なお、会場では体験会と同時にインターネット生放送も行なっており、プレーヤーたちが「リヴァイアサン」を探しているあいだに視聴者へ向けてアップデートの説明をする、という流れで開始された。
舞台上ではMCをつとめる大澤彩乃さん、今回のアップデート内容の解説担当である「GMルシウス」こと「ArcheAge」日本運営プロデューサーの石元一輝氏、そして特別ゲストとして人気コスプレイヤーの紗々(ささ)さんが挨拶。その後、ざっと「ArcheAge」の概要紹介がなされた。
新モンスターも登場! 危険だが魅力的な新エリア「黄金の廃墟」
まずは新エリア「黄金の廃墟」について。「ArcheAge」全般に言えることであるが、この場所もまた美しい景観に囲まれているエリアである。広大な地形や本物と見まがうばかりの水面、そこに生えている植物などが自然らしさを演出していて、あらためて本作のグラフィックスのすばらしさを認識させられる。
この「黄金の廃墟」における気候は温帯・乾燥帯。また、エリアとしては中立地域になっているとのことで、敵対勢力との戦いも予想される。もちろん強力な新モンスターも登場するようで、注目のエリアとなることは間違いない。なおこのエリアは、レベル50以上のキャラクターがレベリングを行なうための新たな場所として用意されたとのことだ。
「黒曜石武器」に派生先を追加。さらに新防具として「黒曜石防具」も登場!
これまでにもゲーム内で手にすることができた「黒曜石武器」だが、これに新たな派生先が追加されることになった。第3段階目まではアップデート前と同様だが、第4段階目まで強化した際に、これまでにはない派生の「黒曜石武器」が作れるようになる。
なお、派生を変えることで既存の「黒曜石武器」とは違った追加効果を得られるようになる。プレーヤーにとっては、新たな戦略を編み出すいい機会となる。
さらに、新規の防具として「黒曜石防具」が登場。これまで本作の製作防具は、すべて同系統の防具で統一すると「セット効果」として何らかの効果が得られるのが主流だった。しかし、「黒曜石防具」は製作防具でありながら、1部位を所持するだけで何らかの効果を得ることができる強力な防具であるようだ。
これだけ強力なこともあってか、キャラクターのレベルが最低でも50前後でなければ「黒曜石防具」の入手は難しいとのこと。しかし、入手の困難さに見合った内容のものであることも間違いないだろう。
「生活衣装」、「ハウジング家具」、「目標/実績」などの新&追加要素も盛りだくさん
本作は戦闘一辺倒のゲームではなく、ゲーム内でさまざまなことができる自由度の高さも売りのひとつになっている。今回のアップデートでは、それらに関連したコンテンツも数多く導入・追加されていることが発表された。
新たな防具「生活衣装」は、部位別に複数の熟練度効果を得られる特殊な防具。これを強化すると、より高い熟練度を得られるとのこと。たとえば、ハットだと工芸、裁縫、芸術、アーマーなら武器、建築、伐採、探検といった熟練度がアップするようだ。
それ以外にも、インテリアである「ハウジング家具」、プレーヤーの指標およびやり込みの度合いがわかる「目標/実績」の用意、「グライダー」、「船舶」、「車」の新種が追加されるなど、数多くの追加内容を見ることができた。
追跡から1時間が経過。「リヴァイアサン」討伐の行方は……?
解説が一段落したところで、会場のユーザーで編成された「リヴァイアサン」討伐隊の様子が伝わってきた。じつは「リヴァイアサン」の捜索開始から1時間が経過してもなお、その発見に至っていないようだ。
ただし、新コンテンツのひとつである「幽霊船」が発見できているとのことだったので、ひとまずそれを見よう、という流れになる。そのとき、偶然にも船の前に「リヴァイアサン」の影がよぎった。沸き立つ会場! GMキャラクターが懸命にその後を追ったが、最後は船を破壊されてしまい、時間の兼ね合いからインターネット生放送中の交戦は断念することとなった。
インターネット生放送の視聴者にとっては残念な結果ではあったが、「リヴァイアサン」の攻略がいかに難易度の高く、挑戦しがいのあるコンテンツであるかの証明ともなったのではないだろうか。
サプライズ発表! 新サーバー「Orchidna(オーキッドナ)」がオープン
「リヴァイアサン」という大物は逃してしまったが、ここで前「ArcheAge」プロデューサーであり、ゲームオン第一事業部長の野田真央氏が登壇。「ArcheAge」ユーザーに向けたお礼と本作の成り立ち、今後の抱負などが語られた。
そして最後に控えていたのはサプライズの発表で、アップデートに合わせて第7の新サーバーとなる「Orchidna(オーキッドナ)」がオープンするという。しかも、このサーバーは他のサーバーとオークションがつながっていない。
これは、「Orchidna」にてプレーする際には他サーバーからの資金流入がないため、誰もが完全に新規参加になることを意味している。このサーバーの登場には会場も視聴者も驚きを隠せなかったようだ。
その後、視聴者限定プレゼントなども行なわれ、大型アップデート「リヴァイアサン」先行体験会は大盛況のうちに幕を閉じた。既存のユーザーにはもちろんだが、新規ユーザーにもうれしい情報が発表された今回の体験会。もし未体験であるなら、これを機に「ArcheAge」の世界へと踏み込んでみてはいかがだろうか。
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