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UBIDAY2014、アサシンが敵! 「アサシン クリード ローグ」を体験
「アサクリ」プレーヤーほど知識を活かせる、アサシンを“狩る”異色最新作
(2014/11/2 18:23)
UBIDAY2014では、「アサシン クリード ユニティ」のほかに「アサシン クリード」シリーズとしてもう1本、「アサシン クリード ローグ」が体験できた。
「アサシン クリード ローグ」は、シリーズで初めて「テンプル騎士団」側の物語が体験できる「アサクリ」シリーズの最新作。元アサシンで現アサシンハンターのシェイが主人公という、シリーズでは異色の物語が展開される。
多彩な攻撃手段と「元アサシン」の知識でギャング団を壊滅!
今回体験できたのは、アサシン教団のロゴが描かれた旗を掲げる「ギャング団」を撲滅するというミッション。ミッションでは、ギャング団の持つ毒物の樽を3つ破壊すること、旗を切り落とすこと、そしてリーダーを暗殺することが目的として掲げられていた。
操作としては他の「アサシン クリード」と大きくは変わらないのだが、シェイはアサシンブレードだけでなく、銃やボウガン、グレネード弾のような爆弾と様々な武器を扱う。ギャング団の領地は敵だらけとなっており、内部に潜入するには邪魔な敵を眠らせたり殺したりしながら道を切り開かなければならない。
他シリーズと同様、敵はかなり強いので、敵に見つかって囲まれてしまうとほぼ勝ち目はない。できるのであれば1人ずつ、確実に仕留めていくのがセオリーとなるだろう。
またミッションの中では「リーダーの暗殺」が本作を象徴しており、具体的には暗殺の対象が「アサシン」となっている。
リーダーの動きを見ていると、建物をよじ登ったかと思えば素早くフィールドを走り回り、かと思えば草むらに身を潜めたりと、過去シリーズでプレーヤーが行なっていたアサシンアクションをNPCが存分に使ってくる。
このリーダー、こちらの姿を確認すると早い逃げ足ですぐ逃げてしまうし、追いかければ兵士が気付いて騒ぎが大きくなってしまうし、非常に厄介な存在だ。プレイ中はまともにやりあっても仕方がなさそうだったので、歩きまわるルートを予測して物陰に隠れ、出会い頭にアサシンブレードの一閃をお見舞いするという方法でなんとか暗殺に成功した。
面白いのは、本作は「アサクリ」シリーズのファンであるほど「アサシン」ならこう動くという予測が立てやすいという点だ。今作では主人公は“元アサシン”という設定があるが、これまでに「アサクリ」シリーズをプレイした人なら“元アサシン”としての知識を活かして暗殺に役立てられるというわけだ。
本作はプレイステーション 3専用ということで「アサシン クリード ユニティ」に比べてしまうとグラフィックス的にやや難ありといった感じだが、プレーヤーにも馴染みのあるアサシンが敵となる設定は変わっていて新鮮なので、「アサシン クリード ユニティ」とあわせて本作もまた注目しておきたい。